Skål

サッポロから出た復刻版ビール、焙煎生ビール。 こうした復刻版が出る前に、消費者に「復刻してほしいビール」のようなアンケートをとって、それを反映して出たビールだ。こうしたサッポロのファンを大切にする姿勢は、非常に尊敬します。（ちなみに私は、この時後に発売する事になった「＜復刻＞サッポロ缶ビール」に一票入れた記憶があります） このビールは焙煎とあり、琥珀色と香ばしい焙煎麦芽の味が特徴。 苦味も強く、なかなか美味しい。 周りで飲んでいた友達にも、なかなか好評なビールでした。 また、こういう企画をやってください、サッポロさん！ ●○Sapporo Baisen○● Brewery: Sapporo Brewery Location: Tokyo(Sapporo), Japan Website: http://www.sapporobeer.jp/ ★★★☆☆☆

翌日は朝から雨模様でしたが、街の中ををぐるっと散歩する事にしました。 ヴェネツィアの街はホント入り組んでいて、路地裏好きにはたまりません。  一日中ひたすら歩いていたのですが、全く飽きません。 但し、ホントに迷路みたいなので、方向感覚をたまに失い、 結果的に迷う事もしばしば。 地理感覚を掴むまで相当時間がかかります。 しかしまぁ、こんな古い町並みが現存しているというのは本当に素晴らしい事ですね。 地球温暖化による水面上昇により、冠水等の被害を度々受けているヴェネツィアですが、 数百年先も残しておきたい風景です。 さてさて、ビールはイタリア第二弾。 Gasthaus Premium beer と、表示的に見るとイタリア語は全くないが、 どうやらこれもイタリアビールらしい。 Web上で色々探して見ても、情報が見当たらない。　 ( 再び調査をしてみると、どうやらイタリア北部のPedavenaで生産しているようです) 因みに、イタリアビールの大瓶は、ドイツ等と違って660ml。まさに小瓶〈330ml〉の2倍というわけだ。 このGasthausはPremiumと謳っているが、味は軽くそれほどプレミアムの重みを感じない。 うーむ、まぁまぁかな。 ひとまず、スージー(純ジャパ)がPalmaで買ってきたハムとチーズ〈所謂パルミジャーノ〉がうますぎる。 ワインがやっぱ合う。 ●○Gasthaus Premium beer○● Brewery: fabbricadipedavena Location: Pedavena,Italy Alcohol: 4.7 %

イタリアにやってきました！ 2010年2月にイタリア/スイス/ドイツを訪問したので、その時出会ったビールを紹介したいと思います。 成田空港からミュンヘン経由で一途ヴェネチアへ。イタリアは10年振りで、かつヴェネチアの街は初めてですので、テンションが上がります。 空港に着陸する直前、遠目に美しいヴェネツィアの街並みを見ることができ、あまりの美しさに感動！ 空港からは中央駅まではバスで向かいますが、着いたとき、今までのヨーロッパの街にはない感覚が！ ここはテーマパークか！はたまた、中世の街並みなのか！ 夕景に佇む旧市街は、町全体がテーマパークのように幻想的で、中世の世界に迷い込んだ気分の中、ホテルを目指しました。 一度ホテルでチェックインした後、街をぶらぶらして、夕飯を調達しに行く事に。 夜でも人通りも多くて賑やかな雰囲気です。 それにも本当に美しい街でびっくりしました。 とりあえずピザを一切れ調達して、ホテルに戻りました。 今回紹介するのはSplügen。イタリアで飲んだ初のイタリアビール。 イタリアにはmoretti〈モレッティ〉やPeroniのように、明らかイタリア語名のビールがある一方、 このSplügen〈シュプリューゲン〉や、などの様にドイツ語名由来のものも多い。 北イタリアの山間部ではドイツ語が話されている地域もあるし、ビールといえばドイツで、そうしたドイツ語風な名前の方が、当時はイメージが良かったのかもしれない。 このSplügenは、現在はCarsbergの傘下。さらに言えば、イタリアビールPoretti〈ポレッティ〉の一ブランドであるようだ。1877年にAngel Porettiにより設立された醸造所だとか。ミラノ北部にあるValgannaが地元だ。 味はと言うと、少し軽い。どちらかというと日本で飲むラガービールのような味であった。 味はともあれ、これからどんなビールに出会うか楽しみだ。もとより、イタリアといえばワインだけど・・・ ●○Splügen○● Brewery: Poretti brewery〈Carsberg〉 Location: Via Olona Alcohol:4.5% Website:

アサヒゴールド。 サッポロビールで復刻ビールが相次ぐ中、アサヒでも「復刻版」ビールが販売されました。 パッケージはなんともレトロな感じで、発売当時の昭和30年代を髣髴させます。 こうした品が店頭に並ぶって言うのは、なんともいいものです。 味は軽めなビール。そこまで好きな味ではありませんでしたが、こうして復刻ビールを出して、ビール好きを楽しませてくれて非常にありがたいですね。 ●○Asahi　Gold○● Brewery: Asahi brewery Location: Tokyo, Japan Website: http://www.asahibeer.co.jp/ ★★☆☆☆☆

日本のイタリアンレストランに行くと、よく置いてあるのがMoretti。 樽生で提供している店もあり、日本で一番有名なビッラ・イタリアーナだろう。 イタリアでもビールの生産が比較的盛ん？なイタリア北東部のフリウーリ地方のUdine(ウディーネ)で誕生したのがMoretti(モレッティ)。 現在ではUdineの工場はCastelloに売却されており、Heinekenの傘下となっている。 味はイタリアビールの軽い喉越しの中にも、モルトの味が広がり、なかなか美味しい。 パスタなんかと飲んだら美味しい気がする。 ●○Moretti○● Brewery: Heineken S.p.A Location: Udine, Italy Website: http://www.birramoretti.com/ ★★★☆☆☆

Anton Dreher。ビール好きなら一度は聞いた事のある名前だ。 Lagerビールの生みの親とも言われる、オーストリアの醸造家だ。 ちなみに父親であるFranz Anton Dreherは、先月紹介したオーストリアビール「Schwechater」を経営していた事でも知られる。 Anton Dreherは、ヨーロッパの至るところの醸造所のオーナーであったそうで、ボヘミアやハンガリーの醸造所、さらにはその息子がトリエステの醸造所を購入した。 そのトリエステの醸造所が、今日のDreher醸造所であり、今なお多くの人に親しまれているわけだ。 (因みにハンガリーにある同名のDreher醸造所も、Anton Dreherに由来するのではないかと思う) 味は典型的なイタリアビールで、軽い印象があるが飲みやすい。 イタリアビールだが、歴史を紐解けば、オーストリアのビールが息づいているビールなのかもしれない。 ●○Dreher○● Brewery: Heineken Italia S.p.A Location: Pollein(or Triest), Italy Website: http://www.dreher.it/ ★★★☆☆☆

ラベルに女性の顔が載っているMorena。ラテン系っぽい大胆さがなんとも印象的だ。 イタリアのビールは、特にドイツ語圏近い北部で多く生産されている印象が強いが、このMorenaはイタリア南部のバラジャーノのビールだ。 味は、少し軽めのビールといった感じ。前回紹介したCastelloに比べると少し物足りない気がした。 イタリア南部は行った事がないから是非行ってみたいなぁ。ご飯も美味しそう。。。 勿論それまでにイタリア語学習をしていくと数倍面白いだろう。 ●○Morena○● Brewery: Tarricone S.p.A. Location: Baragiano, Italy Alcohol: 4.6% Website: http://www.birramorena.com/ ★★☆☆☆☆

2月にイタリアに行ってきます。 その前に、今まで飲んだイタリアビールを紹介。 昔飲んだやつなので、ラベルしか残っていないので、ラベルだけ写真UPします。 まずはCastello Premium。 Castelloは英語でCastleを意味。ラベルには名前の通りお城が描かれている。 下面発酵のこのビールは、おいしいLagerビールで、すっきりとした味わいの中にも、 ヨーロッパビールらしい、豊かな味わいを感じる。 ヴェネツィアとトリエステの中間にあるSaint George di Nogaroで生まれたこのビールは、現在はPedavenaのグループに属しているようだ。 現在もフリウーリ地方のビールとして名を馳せていて、ラベルにもBirra Friulana(フリウールのビール)と記載されている。 ちなみにフリウールでは、フリウリ語なるものが残っているそうで、言語好きとしては非常に興味深い言語だ。 話は逸れたが、下記が今回のビールレビュー。 ●○Castello Premium○● Brewery: Beer S.p.A Castle Location: Friuli-Venezia Giulia, Italy Website: http://www.birracastello.it/ ★★★☆☆☆