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Bierreise 2009 Germany&Scandinavia 42:Henninger Kaiser Pilsner

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数ヶ月に及んでお送りした2009年のビール紀行も42回目の今日が最終回です。 一ヶ月間に及んだので、少なくとも一日1杯以上飲んでいるわけですね。 飲んでも飲んでも、まだ飲みきれないほどのビールがヨーロッパにはまだまだあります。 ビールはホントに世界で飲まれていて、かつ奥深いものだと実感です。 さて、最後はドイツに戻り、Frankfurtの Henninger Brauerei(ヘニンガー醸造場) のビールを紹介。 Henniger醸造所の歴史は1655年にEberhard SteinがFrankfurtに設立した醸造所に起源があります。現在醸造所があるSachsenhausen地区に醸造所が出来たのは、その200年後の1867年。Eberhardの子孫であるJohannes Steinによって建設されました。Johannes Steinの死後に Heinrich Christian Henningerが醸造所を引き継ぎ、Henningerという名前がはじめて会社名に記載されました。 現在はRadebergerグループの傘下にありますが、看板ビールであるHenninger Kaiser Pilsnerは健在です。 今日紹介するのはその Henninger Kaiser Pilsner 。 すっきりとした喉越しで、ホップの苦味がところどころに感じることが出来るピルスナービールです。 あわ立ちもなかなかクリーミーな印象でした。 ●○Henninger: Kaiser Pilsner○● Brewery: Henninger Bräu Location: Frankfurt,Germany Website:http://www.myhenninger.de/  Bierreise 2009 Germany&Scandinavia_旅程 1. Tokyo-Dresden-Görlitz 2. Görlitz 3. Görlitz-Legnica-Görlitz 4. Görlitz-Potsdam-Berlin-Potsdam 5. Potsdam-Hildesheim 6. Potsdam-Binz-Strahlsund 7.

Bierreise 2009 Germany&Scandinavia 41:Hövels Original

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旅行の締めくくりはフランス、Strasbourg(ストラスブール)。 ドイツの国境に程近いアルザス地方の中心都市です。 Strasbourgの駅 国境に程近いこの街は建物の様式等もドイツ風です。 アルザス地方の言葉でもあるElsassisch(アルザス語)もフランス語のようなロマンス語系の言葉ではなく、ゲルマン言語に属する言葉。 そんな言語的(歴史的)背景もあってか、街中ではドイツ語が基本的に通じるので便利です。 町のシンボルは何と言ってもストラスブール大聖堂。 この辺はクリスマスシーズンになると、イルミネーションが非常に綺麗だそうで、一度は訪れてみたいところ。 更にストラスブールの顔とも言えるのが世界でも非常に注目を集めているLRTと呼ばれる路面電車。 現在ではフランス各地で路面電車の復権が進んでいますが、ここストラスブールもその"ブーム"の中、近年再建された路面電車なので非常にモダン。 車を締め出してLRTと人だけの空間が活気があふれ人に優しい環境を作り出しています。 ////////////////////////////////////////////////////////// 今日紹介するのはドイツのビールです。 Hövels Hausbrauerei(ヘーフェルス・ハウスブリュワリー) は1853年にWilhelm von Hövel(ヴィルヘルム・フォン・ヘーフェル)によって設立された小規模な醸造所です。 1984年に、創業当初のレシピを受け継いで作られた Hövels Original(ヘーフェルス・オリギナール) の発売が始まり、現在の看板ビールとなっています。 モルトの配合が決め手だそうで、金色とやや濃い色の麦芽と、小麦、ロースト麦芽を混ぜて作ったビールは、赤褐色をしています。 味はやや苦味があり、デュッセルドルフのAltbier(アルト)のような味がします。 ●○Hövels Original○● Brewery: Hövels Hausbrauerei Location: Dortmund,Germany Website:http://www.hoevels-hausbrauerei

Bierreise 2009 Germany&Scandinavia 40:Feldschlösschen

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 北欧から飛行機でFrankfurtに戻ってきたのが前日。 一度ベルリンでトランジットして、宿に着いたのが夜中の12:30。 翌日はゆっくりホテルを出発し、この日はスイスのBaselへと向かいました。 Baselはスイスの街ですが、German Railpassは有効。と言うのも、Baselの玄関であるBasel Badischer Bahnhof(バーゼル・バーディッシャー駅)はドイツ国扱いで、Deutsche Bahnの駅でもあるため有効とのこと。と、言う事で記念すべき初スイスとなりました。 駅から市街地までは歩いて20分ほど。 駅について感じたのは、とにかく"暑い"。 今まで北欧が涼しかっただけに、かなり暑い。30度を越えています。 (昨日までいたコペンハーゲンが20度、数日前までいたベルゲンの夜は9度)  それにしても初スイスの印象はかなり良いです。 坂のある街並みが元々大好きなので、Basel散策もかなり楽しめました。 緑色の路面電車が町に溶け込んでいます。 今日紹介するのはバーゼルの街の中で頂いたFeldschlösschen(フェルトシュレースヒェン) 。 1876年に、バーゼルに程近いRheinfelden(ラインフェルデン)で創業された歴史ある醸造所です。 同じくチューリッヒのビールブランドであるヒュルリマンも、このフェルトシュレースヒェンの傘下であり、スイスではかなり大手のメーカーです。 大企業だけあり、バリエーションも多い。 ピルスナー系から、黒、酵母・ホップを生かしたビールなど、色々。 今回飲んだのは、ピルスナー系のOriginal。 実は自分、ビールグラスも好きで毎回気に入ったものを買って日本に持ち帰っている訳ですが、このFeldschlösschenのグラスは相当得点が高いです。 やっぱグラスはビール自体を引き立てるし、かなり重要なアイテムだと思います。 このビールの味ですが、こちらも素晴らしい。 新鮮なビールを飲んでいるような、甘いモルツの味が口の中に広がり、なんとも爽快感のある味です。 爽快感といっても、決して軽いビールという訳でなく、ドイツビールのようなしっかりした味わい。 これはもう一回飲みたいです。

Bierreise 2009 Germany&Scandinavia 39:Grøn Tuborg

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 翌日は、朝八時ごろに起床。1ヶ月続いたいよいよ旅行もクライマックス。  この日は再びドイツに戻るので、荷物を中央駅に預けて観光をスタート。 まずはクリスチャンハウンの方まで歩き、救世主教会(Vorfrelserskirke)へと向かいます。 この教会の塔へと登ることが出来るのですが、Copenhagen市内を一望できる絶景。  整然とした街並みが非常に美しい。古い建物にモダンな住宅が違和感なく風景に溶け込んでいるのが北欧の街並み。 遠方には風車も見え、環境先進国の一面も垣間見る事が出来ます。 塔の上まで登るのはややスリリング。こんな感じなので高所恐怖症の方にはオススメできません笑 街の中に戻り、広場でビールを頂く。 Grøn Tuborg(トゥボ・クロン)。ツボルクの看板商品とも言えるピルスナービールです。 一週間の北欧旅行を終え、ドイツへと戻ります。 ●○Grøn Tuborg○● Brewery: Carlsberg brewery Location: Copenhagen, Denmark Website:http://www.tuborg.dk/

Bierreise 2009 Germany&Scandinavia 38:Thisted Thy Økologisk Humle

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 Copenhagenと言えば、やっぱりこの風景。 Nyhavn(ニューハウン)。 カラフルな家々が立ち並ぶ街並みは圧巻。  どこを撮っても絵になる!  美しいです。 この後近くの公園に行き、芝生の上でゴロゴロしながら読書。 今回の旅は時間に余裕があるので比較的まったりする時間が多いですが、 時間のある旅行の特権。なかなか1週間の旅行だとやっぱりゆったりできない。 ////////////////////////////////////////////////////  今日紹介するのは、最先端を行く北欧らしいビール。 Thisted Bryghus(ティステッド醸造所) は1902年に同名のThistedで創業した醸造所です。 主なラインナップとして Thy Pilsner というピルスナービールや、 Thy Classi c というカラメル色のビールがありますが、ここの特徴は1995年にデンマーク初となるオーガニックビールであり、様々な種類のオーガニックを市場に提供しています。 今回紹介する Thy Økologisk Humle もオーガニックビールのうちの一つ。 Humleはデンマーク語でホップを意味していて、オーガニックなホップを使用しているということでしょう。 色は若干カラメル色をしたビールはl、ホップとモルトの味が丁度よく、なかなか美味しいいっぱいでした。お洒落なエチケットにオーガニックを謳うビール。デンマーク土産にも最適かもしれません。 ●○Thy Økologisk Humle○● Brewery: Thisted Bryghus Location:Thisted , Denmark Website:http://www.thisted-bryghus.dk/

Bierreise 2009 Germany&Scandinavia 37:Carlsberg Carls Porter

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ストックホルムから夜行列車で、スウェーデンとの国境の町、Malmö(マルメ)にまず向かいました。 夜行列車は個人的に非常に好きで、夜中にふと覚めたときに少し窓の外を眺めると、点々と光る家の明りがなんとも暖かく、ロマンチックな雰囲気に浸ってしまいます。 ただ、街にかなり朝早く着くので、観光開始するまで時間をつぶすのがやや退屈ではあります。  電車が駅に到着する20分前、ベット脇のアラームが鳴るので寝過ごす心配もありませんでした。 ここから電車で数十分。デンマークの首都、コペンハーゲンに到着です。 宿に荷物を預けてコペンハーゲンを観光。 宿から近いNyboder(ニューボーダー)地区をまず散歩。 この地区の特徴は、元々海軍用の住宅だった黄色で低層の住宅が何棟も立ち並んでいること。  コペンハーゲン市内は公園であったり、とにかく緑が多くて歩いていても非常に気持ち良い。 コペンハーゲンの街は、自転車と車が共存する賑やかな町並み。 有名な Nyhavn(ニューハウン) をはじめ、チボリ公園、人魚姫の像など、主要観光名所は街の中から徒歩圏で向かうことができるので便利。  また、古い建物と近代的な建物が共存しているところも北欧的。 デンマークで有名なビールといえば、世界的に有名な Carlsberg と Tuborg(ツボルク) 。 町中で2つの醸造所のマークが描かれたTshirtやグラスなどが売られています。 さて、今日紹介するのは Carlsberg の Porter 。   Carlsbergといえば、日本では淡色でラガータイプのビールを想像しますが、実際にはエールやポーターといった様々なビールを醸造しています。 アルコールドは7%以上あり、結構ストロングなポーターです。 味は、ローストされた麦芽の味とアルコールから来る甘みがおいしく、非常にずっしりとした味わいでした。 ●○Carlsberg: Carls Porter○● Brewery: Carlsberg brewery Location: Copenhagen, Denmark Website:http://www.carlsberg.com/