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Bierreise 2010 Italy&Switzerland 14:Kneitinger

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ミュンヘンからバイエルンチケットを使ってレーゲンスブルクへ。 レーゲンスブルクは旧市街全体が世界遺産に登録されている街です。 第二次世界大戦で大きな戦火を免れた街は、古い町並みが残ります。 中でもシンボルはレーゲンスブルク大聖堂で、ゴシック建築の美しい建築は街の至る所から見ることが出来ます。   時間があまり無かったため、十分に観光できませんでしたが、 歩いていて非常に楽しい街だと思います。 街歩きを終え、もう一つの楽しみであるRegensburgの地ビールを飲みに行きます。 今回は旧市街の中に醸造所があるKneitinger(クナイティンガー)にお邪魔しました。 1530年頃に設立された醸造所は、現在も地方に移転せず、旧市街に位置しています。 今回は醸造所脇にあるBrauerei Kneitinger Bockのビールレストランで一杯やる事にします。 店員は気さくな人で、これまた方言が強いドイツ語でなかなか難解 飲んだのはEdelPils(エーデルピルス)。 サッポロビールでも同名の最高に美味しいビールを市場に出しているが、意味は同じです。 Edel(高級な、高貴な)という名に相応しい、なんとも美味しいビールだ。 まず、醸造所が隣にあり、かなりフレッシュなせいもあると思うが、ホップの苦味と香りが鼻を通るときに広がり、何より感動したのが、麦の香りも程よく残り、甘さがかなり引き立っていた事だ。 これは最近飲んだピルスナーでも、特に美味しい。 ●○Kneitinger Edelpils○● Brewery: Kneitinger brewery Location: Regensburg, Germany Website: http://www.kneitinger.de/

Bierreise 2010 Italy&Switzerland 13:Augustiner Dunkel

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 ミュンヘンの町を散歩すると、大手醸造所のブリュワリーをふと見つけることが出来て 楽しい。まさにビールの都という名に相応しい町です。 ミュンヘンは、流石にビールの都とあって、Paulaner(パウラナー)、Hacker-Pshorr(ハッカープショール)、HB(ホフブロイ)、Spaten(シュパーテン)、Löwenbräu(レーヴェンブロイ)、Franziskaner(フランツィスカーナー)、Schneider Weisse(シュナイダーヴァイセ)…等など、有名なビールの醸造所が一同に集まっている。 醸造所があるという事は、醸造所が経営しているビールレストランも多くある訳で、上に挙げた醸造所のビアレストラン(ビアホール)は、街の中に点在しているので、色々訪れて見るのをお勧めする。因みに レーヴェンブロイ は、アサヒビールがライセンス契約で日本でも製造しており、日本人に一番馴染みのあるドイツビールだろう。 さて、今回紹介するのは Augstiner(アウグスティナー) 。 ミュンヘンっ子にお勧めの醸造所は?と聞くと、「HB(ホフブロイ)は観光客向けだから、行くならAugustinerがお勧め。地元っ子から言わせるとアウグスティナーがベストだ」との回答が帰ってくる。 勿論ホフブロイのビールが美味しくないという訳でなく、ホフブロイのビアホールの雰囲気がどうも観光化されすぎてるらしい。 そんなAugustinerのレストランは、ミュンヘンのメインストリートであるNeuhauser通りにある。 騒がしいビアホールの雰囲気を味わいたいor一杯飲んで帰りたい人はビアホールへ、また割りと静かに食事したい人はレストランと、大部屋が二つに分かれているので、その時々で使い分けられるのがいい。 味はというと、確かに美味しい。 今回はDunkelを頂いたが、そんな訳で一気に飲み干してしまった。 甘さはそこまで感じられないが、程よい炭酸とローストされた麦の味が合わさり、美味しい。 ●○Augustiner Dunkel○● Brewery: Augstiner Bräu Location: München(Munich),Germany http://www.augustiner-braeu.de/

Bierreise 2010 Italy&Switzerland 12: Hacker Pschorr: Sternweisse

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 チューリッヒから約4時間かけて、今回の旅行の終着駅、ミュンヘンへとやってきました。  前回ミュンヘンを訪問したのが初めてのドイツ旅行で、2005年。 それから5年ぶりですが、その時はビール三昧な旅行ではありませんでしたので、 今回の訪問ではビールを中心に観光をしようかと思います。  ****************************** 早速第一弾はHacker Pshorr。ミュンヘンでも人気な大手ブリュワリーです。 1417年にミュンヘンで創業したHacker Pschorr(ハッカープショール)醸造所。 名前の由来は、Joseph Pschorr とその妻Maria Theresia Hacker のファミリーネームから名づけられたそうで、なんだかほほえましい名前ですよね。 彼らの死後、2人の息子に相続され、Hacker Brauerei(ハッカー醸造所)とPschorr Brauerei(プショール醸造所) と別々の醸造所になったものの1972年に再び統合され現在に至る。 現在はPaulaner(パウラナー)と同じ工場で作られているます。 種類も豊富で、 Weiss(白ビール).... Hefe Weisse, Dunkle Weisse, Leichte Weisse, Sternweisse Helles&Pils(ヘレス&ピルス) .... Braumeister Pils, Münchener Gold, Münchener Hell, Münchener Radler Spezialitäten(上記に分類されない特別ビール) ....Animator, Anno 1417, Oktoberfest Märzen, Superior Dunkel Sorten(黒ビール) .... Dunkle Weisse, Münchener Dunkel と、バリエーション豊かな、多くのビールを市場に出している。 今回紹介するのは、 Sternweisse(シュテルンヴァイセ) 。 Sternは日本語で星を意味し、ラベルにも星の形が描かれている。 しかしながら、この醸造場では同じWeisseでも「Hefe Weisse(ヘーフェ ヴァイセ)」も製造しており、どのような違い

Bierreise 2010 Italy&Switzerland 11:Hürlimann

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 安心してスーツケースを入手した後は、気持ちも落ち着き、チューリッヒ市内を観光。 街は大都市ながらも、可愛らしい街並みの旧市街が残っており、 散歩していると発見が多いです。 街の真ん中にLindenhofという小高い丘があり、地形に富んでいるのもチューリッヒの面白いところ。  また夏に来て見たいと、強く思いました。 翌日は、旧市街を更に散歩して、 スイスワインを購入し、 12時チューリッヒ発の電車に乗り、一路最後の目的地、ミュンヘンへと向かいます。  ************************************* 今日もスイスのビールを紹介。 チューリッヒに程近いチューリッヒ湖畔のFeldbachで、1836年にHürlimann(ヒュリマン)醸造所はその産声をあげた。 現在はチューリッヒ近くに移転されて、チューリッヒの地元ビールになっている。 現在ピルスナータイプのSternbräuとラガータイプのLager Bierの両方の種類が販売されている。 今回試したのは、オーソドックスなLager Bier。 少し味に物足りなさを感じるものの、美味しいLagerビールだ。 流石にチューリッヒまで来ると、ドイツのビールのクオリティに近くなっているように思える。 ●○Hürlimann○● Brewery: Hürlimann brewery(or Feldschlösschen, Carsberg) Location: Zürich, Switzerland Website: http://www.huerlimann.ch/

Bierreise 2010 Italy&Switzerland 10: Rathaus bier Luzern

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 この日はBernからLuzernを経由してZürichへと向かいます。 予め買ってある切符でまずはLuzernへ。 到着すると、外は雨。ロッカーに荷物を預けて、街歩きをスタートです。  まずはライオンの記念碑。 数百年前は、産業に乏しいスイスでは傭兵を海外に派遣する事で外貨を得ていたとのこと。 このライオンの記念碑は、フランス革命で戦死した傭兵を偲んで作られた像なのだそうです。  ライオンの像から、さらに散歩し、水辺に出ます。  この頃には徐々に天気も止み、  最終的にはいい天気になりました。 気温も温かくなって来た所で、Rathaus(市役所)にあるレストランで地ビールを頂きます。 その名もRathaus Bier(ラートハウス・ビア)。その名の通りRathaus(市庁舎)の一階部分に醸造所が備わっていて、そこにあるレストランがビールを提供しています。 Bockビールとか色々あるなか、今回飲んだのはDunkelweiss(黒ヴァイツェン)。 PaulanerやErdinger等、ドイツ大手メーカーでもDunkelweissを市場に出していて、これがなかなか美味しい。 ただ、このRathaus Brauereiも負けてない! 寧ろ出来立てがのめるので、甘さといい喉越し、さらにはヴァイツェン特有のバナナフレーバーが漂い、なんとも美味しい一杯だ。 klein(小)を頼んだので、330mlを大切に飲んだものの、もう一杯飲みたい!!という 気持ちを押し殺して、お店を後のしました。それくらい美味しかったです。 最後にカペル橋を。街のシンボルである1333年にかけられたカペル橋は残念ながら1993年に火事により大部分消失してしまったが、現在では綺麗に復元されています。 観光を終えて、チューリッヒ行きの電車に乗るため、ホームへ向かいました。 ホームには自分の乗る電車の一本前の14:10発の電車が止まっている。 しかし、途中で表示が自分の乗る電車の表示に変わったので、電車に乗り込んでみる。 ここから、ちょっとした悲劇に見舞われます。 私の切符は2等用の切符なのですが、今乗っている電車がど

Bierreise 2010 Italy&Switzerland 9:Ittinger

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 Fribourgの後は電車で更に南西へ。Lausanne(ローザンヌ)へと向かいます。  Lausanneまでの車窓は一面雪景色で、非常に綺麗でした。 Lausanneに着く前に、進行方向左手にLac Léman(レマン湖)が広がり、非常に美しい風景を見ることが出来ます。 Lausanneでは時間が十分にあるので、まずは歩いて、レマン湖の方へ向かってみます。  最高の天気で、スイスの山々を一望する事が出来ます。  湖沿いはリゾート地、といった感じで、ラクジュアリーな建物が林立します。 さて再び湖から中央駅、また駅を越えて、今度は市街地を目指します。  この日は天候も温暖で、着ていたコートが不要なほど。 ずっと坂道、という事もあり、汗をかきながらも旧市街に到着。    Lausanneは想像以上に都会でした。 どことなく洗練された雰囲気で、同じスイスでも、やっぱりフランス的な雰囲気を感じます。  フランス語圏ではGeneve(ジュネーブ)に次ぐ第二位の街とあって、非常に賑やかです。  こちらも高低差のある"坂の街"で、街歩きにもってこいの都市でした。 お土産にVaud地方のワインを入手し、再びBernに戻りました。  ********************************** チューリッヒとボーデン湖の中間のThurgau州にあるIttingen。 ここの修道院で作られたビールが、このIttinger Klosterbräuのビールです。 ドイツ語圏では珍しい、Amber(琥珀色)ビールで、スイスで最初のAmberbeerがこのIttingerだとか。 味は甘みとホップの苦味が鼻を通る瞬間合わさり、なんともいえない味をかもし出します。 因みに写真はBernで泊まったPension(家の一部屋貸してます、のような感じのところ)で。 朝起きてドア開けたら猫がいて、こっちを見てた。 ●○Ittinger○● Brewery: Heineken Location: Ittingen(or Winterthur), Switzerland Website: http://www.ittinger.ch/

Bierreise 2010 Italy&Switzerland 8:Cardinal

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絶景を見に、また昨日訪れたRosengartenへ赴く。 早朝の眺めも、夕暮れ同様非常に美しい眺めでした。 この日は、Bernから電車で20分ほどの所にある、Fribourg(フリブール)の街を目指します。 当初はFribourgだけの訪問を予定してましたが、せっかくなので足を伸ばしてLausanne(ローザンヌ)も行ってみる事にします。   山が多いスイスでは、斜面に建てられた街が多かったり、また戦災を逃れた関係で、中世の面影がそのまま残っていたりするので、私のような坂好き・路地好きにはたまらない街並みが広がります。 今回訪問したFribourg/Freiburg(フリブール(仏)・フライブルク(独))もそうした街のひとつ。 2ヶ国語表記したのには理由があり、このFribourg/Freiburgは、ドイツ語圏とフランス語圏の境界に位置している為です。 商店の看板や人の会話を聞くと、大抵がフランス語ですが、ドイツ語でも話は通じますし、ドイツ語を話す住民もたまに見かけます。 こんな感じの非常に古い路地があったりして、歩いてると発見が色々      まずは、旧市街のある丘の上から、川の流れる低地エリアへと下ってみる事にしました。  道端に子ヤギ見かけたりと、非常に牧歌的。 暫くすると視界が開けてきて、  Fribourgの景色が非常に綺麗に見ることの出来るポイントに到着。 旧市街が目の前にあるゴシック様式の大聖堂があるところですので、 結構な高低差があるのがよくわかります。  因みにこの眺めを反対に丘の上から眺めるとこんな感じです。 城壁もしっかり残っており、美しいエリアです。  ホントに川沿いのエリアは牧歌的というか、このようなかなり古い橋も見かけることが出来ます。  ベルン同様、丘の上に築かれた街並みですが、こちらは崖の上に建物が建てられており、 若干荒さはありますが、その分迫力もあります。  上から眺めても、下から眺めてもホントに美しい街並みでした。 そんなに観光化されていないので、派手さはありませんが、ベルンから日帰りで来て見るのもお勧めです。 ********************************* 今回

Bierreise 2010 Italy&Switzerland 7: Altes Tramdepot

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そろそろ日も暮れてきたので、 この美しい街並みが一番綺麗に見える場所、 Rosengartenへ向かいます。 絶景。これはもう感動もの。 ついつい日が暮れるまでいてしまって、 ここからの眺め、本当に最高でした。 最高の眺めを楽しんだ後は、Nydeggbrücke(ニーデック橋)近くにあるAltes Tramdepotというマイクロブルワリーへ向かいます。 ************************* このベルンには、街の由来になったBär(ベーア・熊)が住んでいる熊園なるものがあって、その熊園の脇にあるのがマイクロブリュワリーのAltes Tramdepot(アルテス・トラムデポット)だ。 常時Helles(ヘレス)、Märzen(メェルツェン)、Weizen(ヴァイツェン)の3種類がある他、 Saison-Bier(シーズナルビール)として、何種類か季節によって用意されている。 今まで出たシーズンビールはウェブサイト上で確認する事が出来る。 自分が訪れた時は、カナダのエールタイプであるCanadian Red Aleとベルギービール風のGoud Trappistの2種類が用意してあった。 試飲ビールも用意してあり、4種類(スタンダード3種類+シーズンビール)を2dlずつ飲む事が出来る。 合計800mlを空腹の状況に一気にいれたらきついが、せっかく来たから頼むしかない。 という事で、頼んだ。シーズナルビールは勿論カナダエール。(ベルギービールは苦手なので) 写真順にレビュー。(左から) 1.Helles ホップの香りがし、味がしっかりしている印象。美味しい。 2. Märzen 苦味も感じられ、甘さも程よく美味しい。この4つの中では一番好きかもしれない。 3. Weizen 非常に色が濃く、シュナイダーヴァイセのオリジナル・ヴァイツェンのような濃さ。それだけ味が濃厚で、バナナフレーバーもしっかり感じられる。 4. Canadian Red Ale 本場のカナダのエールと比べると、苦味が少なく、程よい甘みが感じられる。 因みに店内はこんな感じ。地元の人も通いつめているようで、2Lビンでお持ち帰りする人も多い。  食後は歩いて宿へ。空