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Die Baltikum Reise 15 Tallinn: puls tume kirss

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翌朝。雨が上がり、晴れ間も垣間見えるタリンの町並み。 朝起きて、10:00のフェリーでヘルシンキに向かうわけですが、 朝の短い時間を利用して、なんとしても丘の上の展望台から、 朝日に染まるタリンの町並みを最後見ようと、走って登ってきました。 結果は上の写真。 遠くまで澄んだタリンの町並みは、本当に感動しました。 綺麗で間違いなく私のお気に入りになったタリンの町並みを去り、 フェリーでタリンを後にしました。 ******************** 今日紹介するのはPulsのtume kirss(ダークチェリービール)。 Puls醸造所は本来エストニア南部の観光都市、 Pärnu(パルヌ)にありましたが、現在は大手ビールのViruの醸造所で作られているそうです。 ビールのバリエーションも様々で、今回紹介するチェリービールのようなものも出しています。 味は結構上品な味がして美味しい。 ベースは所謂ダークラガーですが、チェリーの深い甘みがしっかりと楽しめます。  バルト三国のビールは、「ラガー」とかいわゆるオーソドックスな種類のビールだけでなく、 エールやポーター、フルーツビールなど、色んな種類のビールを作っているところが多く、トレンドとしては、非常にモダンなイメージを受けました。 ●○Puls tume kirss○● Brewery: Puls(Viru) Location: Pärnu ,Estonia Website:/http://www.hfpuls.ee/

Die Baltikum Reise 14 Tallinn:Saku Tume

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タリンに来て、一気に虜になった食べ物。 サーモンスープ。 非常にシンプルに見えるスープだが、味はなんとも言えぬ優しさ。 これがたまらなく美味しい。 フィンランドで食べたサーモンスープは生クリームが加えられて、マイルドな味わいだが、 エストニアスタイルは、写真のような感じらしい。 ちなみにこのお店でメインで頼んだタラ料理も美味しかったです。 18:00頃に入ったら、こんないい雰囲気のお店なのに、私たちだけでした。 ただ、19:00に近づくにつれ、お客さんが次々に入り、気づいた頃には満席になってました。 少し早めにレストランに入るのがお勧めですね。 食後はタリン最後の夜をぶらり。 雨に濡れた石畳が美しい。 夜も昼も美しいタリンの町。 翌日去るのがなんとも寂しい気持ちになります。 翌日はフィンランドへと旅立ちます。 ************************** 今日はレストランで飲んだ、SakuのTumeを紹介。 ここで簡単にSaku醸造所の歴史を紹介。 ドイツとかの醸造所に比べると、Sakuの起源は新しい。 1820年にドイツ人伯爵Karl Friedrich Rehbinderによって設立された醸造所に遡ります。 Sakuの街は、大消費地のタリンのすぐ近くにあるため、タリン市民に愛されるビールとして、生産量を確実に伸ばしていきました。 二つの戦争、更にはソビエトによる占領時代を経て、90年代に更なる成長を続け、現在に至ります。 現在、ウェブサイトを見てみても、様々な種類のビールを提供しています。 先日紹介したのは、淡色のラガータイプビールですが、今日は所謂黒ビールを紹介。 こちらも昨日と同様、軽い口当たりですが、喉越しもよく、ぐいぐい飲み干してしまいました。 ●○Saku Tumel○● Brewery: Saku Location:  Saku,Estonia Website:http://www.saku.ee/

Die Baltikum Reise 13 Tallinn:Saku Originaal

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埠頭から新市街を望む タリンの街角をスナップ。 ヴィル門の脇にあるフラワーマーケット ラエコヤ広場に臨む市庁舎 タリン駅に停車中の電車 トムベアの丘の小道 タリンの 旧市街の方向案内 *************************** 今日紹介するビールはSaku。 エストニアの3大ブランド( A Le Coq 、 Viru )の内の一つです。  割と軽い感じのビールです。 ラトヴィア、リトアニアはチェコ系な濃いしっかりとした味わいのビールが特徴でしたが、 エストニアは全体的に北欧に近いライトなビールが多い気がします。 街も他の2国に比べると、北欧感が漂うエストニア。 これだけ近い国々で、これだけ地域特性がビールに出るのが面白い。 ●○Saku Originaal○● Brewery: Saku Location:  Saku,Estonia Website:http://www.saku.ee/

Die Baltikum Reise 12 Tallinn:A Le Coq Premium

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  翌日は曇りのち晴れといった気候。 それほど寒くないので、快適でした。 高低差のある小さな旧市街は、しっかりと城壁が街の周りを囲っており、 中世の雰囲気を醸し出しています。 石畳の旧市街は、小さな路地も入り組んでいて、 その一つ一つの道は、どこを歩いても楽しい。 外のテラスも中世風な雰囲気を作り出している。 昼にはすっかり空も晴れてきて、美しいコントラストを作り出します。 いい街。 ************************** 今日紹介するのはエストニアの大手ビールであるA Le Coq. 一見フランス語にも見えるこのブランドですが、創業者の名前からつけられているそう。 TartuのビールであるA Le Coqはエストニアで最古の醸造所でもあるそうです。  今回頂いたのはPremium。 ラトヴィア等で飲んだビールに比べると若干ライトな感じがします。 北欧に近いだけあって、ビールまで北欧っぽいです。 ●○A Le Coq Premium○● Brewery: A Le Co  Location:  Tarutu,Estonia Website:http://www.alecoq.ee/eng/

Die Baltikum Reise 11 Tallinn:Kuldse Notsu Kõrts homemade beer

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Rigaに14:00ぐらいまでぶらぶらした後に、リーガ国際空港からラトヴィアのLCCである「airBALTIC」に乗り、バルト三国最後の国、エストニアへやってきました。 タリン国際空港に着くと外は雨でしたが、一度ホテルに戻り、再び出るときにはうまいことやんでいました。  翌日は一日中タリンに滞在なので、この日はまず夜ご飯を食べに行きます。 Kuldse Notsu Kõrts。 豚がトレードマークのこのレストランで夕飯を頂きます。 エストニア料理が主体のこのレストランの店内はというと… 可愛らしく、非常に温かみのある店内です。 白を基調とした店内は、どことなく北欧の雰囲気が漂い、 なんとも落ち着く雰囲気が漂います。 まずはビール。 こちらの自家製ビールとのこと。 味はエールのような味わい。炭酸感はあまり感じず、若干の苦味と麦のロースト香を楽しめるビールです。 ビールを飲みながらまずは前菜のイチゴとニシンのサラダを頂く。 イチゴって意外な組み合わせですが、ニシンの塩気とちょうどマッチングして美味しい。 続いて北欧名物、サーモンスープ。 サーモンスープ、初めて飲みましたが、一気にはまりました。 一見シンプルなスープですが、なんともいえない優しい味は、ほんとに美味しい。 最後に豚料理。 これはなかなかなボリュームですが、さすが豚を押すだけ合って、こちらもなかなか美味しい! つまるところ、雰囲気といい料理といい、満足度◎なレストランでした。 タリン、いい。 ●○Kuldse Notsu Kõrts homemade beer○● Brewery: Kuldse Notsu Kõrts Location:  Tallinn,Estonia Website:http://www.hotelstpetersbourg.com/kuldse-notsu-korts.html

Die Baltikum Reise 10 Riga:Lāčplēsis KASTAŅU

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リーガの夜明け。 完全に晴れ渡った空を見ながら、今日を歩くRigaの街、そして今日向かうTallinnはどんなところか、 新しく始まる一日を非常が楽しみ。 9:00頃でもまだ日がそこまで高くなく、完全に秋の終わり雰囲気。 気温も結構寒く、ちょうど今(10月中旬)の福島ぐらいの気温だなとふと思いました。 平日ということもあって、街中はサラリーマンもせわしなく行き交います。 リーガの街は、ヴィリニュスと比べると建物の高さが高い。 また、古い建物が所狭しと小さな旧市街に林立しているため、旧市街としての区切りが非常にシャープになされているように思えます。 街には、スターリン様式のラトヴィア科学アカデミーがあり、街の印象もわりとソ連風なものかと思っておりましたが、街は極めてドイツ的。 ラトヴィアも含め旧共産圏の国々では旧市街の開発はほぼ行われず、 郊外に東ドイツで言うPlattenbauを郊外に建て、旧市街周辺で開発が行われていた背景がある。 そのおかげで、旧ソ影響下にあった国々では、旧市街が手を加えられずにそのまま残ったという経緯があります。 このリーガもその一例で、ドイツ風の、非常に美しい街並みが残っているわけです。 旧市街も美しいのですが、新市街にも(Der Jugendstyle)ユーゲントシュティールの建造物が多く残る地区もあり、リーガが文化的にも発展していたことがうかがえます。 ****************************** 今日紹介するのはLāčplēsisのKASTAŅU。       KASTAŅUとはラトヴィア語で栗という意味で、栗のようなアロマのあるエールビールです。 黒ビールのような黒さがあるエールビールですが、味はわりとすっきりしていて、 若干の苦味が楽しめるビールです。 グラスは、同じラトヴィアの醸造所のALDARISのものですが、中身はLāčplēsisですのであしからず。 ●○Lāčplēsis KASTAŅU○● Brewery:  Lāčplēsis Alus Location:  Riga,Latvia Website: http://www.lacplesisalus.lv/

Die Baltikum Reise 9 Riga :Bauskas tumšais alus premium

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美しかったCēsisの街を後にして、再びRigaに着いたのは17:00。 しばらく街をぶらついていると、町もだんだん暗くなってきたので夕飯を食べるところを探す。 夜ご飯はせっかく海にも近いので魚介系のレストランに行ってみました。 一見普通の量に見えますが、これが結構量が多い。 上の写真の料理は、魚のスモーク盛り合わせですが、これがビールと合う合う。 早速この日の夜に飲んだビールを紹介します。 今日紹介するのはBauskas醸造所のビール。 1981年に創業した、比較的新しい醸造所です。 今回飲んだビールはBauskas  tumšais alus premium。黒ビールです。 比較的ライトな味わいですが、なかなか美味しくすぐ飲み干せてしまう味わい。 どれもこれも美味しいビールばかり出会うし、スーパーに行くと見たことない魅力的なビールばかり置いてあるし、本当にたまらない国です。 さて、夜ご飯を食べ終わったんで、夜の街をぶらり。 街はすっかり暗く、所々ライトアップされています。 写真はリガの大聖堂。修復中なのが少し残念。 石畳にオレンジ色の街灯が反射して、ヨーロッパならではの暖かく美しい夜景を演出する。 ヨーロッパはなんと言っても静かな夜の旧市街を歩くのが、なんともいえない醍醐味です。 先日までいたVilniusも美しかったけど、ここRigaも驚くほど美しい。 最も楽しみにしている、エストニアの首都、Tallinnはどれほど美しいのだろうか。 そんなことを考えるだけでも、今後の旅行が楽しくなる。 ●○Bauskas  tumšais alus premium○● Brewery:  Bauskas  Alus Location:  Bauska,Latvia Website: http://www.bauskasalus.lv/