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11月, 2014の投稿を表示しています

Uherský Brod Comenius

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東京港の早朝の風景。 ガントリークレーンとコンテナが集積するこの風景も、非日常な風景で、 見ていて飽きません。  早朝なので新幹線も車庫で始発を待機。  奥にはうっすら東京ゲートブリッジ。 東京は港町なんだなーなんて改めて感じます。 ******************** 今日はチェコのビール、 Uherský Brod(ウヘルスキー・ブロード) 醸造所のビール紹介します。 Pivovar Uherský Brod(ウヘルスキー・ブロード醸造所)はFrantišek B. Janáčekにより1894年に設立された醸造所です。 Uherský Brodはスロバキア国境に程近いモラヴィア地方南東部に位置する街の名前で、 醸造所がある町の名前がそのまま醸造所名になっています。 この醸造所も、チェコ国内の中規模のビール醸造所で構成されるPivovary Lobkowiczに属する醸造所でもあります。 ラインナップは以下の通りです; Pivo Dukát(アルコール度3.7%の比較的ライトなビール) Perun(熱処理を実施していないビール。独特なホップ投入方法を採用しているようです) Patriot(ラガータイプのビール) Premium(こちらもラガータイプですが、Patriotよりもやや強いbodyが特徴) Kounic(ウィーンラガータイプで、やや琥珀がかった色が特徴) Comenius(スペシャルビール。フルボディな味わいが特徴。  それぞれビールに名称がついているのが面白いですね。 今回頂いたのはComenius。 Uherský Brod出身と言われる「近代教育学の父」、コメニウスに敬意をこめて、その名称がつけられたそうです。 タイプはsvětlý speciál(スペシアルビア)で、アルコールも麦汁濃度も若干高めの比較的フルボディなテイストのビールです。 とにかく美味しい!というのが感想。 ビール自体はモルティーで甘みもあるのですが、とにかく風味豊か。 苦味はそこまで強くなく、マイルドな味わいです。 他のタイプも試してみたい、そんなUherský Brodのビールでした。 ●○Uherský Brod Comenius ○● Bre

熊澤酒造 湘南ビール

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 元々日本酒の醸造元で、地ビールも並行で生産をしている醸造所には、 昔からある酒蔵や比較的広大な土地等を生かし、お洒落な空間を演出しているところが増えてきました。 石川酒造の 福生のビール小屋 や、先日紹介した常陸野ネストビールで知られる木内酒造等がその一例として挙げられますが、今回紹介する湘南ビールの醸造元、熊澤酒造も非常にいい雰囲気であるとの情報を耳にし、早速訪問する事にしました。  醸造元である熊澤酒造は茅ヶ崎から相模線に乗り二駅目の香川駅にあります。 相模線に乗ったのは初めて。単線のいい感じのローカル線です。  香川駅からは歩いて5分ほど。 比較的大きな道を歩いていくと…  湘南ビールの看板発見! 看板の案内どおり右に進んでいくと、  ジブリの映画に出てきそうな、緑で一杯のアーケードを発見。 ここが熊澤酒造の入り口です。 醸造所は勿論、ギャラリーやパン屋さん、そして今回訪問するイタリアンレストランがあったりと、 雰囲気は軽井沢のお洒落レストランのような感じ。 パン屋さん Mokichi Trattoria  夏休みという事もありましたが、 店内は大盛況。 お昼ごはんは既に済ましてきていたので、 簡単なおつまみとビールを堪能する事にしました。  ビールのメニューはこんな感じです。 湘南ビールは基本スーパー等では3種類ほどしか見たことが無かったので、 こんなに種類があって驚き!  早速前菜のアンティパストミスト5種をおつまみに注文。 彩り豊かな見た目に食欲をそそられます。 写真左はなんと生ハムと夕張メロンの組合せ。意外とこれが美味しいんです。  まず一杯目はヴァイツェンを注文。 濁り気はそれほど無い、比較的クリアな見た目です。 アメリカの地ビールのWheat Beerのような、苦味も程よく感じられる 爽快感の味わいです。柑橘系を思わせるフレッシュさがあります。  続いてベルジャンスタウト。 むむむ、こちらは先ほどのビールとは違い、なかなかヘビーボディーです。 この真っ黒な見た目通り、ロースト麦芽の香ばしい匂いと若干の甘さが感じられる、

木内酒造 手作りビール工房 2

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先日に引き続き木内酒造での手作りビールの様子をレポート。 糖化がされている事をヨウ素液を使用してチェック。 糖化がされている事が確認され、いよいよ今回作っているビールの麦汁を頂く事に。 モルトの甘みが口の中に広がる、何とも麦麦しい味わいでした。 個人的には非常に好きな味です。 その後、煮沸釜へと移す作業を行い、  ホップとコリアンダー等の副原料を添加します! ここまでの所要時間はおよそ3時間!  後は煮詰まったビールを冷却して私たちの作業は終了。 後はプロの方たちにお任せです。 冷却後のビールを頂きましたが、 うーむ。どういう味になるのかが何とも言えず。。 とにかく完成品を待つのみです。  そんなこんなで1時間30分に一本ぐらいしかない水郡線に、なんとしても乗るべく 駅までダッシュ!! 予定通り列車に間に合い… 最後は水戸駅の木内酒造直営バーで軽くビールを頂き帰宅しました。 非常に楽しかったので再訪ありです。

木内酒造 手作りビール工房 1

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 常陸野ネストビールで知られる木内酒造で、マイビールを造ることが出来る、との噂を 耳にして3年目。ようやく手作りビールを作りに行く事が出来ました。 自分で作ったオリジナルビールを既成のビールに貼る、といったサービスは比較的多くありますが、 自分でレシピを考えて醸造できる!といったサービスはおそらく日本ではここだけです。 と、早速、スーパーひたちに乗り一路水戸へ向かいました。 スーパーひたちに乗ると、なんと上野から水戸までノンストップ! 1時間ほどで水戸に到着します。 そこから、ディーゼルカーかつ単線で運行されるthe ローカル線、水郡線に乗り、更に20分ほど進んだ、「常陸鴻巣」で下車をしました。 一番前の車両の前の扉しか開かない事に戸惑いを覚えながら下車。 無人駅ですが、可愛らしい外観です。  ここから5-10分ほど片側1車線の道路沿いに歩いていくと、  木内酒造発見! 今はアメリカ等国内外で有名な、「常陸野ネストビール」の醸造元は、 日本酒醸造元ともあって、非常に歴史を感じさせる佇まいです。 中にはリカーショップやお蕎麦屋さん等があり、どちらも非常にお洒落な雰囲気です。 受付で手作りビールをしに来た事を告げると、 早速手作りビール小屋へと案内されました。  まずは簡単な説明を受け、ビールスタイルを決定するために幾つか試飲を行います。 勿論、鉄道で来た理由は、テイスティングも楽しむためです。 今回はホワイトエールよりの、比較的爽快感のあるビールを作る事にチャレンジ! 使用するモルトの他に、ホップも自分でチョイスします。 うーむ。かなりビール好きと自称してますが、意外に作るとなると、どれをどれだけ使うと どういう味が出るのかはさっぱり。 ビール作りの奥深さを実感。 早速モルトを破砕した後、仕込みのスタート!  まずは熱しながらかき混ぜる、の連続。 麦芽の糖化を行います。 こんな事まで自分たちで出来るのが何とも楽しい。  作業を1時間ほどした後はお昼休憩。 注文をしておけば、手作り麦酒工房でお蕎麦を頂く事が出来ます。 バイツェンと梅酒をお昼のお供に頂きます。

阿佐谷麦酒工房

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 8月に高円寺にあるブルワリーレストラン、 高円寺麦酒工房 さんを紹介しましたが、 今回はその系列店である阿佐谷麦酒工房さんへお邪魔しました。 JRの阿佐ヶ谷駅から歩く事5-10分ほどで目的地に到着。 こちらは1-3Fがレストランで、3Fの屋上はビアガーデンになっているそう。 入ると目の前にビールサーバーが用意されていて、本日のビールメニューを見ることが出来ます。  予約をしていたので2Fでの食事となりますが、ビュッフェコース的な物が用意されていて、  制限時間無しにご飯を食べる事が出来ます。  この日はほぼ全種類を頂きました。 高円寺とはラインアップは随分違い、こちらはエール系を基本としたラインアップでした。 特に美味しかったのがブラウンエール! 酸味も程よく、美味しく頂きましたー。 しっかりそれぞれビールの写真を撮っていたつもりなのですが、 わいわい酔っ払いながら飲んでると、ついつい失念してしまいますね…笑 残るは荻窪店と中野店、こちらも訪問してみたいですね。 ●○阿佐谷麦酒工房○● Brewery: 阿佐谷麦酒工房  Location: Tokyo,Japan http://beerkobo.web.fc2.com/asagayaindex.html