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3月, 2013の投稿を表示しています

Bierreise 2012 27: Salm Bräu Weizen

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  The Highlander→Medlbräu→Salzburger→Gösserときて、なんとこの日5軒目のビアパブへとやって参りました。ホントはゲッサーが最後の店になるはずでしたが、ホテルまでの帰路で、 「最後はWeizenで締めたいなー」なんて話をしていたら、ふと「ヴェルヴェーデレ宮殿の辺りに醸造所あった気がするな」と思い出して、急遽行く事に。 そうしてやってきた Salmbräu(ザルムブロイ) 。 ヴェルヴェーデレ宮殿のすぐ横にあります。  割と遅い時間ではありましたが、店内は満席! とにかく人気店みたいです。 店内には醸造釜があり、実際醸造しているよう。 実はSalmbräuは、こうした醸造釜など、ビール醸造に関わる装置の製造メーカー。 1924年にWienで創業以来、世界各国のマイクロブルワリーへ輸出しており、 日本でもおたるビール等がSalm社の設備を使用しているようです。 そしてこのSalmbräuはSalm社初となる直営ビアレストランだそうで、 ビール設備メーカーが運営しているビアレストランと、なかなか興味深いです。 様々な賞も受賞しているよう。 このお店のラインアップは以下の通り。 Pils(ピルスナー)、Helles(ヘレス)、Märzen(メルツェン)、Böhmisch G'mischt(ベーミッシュ・ゲシュミッシュット=ボヘミア風のドゥンケル)、Weizen(ヴァイツェン)。 色々試したいと思いましたが、流石に酔っ払ったし、お腹も一杯だったので Weizenだけを注文。 非常にクオリティーに高いヴァイツェンでした。 隣にいた友人は、うまさに感動していたようでした。 バイエルン南部のヴァイツェンを思わせる濃厚で香り豊かな味わいは、 私好み。 1週間ほどの旅行を長々とお伝えしましたが、 昨年のビール紀行はこれにて最終回。 またビールを飲みに海外へと行きたいな。  ●○Salm Bräu Weizen○● Brewery: Salm Brä  Location: Wien(Vienna), Austria Website:http

Bierreise 2012 26: Gösser Winterbock

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Salzburgerでたらふく飲んだ後は、旧市街にあるGösser Bierklinik(ゲッサー・ビアクリニ-ク)へ。 1400年代からある、歴史ある建物に入るこのレストランは、ガイドブックなんかにものっている有名店。 若干料理等は高めですが、雰囲気とオーストリアビールを存分に楽しめるのでいいかもしれません。 私がここに来た理由は、本当に美味しいDunkelが飲めること。 5年前に一度訪れた事があって、あの味が忘れられないと思って飲んだのですが、 思っていたのと若干違う・・・! 昔は甘みがあって、自分好みだって思っていたのですが、 勘違いだったか、甘みはありませんでした。 数年たって味覚が変わってしまったのでしょうか・・・ とは言え、ビールのクオリティーは高く、これはこれで美味しい。 続いて飲んだのは冬季限定のWinterBock(ヴィンターボック)。 アルコールが若干高めのビールで、麦芽の甘みが増しています。 こちらも非常にクリーミーな泡がなんともビールの魅力を際立たせて、 これも美味しいボックでした。 ここで提供されるビールは、キリンシティーみたいに泡にこだわっているようで、 本当に美味しいビールが提供されます。 ウィーンに来た際はお勧めのビアパブです。 (店員のおっちゃんもなかなか愛嬌がある笑)  ●○Gösser Winterbock○● Brewery: Gösserbrauerei  Location: Göss, Austria Website:http://www.goesser.at/

Bierreise 2012 25: Stiegl-Paracelsus-Zwickl

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前回に引き続きStieglを紹介。 Stiegl(シュティーグル)のビールをどこで飲んだのか?という所で前回は終わっていましたので、 レストランを紹介します。 数回前の記事で、ウィーン大学内にある Unibräu(ウニブロイ) というレストランを紹介しましたが、 今回紹介するレストランも、同じ大学内、Unibräuから100mほどの所にあります。 Stiegl Ambulanz(シュティーグル・アンブランツ)というこのレストランは、 Salzburgにある大手醸造所であるStieglbrauerei(シュティーグル醸造所)の直営店で、 店内はなかなかお洒落な感じです。  店内はお洒落なカフェのような雰囲気。冬になるとクリスマスツリーが登場し、 ますますまったり、居心地がなんともいい場所になります。 こんな所で勉強できたら、、うーむ。うらやましい。ウィーン大学生。  さて、今日はStieglのZwickl(ツヴィックル)、 Paracelsus-Zwickll(パラケルスス・ツヴィックル) を紹介。 パラケルススとは、スイスの医師の名前だそうですが、どうしてこの名前がついているのか 色々調べていたところ、この医師が亡くなった地がSalzburgということで、 Salzburgにゆかりのある人物、という事でつけられたのでしょう。 なかなか面白いグラスに入ったZwicklですが、Zwicklの特徴でもある酵母による濁りが 出ていて、前回紹介したhausbierと比べると濁り方がだいぶ違います。 味はその分ややマイルドで美味しい。 Zwicklは私の好きなスタイルの一つなのに、日本ではあまり飲めないのが残念。  ●○Stiegl-Paracelsus-Zwickl○● Brewery: Stiglbrauerei  Location: Salzburg, Austria Website:http://www.stiegl.at/

Bierreise 2012 24: Stiegl Hausbier

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日が暮れてからウィーンの町をぶらり。 11月ではありましたが、街はすっかりクリスマスモード。 至る所でクリスマスマーケットが開催されていました。  いつの時期訪れてもウィーンは綺麗ですが、 クリスマスの時期は特段綺麗ですね。 *********************** 今日はSalzburgにあるオーストリアでもメジャーな醸造所、Stieglbrauerei(シュティーグル醸造所)のビールを紹介。 今回飲んだのは Hausbier 。 ラガータイプのビールで、濁りのなく、透き通っています。 色からも察するように、なかなか飲みやすいビールで、 さっと飲み干せてしまいます。 なかなか雰囲気のいい所で飲みましたが、ここがどこなのかは次回ご紹介します。  ●○Stiegl Hausbier○● Brewery:Stieglbrauerei  Location: Salzburg, Austria Website:http://www.stiegl.at/

Bierreise 2012 23: Medl Märzen&Helles

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Medlのレストラン内で昼ごはんを頂きました。 私の大好きなKnödel(クネーデル)がスープの中に入っているBeuschel(ボイシェル)という料理です。 Beuschelとは牛とか豚の内臓料理の事で、スープの中に沢山入っていて、これがなかなか美味しい。しかもビールに良くあって、一気にお気に入り料理になりました。 食後は近くのSchloss Schönbrunn(シェーンブルン宮殿)へお散歩。 クリスマスシーズンという事あって、大きなクリスマスツリーが飾られていました。 ************************** 今日はMedlで頂いたMärzenとHellesを紹介します。 ジョッキ二杯ですが、手前のコースターと比べるとかなり小さいことがお分かりでしょうか? 実はこれ、0.1-0.2l程の小さいジョッキで、 Pfiff(プフィフ) という、Wienでよく使用されるビールのサイズです。 ドイツなんかを旅行すると、基本的には 「Klein(小=300mlぐらい) oder Groß(大=500mlぐらい)?」 と店員さんに聞かれるように、2種類しかない事がおおいので分かりやすいですが、地方によっては色々なサイズがあります。 現に、wikipediaで「Biermaße(ビールのサイズ)」と検索したら 100 もの呼び名がばーっと出てきました! その一部だけでもメジャーだと思われるのだけを紹介しましょう。 例えば、今回訪れたMedlのメニュー。 サイズがそれぞれ、 Pfiff、Seidel(Seidl)、Krügerl(krügel)、Mass とあります。 それぞれに対して親切にリッター数を表示してあるのでわかりやすいですが、店によっては表記がないところも多く、何もわからずMassを頼み失敗する事もありそうです。  これらの表現は、基本的に南ドイツやオーストリアで使用されるもので、Pfiffなんかはウィーンならではのサイズっていう感じです。 また、アイリッシュパブなんか行くとYard(ヤード)グラスと呼ばれるものがありますが、 これは細長いグラスに約2pint分入ったものの事を指します。 サイズは国/地方によっても表現は様々。

Bierreise 2012 22: Medl Bräu Märzen

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先日紹介したThe Highlanderでビールを飲んだ後、少し散歩をして、今後はウィーン西部にある Medl Bräu(メードル・ブロイ) へとやってきました。 中心街からは若干遠いですが、トラムの線路沿いにお店があるのでアクセスしやすい環境にあります。 1989年創業の醸造所は、地元の人にも愛されるレストランのようで、ランチとビールを頂く地元の人で賑わってました。 広々とした店内では醸造釜を見ながらビールを楽しむ事が出来ます。 それでは、まずは Märzen を注文してみる事にしました。 モルティーな味わいのメルツェンは、今までウィーンで飲んだ中では、 一番しっかりした味がするビールって感じです。 モルトの甘みも若干伝わるし、なかなか飲み応えがあります。 Medl Bräu の情報は以下の通り。 Address:Linzer Straße 275 1140 Wien-Penzing 最寄り駅: トラム 52  "Gruschaplatz"下車 徒歩2分  ●○Medl Bräu Märzenn○● Brewery: Medl Bräu  Location: Vienna, Austria Website:http://www.medl-braeu.at/