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Bierreise 2013 4:Ayinger Altbayrisch Dunkel

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3日目のこの日はFüssen(フュッセン)へと旅行する日。 電車に乗る前にミュンヘンの街をぷらり。  平日という事で、昨日までとは打って変わって多くの通勤・通学客で賑わいます。  トラムに乗ってResidenz(レジデンツ)へ。 冬に備えて噴水も全て木の板で覆っています。  旧市街を散歩した後、電車で中央駅に戻り、、  目的地であるFüssenへと向かいます。 ******************* 今回紹介するのはAyinger Privatbrauerei(アイインガー醸造所)のAltbayrisch Dunkel(アルトバイリッシュ・ドゥンケル)。 Ayinger Privatbrauerei(アイインガー醸造所)は、ミュンヘンからS-bahnで40分ほどの所にある小さな村、Aying(アイイング)にある醸造所です。 "Privatbrauerei(小規模醸造所)"とあるように、アイインガー醸造所は比較的小規模の醸造所です。 アイインガー醸造所の歴史は19世紀にさかのぼります。Johann Liebhard(ヨハン・リーブハルト)が1877年に新たに立ち上げたのが、このアイインガー醸造所でした。 18-19世紀頃に創業した醸造所の歴史を紐解くと、もともと存在した醸造所をリノベーションした場合が多くありますが、アイインガー醸造所の場合は新規に設備等も購入して新たに立ち上げたという事で、莫大な投資等、立ち上げは容易ではなかった事が伺えます。 20世紀に入ると、Johann Liebhardはミュンヘン-アイイング間の鉄道開通、アイイングへの電話・電気の開通等、技術面でも尽力しアイイング醸造所に今後の発展に大切な基盤を築き上げます。 こうした甲斐もあって、幾度の困難があっても先代が培った基盤を活用し、発展を続けました。 戦後になるとアイイング醸造所はアイイング地区だけではなくミュンヘンへと進出をし始めます。  ミュンヘン最大の観光スポットの一つであるHofbräuhaus(ホフブロイハウス)の前にあるPlatzl Hotel(プラッツルホテル)を購入し、その一階にアイインガーのお店を構える事で、ミュンヘン・その周辺でも