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Umenishiki Blanche

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 先週は東京にようやく春が来たという感じでした。 そして世間はGWへ突入。  数日寒い日が続いたからか、八重桜も新緑と混在して元気に咲いている。 今回紹介できる最後の梅錦シリーズは「Blanche(ブロンシュ)」。 ベルジャンウィートタイプの白ビールで、何より特徴的なのが使われている原材料。 普通、ベルジャンウィートというと、オレンジピールなどを副原料として用いる事が多いが、この梅錦のブロンシュは、オレンジピールの代わりに、地元産の「愛媛県産伊予かん」の皮を使っているのだ。ご当地の名産品をうまく使用した商品で、素晴らしい。 伊予かんピールやコリアンダー等の副原料の味がそこまで強くないので、飲みやすい。 また、酸味よりか甘みの方が強く、どんどん飲んでしまえる。 爽快感があり、夏に飲むと非常に良い。 ●○Umenishiki Blanche○● Brewery: Umenishiki Yamakawa Location: Shikoku-chuo, Japan Website:http://www.umenishiki.com/ ★★★★☆☆

Fürst Wallerstein

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 皇居に咲く桜。 葉桜にはなっていますが、まだまだ東京の桜は元気。 今日はドイツビールを紹介。 Fürst Wallerstein。直訳すると「ヴァラーシュタイン公」。 バイエルンとバーデンヴュルテンブルク州の境にあるWallerstein(ヴァラーシュタイン)で醸造されているビールだ。ロマンチック街道の観光都市の1つであるNördlingen(ネルトリンゲン)に程近い。 このビールも日本で購入する事ができ、家庭で味わえる。 今回飲んだのはHefe Weizen(ヘーフェ・ヴァイツェン)。 普通のヴァイツェンかと思ったが、濃厚な味わいの中にも癖がなく非常に飲みやすい。美味しかったので思わず一気に飲み干してしまった。また購入して飲みたい。 ●○Fürst Wallerstein○● Brewery:Fürst Wallerstein Location: Wallerstein, Germany Purchase Possibilities in Japan: ○ Website:http://www.fuerst-wallerstein.de/ ★★★★★☆

Umenishiki: Aromatic Ale

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今回紹介するのは、前回に引き続いてUmenishikiのAromatic Ale。 元々フルーティーな味があるエールだが、梅錦のエールはフルーティーさが際立ち芳醇な味わいがある。さすが「アロマティック」エール。苦さもあるが、甘さも感じられるので、エールが苦手な人にも非常に満足した味わいが楽しめると思う。 ●○Umenishiki Aromatic Ale○● Brewery: Umenishiki Yamakawa Location: Shikoku-chuo, Japan Website:http://www.umenishiki.com/ ★★★★☆☆

Umenishiki: Weizen

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先週の土曜日は皇居周辺をぶらり。 東京海上ビル(写真中央)は有名建築家・前川國男の作品。丸の内の美しいビル群の中でも一際目を引く美しい建物です。  そして皇居。新旧混在する東京。素晴らしい街だなぁ。 さて、今日紹介するのはまたまた四国のビール。 四国中央市にある梅錦。明治五年創業の老舗酒造屋である。 1994年に地ビール製造が解禁されてから、日本各地で地ビールの生産が盛んになっているが、醸造元には主に二つの形態に分かれている。 老舗酒造メーカーが地ビール製造をしている場合。(梅錦・木内酒造・黄桜など) 地ビールのみで新規に始めた場合。(ベアレン・富士桜・エチゴビールなど) 今回紹介する梅錦は、1のタイプで平成7年より地ビール製造を開始した。 現在発売されているのは以下の5タイプ。 Pilsner(ピルスナー) Bock(ボック) Weizen(ヴァイツェン) Aromatic Ale(エール) Blanche(白ビール)  今回購入したのは下の3つのビール。今日紹介するのは Weizen から。 味は本格的なWeizenで、甘み・フルーティーな香りがしっかり感じられて非常に飲みやすい。 日本で醸造されるWeizenはどれもなかなか美味しく、毎回満足出来る。値段がもっと安かったらと願うばかり。 ●○Umenishiki Weizen○● Brewery: Umenishiki Yamakawa Location: Shikoku-chuo, Japan Website:http://www.umenishiki.com/ ★★★★★☆

銀河高原ビール:白ビール

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先日友人と東京駅のTOKIA内にある「錦」に行って来ました。 TOKIA内のレストランは、物価の高い丸の内の中でも比較的リーズナブルであるため、度々食べに来るのですが、錦も今回が二回目。前回は昼時に来ました。 今回食べたのは和牛上ロース定食。 肉には脂がしっかりのっていて、なかなか美味しかったです。 TOKIAには定食が食べれる店のほかにも、飲み屋などもあるので意外にお勧めです。 さて、今日紹介するのは銀河高原ビール。間違えなく日本一有名な地ビールメーカーのうちの1つである。 岩手県にあるこの醸造所は1996年創業。銀河高原麦酒のこだわりは、何と言ってもヴァイツェンにこだわっているところであり、ペールエールを除く主なラインナップは全てヴァイツェン系だ。 そういったこだわりに加え、こだわりに見合ったビールを醸造しているところも、私が銀河高原を好きである理由のひとつ。現在のラインナップは以下の通り。 ヴァイツェン(チルドタイプ) 小麦のビール ペールエール 白ビール(ベルジャン・ウィート) 今回紹介するのは中でも「白ビール」。 数量限定で発売されている白ビールは、ドイツのヴァイツェンではなく、ベルギーのベルジャンウィートタイプ(ヒューガルテン等)のビールである。普通はコリアンダーやオレンジピール等を副原料としてあしらうが、銀河高原ではそれらを一切用いず柑橘系な味わいを実現しているそうだ。 そんなこだわりがあるため、癖のあり過ぎないベルジャンウィートで、非常に飲みやすい。 どちらかというと、ドイツのWeizenに味が近い気もするが、非常に美味しくのみごたえがある。 さすがは銀河高原。期待を裏切らない。 ●○Ginga-Kogen, White beer○● Brewery: Ginga-kogen Brewery Location:Iwate , Japan Website:http://www.gingakogenbeer.com/index.html ★★★★★☆

Kirin Lager×4

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最近毎年、限定で発売されているKirin Lager復刻版。 「明治のラガー」「大正のラガー」と、各時代のラガーの味が忠実に再現されているそうで、毎年楽しみにしている味です。 レギュラーでも、キリンビールでは常に「キリン・クラシックラガー」と「キリンラガー」の2種類が発売されていて、クラシックラガーに限っては昭和40年代頃の味を再現しているそうだ。 つまり、上記限定ビールが発売されている間、「明治」「大正」「昭和」「平成(現在)」のラガーを一気に飲み比べが出来るということで、非常に面白い。 飲み比べをすると、それぞれの味の違いがよくわかる。 明治のラガーは、4つの中でも特に甘く、濃厚な味。 大正は、甘さよりか苦さが目立ってきていて、クラシックになるとその苦味が一層際立つ。 同じラガーでも年代によってここまで変わるのかと、驚かされる。 100年の間に、日本人の味覚・食生活も大きく変化した事を物語っているようだ。 ●○Kirin Lager○● Brewery: KirinBrewery Location: Tokyo, Japan Purchase Possibilities in Japan:○ Website: http://www.kirin.co.jp/ Meiji:★★★★☆☆ Taisho:★★★☆☆☆ Classic:★★★★☆☆ Lager:★★★☆☆☆

Wieselburger

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街の中にアートあり。 電車の駅にアートあり。 東急多摩川線の1つ1つの駅は、「多摩川アートライン」の一環として、駅の既存のものを利用して、アートが施されています。 例えば沼部駅のベンチ。今ではあまり見られなくなった木製の長いすも、アーティスティックな一作品に。一つ一つの駅に施されているので、電車の中から見ていても面白い。 さて、今回のビール紹介。 オーストリアのWieselburg(ヴィーゼルブルク)にあるWieselburger(ヴィーゼルブルガー)。 Kaiser(カイザー)というオーストリアビールもここで作られており、こちらは日本でも購入可。 今回飲んだのはWieselburger Gold。味はオーストリアビールの中ではやや軽いものの、モルトの味もしっかり感じられ美味しい。夏場に、テラスで飲むには最適のビールだ。 ●○Wieselburger:Gold○● Brewery: Brauerei Wieselburg Location: Wieselburg, Austria Purchase Possibilities in Japan:× Website: http://www.wieselburger.at/ Alt:★★★★☆☆

道後Beer

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しつこくも続く、四国旅行編の写真。 四国から地ビールを沢山買ってきたため、せっかくなのでレビューにあわせて。 上の写真は宇和島の「かどや」さんで食べた鯛めし。 宇和島名物の鯛めしですが、やはりうまい。 つい数年前まで、渋谷にも「宇和島」という鯛めし屋があって、本格鯛めしが安くて美味しい店があったのですが、残念ながら閉店してしまったみたいですね。残念。 ついでに宇和島名物のじゃこてんも。 さて、今回飲んだのは、松山道後の「道後Beer」。 地元の水口酒造で製造されている地ビールで、ケルシュ・アルト・スタウトの3種類が発売されている。 今回購入したのは、スタウト。 非常に濃厚な味わいで、スタウトの中でも特に苦味が強い。 そして濃厚。 苦味が苦手な人にはきついが、なかなか美味しかった。 ●○道後Beer:Stout○● Brewery: Mizugichi Brewery Location: Matsuyama, Japan Purchase Possibilities in Japan: ○ Website:http://www.dogobeer.co.jp/ ★★★★☆☆

Cristal

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東京に残る昭和。 そんな風景を探すのが非常に好きなので、カメラ片手に東京中を駆け回ってます。 渋谷にある宮益坂ビルは、昭和28年の建築物。 完成当時は、渋谷でも随一の高層ビルで、非常に目立つ存在だったが、今では多くの高層ビルに囲まれて、その存在は希薄。 なくならないでほしい存在ではある。 さて、今回紹介するのは南米ペルーのビール。 Cristalという名のラガータイプのビール。 味は比較的軽めで、さらっとした味わいが特徴。 個人的には少しもの足りないものの、南米のビールが東京で飲めるとはなんともすごい。 ●○Cristal○● Location: Peru Purchase Possibilities in Japan:○ Website: http://www.cristal.com.pe/ Alt:★★★☆☆☆

Zillertal

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オーストリアのチロル地方にある谷、Zillertal(ツィラータール)。このツィラータールでZillertal Bier(ツィラータールビア)というビールが醸造されている。 チロル地方では知られるビールであるそうで、この珍しいビールは日本でも購入可能だから嬉しい。(2010年4月現在) ラインナップも豊富で、 Schwarzes Premium Classe(黒ビール) Pils Premium Classe(ピルスナー) Weißbier hell mit feiner Hefe(ヴァイツェン) Weißbier dunkel(ヴァイツェン黒) Dunkel Edel gereift(熟成黒) Märzen Edel gereift(メルツェン) Gauder Bock Edel gereift(ボック) Radler fruchtig frisch(ラドラー) が主に発売されている。日本では Schwarzes Premium Classe と Weißbier hell mit feiner Hefe が購入可能だ。今回2本とも飲んでみたのでレビューを書いてみたい。 まずは Weißbier hell mit feiner Hefe(ヴァイツェン)。   ヴァイツェンの中でも爽快感がそこまでなく、どちらかというと濁り気の強い味がする。 ただヴァイツェンの場合、保存期間・状態により、味が変化するものだと思っているので、一概に味は決め付けられないが、今のところは星3つ。 しかしながら、今回注目なのはなんと言っても Schwarzes Premium Classe(黒ビール)。 久々に飲んだ、非常に美味しい黒ビール! ロースト麦芽の香ばしい匂いに加え、黒ビールならではの甘みが非常にきいていて、なんとも美味しい黒ビールに仕上がっている。 これは久々の6つ星。オーストリアのGösserの黒、ドイツ・ゲルリッツのPupen Schultzes Schwarzesに続く、お気に入りの黒ビールになりそうだ。 また買いに行こう。 ●○Zillertal○● Brewery: Zillertal Bier Location: Zillertal, Austria Purchase Possibilities in Jap

独歩ビール:White Chocolate

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岡山にある宮下酒造が手がける地ビールブランド「独歩ビール」。 ドイツタイプのビールを中心に製造しており、その種類も様々。 普通のビール以外にも、スィートビールも手がけているようで、今回はWhite Chocolateを飲んでみる事に。 色を見る限り、普通の白ビールといった感じだ。しかしながら、味は完全にホワイトチョコレートの味が利いている。 なかなか甘いので、食事と一緒にとる事はお勧めできない。 ザンクトガレンのスィートビールのように、もう少し甘さを抑えた方が個人的には好きだ。少し甘すぎました。 ●○独歩ビール:White Chocolate○● Brewery:Miyashita Syuzo Location: Okayama,Japan Purchase Possibilities in Japan:○ Website:http://www.msb.co.jp/ ★★☆☆☆☆

Grisette Blanche

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先日、表参道付近をぶらぶら。 表参道を開放F値で撮影。  昔ながらの都営住宅もだんだん姿を消している中、神宮前は健在。 どこかタイムスリップした気分になる。 神宮外苑を散歩してたら、ベルギービールのGrisetteが一杯500円で飲めるCafeを発見。 ベルジャンウィットな白ビールのBlanche(ブローンシュ)でも飲んでみる事にしよう。 ヒューガルテン(Hoegaarden)に味は近いものの、こちらの方が少し軽い感じ。 酸味といい、フレッシュで香料の味のようなこの白ビール、なかなか飲みやすくて良い。 こう気軽にビールが飲める環境があるのが、なんといってもいいなぁ。 ●○Grisette Blanche○● Brewery: St. Feuillien Location:Le Rouelx, Belgium Purchase Possibilities in Japan:○ Website: http://www.st-feuillien.com/ ★★★☆☆☆

さぬきビール

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四万十川に咲く菜の花。 まさに神秘的。   そして後ろは四万十名物沈下橋。 この時期に四国旅行の写真を載せたのは、 四国で買った地ビールをUPする為です。 まずは第一弾。 「さぬきビール」。   香川の地ビールで、「 讃岐からドイツの味を楽しめる地ビールをお届けします。」とホームページに書かれているように、ドイツタイプのビールが作られている。 今回飲んだのは「アルト」と「ケルシュ」。どちらもドイツ西部のライン川沿岸のビールだ。 アルトビール 讃岐ビールのアルトは、ローストされた麦芽の味が強い。 ドイツ本場のアルトビールよりかは苦味が少なく飲みやすいので、日本人には最適かもしれない。 ケルシュ ケルシュ独特の軽く、フルーティーな味わいが口の中で広 がる。エールを代表する上面発酵ならではのこのフルーティーさが、しっかり生きている。   何よりいいのが値段。両方とも300円ほどで、地ビールにしてはなかなか安いか価格だ。 ●○さぬきビール○● Brewery: Kagawa Brewery Location: Takamatsu, Japan Purchase Possibilities in Japan:○ Website: http://www.sanuki-beer.com/index.html Alt:★★★★☆☆ Kölsch:★★★☆☆

Mönchshof:Bockbier

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以前も紹介したフランケン地方のビール、メンヒスホフ。 今回はBockbier(ボック)を紹介。 注いだ瞬間、グラスに注がれた琥珀色のビールから、ボックの少々甘い匂いを感じる。このボックは、甘さといい、ロースと麦芽の味 といい、なんともバランスがとれていて美味しい一杯だ。個人的にアルコール高めのビールはあまり好きではないが、このBockは非常に美味しく感じた。是非また飲んで見たい一杯だ。 ●○Mönchshof:Bockbier○● Brewery: Kulmbacher Brauerei Location: Kulmbach, Germany Purchase Possibilities in Japan: ○ Website:http://www.moenchshof.biz/de/moe/ ★★★★★☆

石川酒造:多摩の恵 Bottle Conditioned

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今日は東京の地ビールを紹介。東京福生市にある石川酒造です。 石川酒造は江戸時代からある酒造会社で、日本酒などを中心に手がけています。 石川酒造の場合、ビールの製造は1994年に地ビール製造が解禁をきっかけに、新たに始めたビジネスではありません。なんと明治21年に日本麦酒というブランドのビールを石川酒造は製造しており、東京横浜を中心に販売していたとのこと。 つまり、実に100年ぶりに石川酒造のビールが市場に出回ったわけで、なかなか感慨深いですね。 イギリス系なエールや、ドイツ系ビール、さらにはベルギービールタイプなど、様々な種類のビールを造っているのが石川酒造の特徴。 今回飲んだのは、多摩の恵、Bottle Conditioned。 正にベルジャンビールタイプのビール! 瓶内発酵による二次発酵 も行われている地ビールで、なんとも本格的な日本産ランビックビールです。ベルギービールに同タイプのGeuze(グーズ)というビールがありますが、これと比 べると酸味の具合がマイルドなので、飲みやすく、初めて飲む人にもお勧めできます。 個人的にはGeuzeよりかは好きかも知れません。 ●○石川酒造:多摩の恵 Bottle Conditioned○● Brewery: Ishikawa Shuzo brewery Location: Fussa, Tokyo, Japan Website: http://www.tamajiman.com/index.htm ★★★★☆☆

Kapuziner: Weißbier Kristall Weizen

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今回はドイツ・フランケン地方のKulmbacherグループの1ブランドであるKapuzinerのビールを紹介。 Kapuziner(カプツィナー)は、Weiss(白ビール)専門のブランドで、白ビールだけでも色々な種類のビールを市場 に出している。 KAPUZINER Weißbier mit feiner Hefe (典型的なWeiss Bier) KAPUZINER Weißbier Kristall(クリスタールヴァイス) KAPUZINER Weißbier Schwarz (黒色のWeiss Bier) KAPUZINER Winter-Weißbier (冬限定、琥珀色の濃厚な味が特徴) KAPUZINER Weißbier Leicht (アルコールが3.1%のライトビール) KAPUZINER Weißbier Alkoholfrei (ノンアルコールビール) 特に上から3つ、Weißbier mit feiner Hefe,  Weißbier Kristall,  Weißbier Schwarzは日本でも購入可能である。(2010年3月現在) 今回紹介するのは、その中でも Weißbier Kristall 。 Weißbier Kristall(Kristall Weizenとも)とは、酵母を濾過しているクリアなヴァイツェンの事を言う。その為、一般的な Weizen と比べて、炭酸感や濃厚さがなくなるようだ。 KapuzinerのKristallは、どこ となく味が独特で、個人的にはそれほど好きではなかった。Kapzinerの普通のWeizen( Weißbier mit feiner Hefe) は結構好きなので、今回の味にどことなく納得できない。その時の私の体調 や、ビールの保存状態・新鮮度によってもビールは味が変わるものだと思っているので断言できない。なので、また機会があったらもう一度買ってレビュー出来る機会がもてればと思う。 ●○KAPUZINER Weißbier Kristall○● Brewery: Kapuziner(Kulmbacher) brewery Location: Kulmbach, Germany Alcohol: 5.4% Website: http:/

Jever

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Jever(イェーヴァー)といえば、北ドイツを代表するビールの1つ。 醸造所がある北海沿岸に程近い街「Jever」からブランド名がつけられた。緑色のビンに緑色のシンプルなラベルはあまりにも有名だ。 ラベルに「Friesische Brauhaus(フリージッシェ ブラウハウス)」と書いてあるが、これはフリースラントの醸造所といった意味。フリースラントとは、北ドイツからオランダにかける北海沿岸部地域の事を言い、Jeverもその地域にある。 ちなみに、Jeverの本当の発音は何なのか。インターネットで調べたところ、面白い話を見つける事が出来た。元々Jeverはドイツ語読みをすると「イェーファー」で、街の名前はこの発音が正しいそうだ。しかし、ビールブランドの名前は、CM等で聞く限り「イェーヴァー」と発音しているので、イェーヴァーが正しいらしい。勿論Jeverは街よりビールの方が有名なので、Jeverの街の外に住んでいる人は、Jeverの街自体も「イェーヴァー」だと思っている人が多いらしい。 しかし住民からすると、ちゃんとした名前で覚えてもらいたいそうだ。なので、Jeverを訪れた時は、地元の人に「イェー ファー はいい街だね。」と言えば喜んでくれること間違い無しだ。 話がかなり脱線したが、Jeverで特徴的なのがなんといっても苦さだ。 北ドイツには苦いビールが多いが、特に苦味が強い。 夏に北海沿いのカフェなんかで飲んだら絶対うまいこと間違い無しだと思う。 ●○Jever○● Brewery: Jever Brewery Location: Jever, Germany Website: http://www.jever.de/index_jever_website.jsp ★★★☆☆☆

Haake Beck:Pils

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Haake Beck(ハーケ・ベック) こちらも前回と同じブレーメンに醸造所を構えるビール会社で、現在はベックスの一ブランドになっています。 1826年に Cord Hinrich Haake設立した会社で、中でもPilsとKräuser(クロイザー)が有名。 Haake Beck Kräuserは個人的に思い入れがあるビールなので、後ほど改めて紹介しますね。 ってことで今回紹介するのはPils。正直味を覚えていませんが、北ドイツ特有の苦さのあるフレッシュなビールであったことは覚えています。こんな曖昧さなので、今回は評価は控えさせていただきます。 ●○Haake Beck: Pils○● Brewery: Haake Beck(Beck's) brewery Location: Bremen, Germany Website: http://www.haake-beck.de/ ☆☆☆☆☆☆(未評価)

Beck's: Gold & Level7

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ブレーメンです。 元住吉ではありません(知ってる人は知っている)。ドイツのブレーメンです。かれこれ3年間程にまで遡ってしまうのですが、ブレーメンといえば、何と言っても世界的に有名なドイツビール Beck's(ベックス) 2005年にどこかの会社で行われたアンケート調査によると、ドイツ人で一番知られているビールは1位が ベックス であり、ドイツでも一番有名がビールということになる。(因みに2位:Warsteiner,3位:Krombacher) ベックスといえば、緑色のビンで、赤い鍵のマークがトレードマークだが、(この鍵に因んで、ベックスの事をSchlüsselbier(鍵ビール)と呼ばれたこともあったそうだ)実は色々なビールを市場に出している。以下が主な種類。今回紹介するのは特に下記の黒字の3本。 Beck's (主力ブランド、ピルスナー) Beck's Gold(ラガービール、Beck'sよりかマイルド) Beck's Level7(エネルギービール、カフェインとガラナが配合されていて甘い) Beck's Green Lemon(ベックスのラドラー) Beck's Chilled Orange(オレンジ味の甘いビール) Beck's Alcoholfrei(ノンアルコール) Beck's Ice(こちらもミントとライムをあしらった、ビールカクテル) Beck's こちらは、ホップの苦味が利いて、非常にキレのあるビールだ(軽いわけではない)。 いかにも苦さの強いところは、いかにも北ドイツビールと言った感じで、日本人の口に最も合うドイツビールであると思う。日本のスーパー等でも購入できるところが嬉しい。 Beck's Gold 味をそこまで覚えていないので、あまり詳しい事は書けませんが、ビールがそこまで好きでない人にも非常に美味しく飲めるビールでした。(当時はまだビール好きではありませんでしたので) Beck's Level 7 甘みのあるビールカクテルです。ドイツではラドラーを中心にこの手のビールは多いですが、日本でも発売したらいいのにと日々思っています。 甘さがあり、アルコール度数も低いので、ぐいぐい飲めてしまいます。ビールが好きで

Freistädter

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オーストリアの工業都市リンツ。オーストリア第三の都市で、工業都市とも知られている。 街並みは美しく、昨年は欧州文化首都(European Capital of Culture)に選定されていた。 私が訪れたときは、お祭りのようなものが開かれており、非常に賑やかな雰囲気だった。 その時に、Freistädter(フライシュテッター)というビールが出展していて、ビールをかなり安価な価格で飲む事が出来た。今回はこのビールを紹介する事にしよう。 Freistädterは、その名の通りFreistadt(フライシュタット)生まれのビール。Freistadtはリンツと、チェコの有名観光地、チェスキークルムロフとの間位置する人口7400人ほどの小さな町だ。 ビール自体はこの街で1363年から作られており、市民にビールを作る特権を与えられていたそうだ。1770年に、旧市街でビール醸造権利を与えられていた149の家々が共同で「Braucommune Freistadt(ビールコミューン・フライシュタット)」という組織を結成した。これが現在のFreistädterの醸造元であり、現在もその名前は会社名として残っている。 現在Freistädterは Ratsherrn Premium(プレミアムビール) Bio Zwickl(ビオ・ツヴィックル) Dunk'l(ドゥンクル・ドゥンケル) Böck'l(ベックル・ボックビール) Märzn(メルツェン) Midium(ライトビール) Rotschopf(ロートショップフ・赤褐色ビール) 等のビールを醸造している。 今回飲んだのはおそらくプレミアムビール。 モルトの味がしっかりきいていて、苦味も程よい。 なかなか美味しく、あっという間に飲み干してしまった。 基本的にリンツ・ウィーン地区でしか飲めるものではないらしいので、非常に貴重だった。 ●○Freistädter○● Brewery: Braucommune Freistadt Location: Freistadt, Austria Purchase Possibilities in Japan:× Website: http://www.freistaedter-bier.at/ ★★★★★☆

Zipfer:Märzen

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先日、ツィプファーのUrtypを紹介したが、今回紹介するのはMärzen(メルツェン)。メルツェンの詳細は当ページの 知識のページ を参照していただきたい。 残念ながら、味は確かに覚えていないので割愛させていただくが、何本でも飲める美味しいビールだった印象は強い。 というのも、ウィーンから日本に帰る2日前に5本セットを購入してしまって、帰国前の2日間、夜に500ml2本飲み干していたからだ。 5本セット買ったのは、勿論グラス目当て。 ●○Zipfer: Märzen○● Brewery: Brauerei Zipf Location: Zipf, Austria Purchase Possibilities in Japan:× Website:http://www.zipfer.at/ ☆☆☆☆☆☆(未評価)

Ottakringer:Helles

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今回の紹介のビールは、 Ottakringer(オッタクリンガー)。 ウィーンのOttakring(オッタクリンク)区にある、ウィーンに残る最後の大手醸造所で ある。 因みにウィーンも東京のように区分けがなされていて、Wiener Gemeindebezirk(ウィーン行政区)は東京と同じ23区からなる。 このOttakring区は、ウィーンの西部にあり、醸造所もトラムで行く事が出来る。 右・下の写真はOttakringerの醸造所の写真。 醸造所ではビール工場見学ツアー(要予約)やオッタクリンガーショップなる売店もあるので、お土産には最適。 私が行ったときは残念ながら休館日であった。 今回紹介するのは数あるラインナップの中でもOttakringerのHelles。 苦味が感じられるが、やや軽い感じで、 個人的には物足りない感じだ。 日本では買う事は出来ないものの、オーストリア航 空の機内飲料でビールを頼んだら、オッタクリンガーが出てきたのでびっくりした。 ●○Ottakringer:Helles○● Brewery: Ottakringer Location: Wien, Austria Purchase Possibilities in Japan: × Website:http://www.ottakringer.at/ ★★★☆☆☆

Glöckl Bräu

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今日紹介するのは、前回に引き続きオーストリア・グラーツのビール。 昨日は大手メーカーを紹介したのに対し、今回はグラーツ旧市街にあるマイクロブリュワリー(日本で言う地ビールのような規模)の紹介。 Glöckl Bräu(グレックル・ブロイ)。 旧市街にあるGlockenspielplatz(グロッケンシュピール広場)に隣して醸造所があることからこの名前がついている。 今回飲んだのはHelles(ヘレス)。ホップの味といい、微妙な甘さが伝わり非常に美味しいビールだ。 こういうこの街でしか絶対飲めないビールと出会ったりすると、非常に嬉しくなる。 ●○Glöckl Bräu○● Brewery: Glöckl Bräu Location: Graz, Austria Purchase Possibilities in Japan:× Website: http://www.gloecklbraeu.at/index.html ★★★★★☆

Puntigamer

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ウィーンから電車で2時間半ほど、Semmering(ゼメリング峠)を越えたら、オーストリア第二の都市Graz(グラーツ)に着く。 旧市街は世界遺 産にも登録されていて、オレンジ色の屋根の綺麗な街並みが続く。 このグラーツの有名なビールといえば青色が特徴的なPuntigamer(プンティガマー)。 オーストリアの至る所で飲んだり買えたり出来る、大手ビールメーカーだ。 是非出来立てを飲んでみたいと思い、路面電車5系統でBrauhaus Puntigam(プンティガム醸造所)へと向かう。 旧市街からはトラムで20分以上かかるが、電停の直ぐ目の前に醸造所があるので便利。 工場脇にはレストランが備わっていて、まさに出来たてのビールが飲めるわけだ。 味はしっかりとしていて、中々美味しい! モルトの風味がもう少ししてもいいなぁと思ったが、あっという間に飲み干してしまった。 ●○Puntigamer: DAS bierige BIER○● Brewery: Puntigamer Brauerei Location: Graz, Austria Purchase Possibilities in Japan:× http://www.puntigamer.at/2006/index.html ★★★★★☆

Aldersbacher

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2年前にウィーンに行った時に、ノリでハンガリーのブダペストまで日帰りで行きました。 片道電車で3時間ほどかかるので、現地は5時間ぐらいしかいれず、かなり忙しかったです。 勿論ハンガリーフォリントに両替しなければいけないので、所持金も限られているわけです。 そんな中、街をあくせく観光していると、やっぱり喉も渇く。 ハンガリーといえば、Dreherという大手ビールメーカーがあるのを聞いた事があるし、ハンガリービールを日本で飲める機会はほぼ皆無なので、是非とも試してみたい。 そこでCafeに入り、ピルスナーを注文。 そこで飲んだのがAldersbacher(アルダースバッハー)。 ドイツビールで少し残念でしたが、出会った事がないビールだったのでよしとする。 Aldersbacherはドイツのバイエルン地方、パッサウの近くにあるAldersbach(アルダースバッハ)という小さな町で作られているビールだ。マークには修道士の絵が描かれていて、このビールが元々修道院で作られていた事を明示している。 残念ながら細かい味に関する記憶は失念してしまった。しかしながら、喉も渇いていたし、非常に飲みやすいビールであったこと、さらに、ハンガリーなのにビールの値段がやや高かった事は鮮明に覚えている。 ●○Aldersbacher○● Brewery: Brauerei Aldersbach Location: Aldersbach, Germany Purchase Possibilities in Japan: × Website:http://www.aldersbacher.de/ ☆☆☆☆☆☆(未評価)

Innstadt

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Innstadt(インシュタット)とは、オーストリアの国境に程近いドイツのPassau(パッサウ)にあるビール醸造所である。 Innstadtは、パッサウのInn川沿岸にある地区の名称で、そこから名づけられたそうだ。 醸造所自体は700年ほど前からこの地にあるそうで、非常に長い歴史を持つ。 InnstadtのWebsiteを見るとラインナップも結構多い。 ピルスナーをはじめ、ライトビール系、ボック、そしてヴァイツェンを市場に出している。 中でもヴァイツェンは「Passauer Weiße(パッサウ・ヴァイセ)」と名づけられていて、4種類のヴァイツェンを市場に出しており、特に特化しているようだ。 今回飲んだのも、ヴァイツェン。 味の方は、無濾過ならではの濃厚な味わいが特徴。 甘みも程よく、あっという間に飲み干せてしまう。これはなかなかうまい。 このビールと出会ったのはWien(ウィーン)のStephanplatz(シュテファン広場)にあるカフェで。 てっきりオーストリアビールかと思ったが、後に調べたらドイツビールである事が判明。 しかしながら、ドイツでもそれほど見かける事の多いビールではないので満足。 ●○Innstadt○● Brewery: Innstadt Brauerei Location: Passau, Germany Purchase Possibilities in Japan: × Website:http://www.innstadt-brauerei.de/ ★★★★☆☆