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4月, 2014の投稿を表示しています

Bierreise 2013 7: Ayinger Bairisch Pils

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再びミュンヘンに戻ってきて、少しだけ観光をしました。  但し今日の目的地はミュンヘンではありません。   ミュンヘンの街の中からS7(エスバーン)で40分。 郊外にあるAying(アイイング)が今回の目的地です。 Ayingに近づくにつれて、沿線から住宅の姿がまばらになっていき、Ayingの駅に着く事には、 畑が一面に広がっていました。 Ayingの駅からの風景  この駅から目的地までは更に歩いて15分。 閑静な住宅街の中を歩いてきます。  立派で大きい建物が見えてきました。 実はここ、Ayinger Privatbrauerei(アイインガー醸造所)の直営のBrauereigasthof(醸造所直営宿)なんです。 ドイツではこうした醸造所が経営する宿(Brauereigasthof)が多くあって、評判の宿も多くあります。  このAyingerの直営宿も、4年ほど前からずっと行きたくて、ようやく訪れる事が出来ました。 宿の中は温かみのある非常に綺麗で可愛い内装。 お部屋も申し分ない快適さでした。  何より面白いのが、まずwelcome drinkとしてビールが用意されていて、 お部屋でビールを頂く事が出来ます。 後、今回試す事は出来ませんでしたが、部屋にビールのメニューがあり、 どうやら樽生でルームサービスを頼む事が出来るそうです。 素晴らしい…。 今日紹介するのはAyingerのBairisch Pils(バイエルン風ピルス)。  Pilsならではのホップのフルーティーな味わいを堪能できるビールです。 ●○Ayinger Bairisch Pils○● Brewery: Ayinger Privatbrauerei  Location: München(Munich),Germany http://www.ayinger.de/ 

Bierreise 2013 6: Allgäuer Teutsch Pils

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前回からの続き。 Neuschwanstein城からの美しい眺めをゆっくり見ている内に日が暮れてきました。 Füssenに戻ってくると既に真っ暗。 翌日の観光に備えてゆっくり休みました。  翌日、朝早く再びNeuschwanstein城の麓に行くと、昨日の夕暮れの景色とは異なり、 さわやかなお城を見る事が出来ました。 フュッセンに宿泊して観光をすると、朝夕、違った印象のお城の姿を見る事が出来るので、 非常に良いチョイスでした。  この日は、Neuschwanstein上の麓にあるHohenschwangau(ホーエンシュヴァンガウ)城。 Neuschwanstein城ほどの迫力はないものの、見ごたえのあるお城でした。  そんなこんなで、二日間にわたり二つのお城の観光をし終え、 フュッセンの観光は終わり。 最後に駅で Allgäuer(アルゴイアー) のビールが飲めるKneipe(居酒屋)を見つけたので 一杯飲んでいく事にしました。  Allgäuer Brauhaus(アルゴイアー醸造所)。 Allgäu(アルゴイ)とは、Füssenも含むドイツ南部の地方のことです。 このAllgäuerは同じアルゴイ地方のKempten(ケンプテン)にある醸造所で、現在はRadeberger Gruppe(ラーデベルガーグループ)に所属している、この地域では比較的大手の醸造所ということになります。 醸造所の歴史は古く、既に1394年にAllgäuer醸造所の前身であるStiftsbrauerei(シュティフツ醸造所)が 公文書で言及されています。 現在のAllgäuerという名前になるのは、それから500年後の1911年になります。 このAllgäuerbrauhausには周辺の醸造所が吸収合併していて、その中に先ほど述べたStiftsbrauerei(シュティフツ醸造所)も含まれている事からAllgäuerは600年の歴史をを持った醸造所という所以だそうです。 1937年にはBräuhaus Aulendorf(アウレンドルフ醸造所)も傘下に加わり、AulendorfのブランドであったTeutsch

Bierreise 2013 5:König Ludwig Hell

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ミュンヘンからフュッセンまで行く電車は牧歌的な風景の中走ります。 フュッセンに近づくにつれて、広々とした牧場の中をゆっくり走ります。 フュッセンに着く直前、遠くに Schloss Neuschwanstein(ノイシュヴァンシュタイン城) が見えてきました。  かなりメジャーな観光地ではありますが、実は今まで一度も行った事がなかったので、今回が初訪問となります。  フュッセンはノイシュヴァンシュタン城への基点となる街ですが、街も小さいながら 非常に可愛らしい町です。 ここフュッセンからノイシュヴァンシュタイン城まではバスで15分ぐらいの道のり。 一度麓にある観光センター前でバスを降り、そこからシャトルバスか馬車か徒歩でお城まで向かいます。 行きは歩いても40分ぐらいですが、今回は馬車に乗ってお城まで向かいました。  お城は近くで見るとかなりの迫力。 お城は基本的にツアーで周り撮影が禁止なので、これ以上写真はありませんので、 お城からの風景を。  山の上という事もあって、なかなかの絶景。  眼下にはNeuschwangau城も見る事が出来て、絶景。 ただただ圧巻でした。  *********************** 今日はバイエルン国王のお城"Neuschwanstein城"見学の後に相応しいビールを紹介します。 2012.11の記事 でも参照したSchlossbrauerei Kaltenberg(シュロスブラウエライ・カルテンベルク醸造所)のビールです。  前回の2012年の記事では、醸造所の歴史に簡単に触れたので、 今日はラインナップに関して紹介いたします。 Schlossbrauerei Kaltenberg(カルテンベルク醸造所)のフラッグシップとも言えるブランドは、 König Ludwig(ルートヴィッヒ国王) ブランド。 このブランドの元、Weissbier(白ビール)、Dunkel(ドゥンケル)、Hell(ヘル)の3種類のビールが提供されています。  実はこのほかにも、様々なブランドのビールを所有しています。 下面発酵ビールのラインナップを中心とした Kaltenber