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4月, 2019の投稿を表示しています

Bierreise 2008 Germany&Poland 2: Schlossplatzbrauerei Dunkel

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水に囲まれたKöpenick 翌日は非常に良い天気。 朝起きて、宿の周りを散歩。これがかなり気持ちがよい。 BerlinはGooglemapで見てみるとよく分かりますが、Berlin近郊には多くの湖(See)があり、中心街から少し離れただけで非常に豊かな自然を満喫できます。 色々調べてみると、幾つかの湖には人工的か?砂場のビーチも設けられており、夏場になると海水浴場のような雰囲気になるそう。森に囲まれた美しい湖で過ごすのは非常に気持ちが良さそうです。 ここKöpenick(ケーぺニック)にも写真のような美しい湖が点在しており、 リゾート地に来たような非常にリラックスした気分になります。 この日はそんなBerlin郊外の魅力を探るため、Berlin郊外を走る魅力的な路面電車に乗る旅を楽しみます。もちろんビールも楽しみますよ~。 まずはBerlin中心街からからS-Bahnで40分、Rahnsdorf(ラーンスドルフ)駅から出ているStraßenbahn Woltersdorf(ヴォルタースドルフ路面電車)へ。 Köpenickからはトラムとバスを乗り継いで30分ほどです。 Tramの終点はこんな森の中。Rahnsdorf/Waldschänke(ラーンスドルフ・ヴァルトシェンケ)にて ここからバスでRahnsdorf駅へと向かいます。 S-BahnのRahnsdorf(ラーンスドルフ)駅 クラシックな雰囲気です Rahnsdorf駅の直ぐ脇に、Straßenbahn Woltersdorf(ヴォルタースドルフ路面電車)の停留所があります。 暫く停留所で待つと、まるでメルヘンに出てきそうな森を、ゴトゴト旧型のトラムがやってきました。 この路線は、特段何か名所があるわけでもないのですが、自然に囲まれた所を進むため、ただトラムに乗ってるだけでも飽きません。 休日とあれば、こんな旧型のトラムも走っていることもあります。 続いてはRahnsdorfから一駅、ベルリン側に進んだFriedrichshagen(フリードリッヒスハーゲン)駅から走っているStraßenbahn Schöneiche bei Berlin(シェーンエイヒェ路面電車)に乗ります。 先ほどのトラムは住宅街

Bierreise 2008 Germany&Poland 1: Berliner Kindl:Jubiläums Pilsner

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少し昔を振り返り、2008年の9月にヨーロッパ訪問した時のビール紀行を記したいと思います。早いものでもう10年も前になります。 この時はドイツ→ポーランド→ドイツと2週間かけて回りました。基本的には旧東ドイツ地域が中心です。 この旅をきっかけにドイツ東部の美しさに魅了され、今でもドイツを訪れるなら何度でも再訪したい土地になりました。そんな11年前の紀行記です。 初日(8/30) 日本から一度Frankfurtで乗り継ぎ、 Berlin Tegel Flughafen(ベルリン・テーゲル空港)へとやってきました。普段日本から欧州への飛行機は長くて退屈なのですが、今回は大学の交換留学生と言うドイツ人と色々話しながらだったので、あっと言う間に感じました。 前回訪れたのは2年前で、5~6時間ほどの滞在時間だったこともあり、かなり慌ただしい訪問でしたが、今回は比較的長居をする事とあって、Berlinをしっかり満喫するつもりです。 今回の滞在先は、Berlin郊外にあるKöpenick(ケーペニック)。基本的にベルリンの中心はホテルが高い事もあり、郊外で滞在します。 空港からはバスとS-BahnとStraßenbahntと乗り継いで行きます。途中、Alexanderplatzで水や食料を調達し、宿に着いたのは20時頃。まだ少し明るいうちに到着です。 かなり疲れましたが宿はかなり綺麗だったので、滞在にもテンションが上がります。明日から楽しみです。 この日飲んだビール、Berliner Kindl(ベルリナーキンドル)を紹介します。 Berliner Kindlは恐らくベルリンで一番有名なビールですが、その歴史は1872年に遡ります。1872年に現在のBerliner Kindl醸造所の前進であるVereinsbrauerei Berliner Gastwirte zu Berlin AGが設立され、1890年にはミュンヘナータイプの下面発酵ビールであるBerliner Kindl(ベルリナーキンドル)が発売されます。 そもそもベルリナーキンドルとは、「ベルリン子僧」という意味。ラベルにも少年の姿が描かれておりますが、これはそもそもミュンヘンで好評を博していたミュンヘン市のワッペンマスコットであるMünchner Kindl(ミュンヘン子

Bierreise 2017 Northern France 18: La Brasserie la Goutte d'Or La Chapelle

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Moulin Rouge この日は3日滞在したAmboiseを出発し、 1週間ぶりにParisへ戻ります。 最後はちょっと奮発していい宿に、ってことでSaint Germainにあるホテルに宿泊。 嬉しいことにアップグレードされて、 かなりいい部屋に泊まれました。 お部屋には貸し出しのスマートフォンがあったので、 それを片手にParisの街中をぶらぶら歩くことにしました。 まずはバスにのってMontmartre₍モンマルトル₎へ。 治安がよろしくない、と聞いてましたが、バスの中もしかり、 街の中もしかり、なんか不穏な雰囲気がしてたので、びびって退散することにしました笑 次に持ち越しです。 Hôtel de Ville 夕食まで時間があったので、 スーパーなどでお土産をいろいろ購入。 意外とこういう時間って楽しいんですよね。 夕食は友人に勧められたCite島にあるレストランへ。 ここで食べたタコが絶品でした。 食後はまだ明るいParisの街を散策。 一週間前にいたParisに戻ってきた事を考えると、あっという間の一週間でした。 フランス語を習得したメリットを存分に活かすことが出来たのと、 今まで以上に"食"を楽しむことが出来た旅行でした。 まだまだ広いフランス。また違う地域へ旅行に出かけたい。  *************************************************  フランス旅行、最後に紹介するビールはParisの地ビールです。 La Brasserie la Goutte d'Or(グットドール醸造所)は北駅があるParis 18ème(パリ18区)にあるGoutte d'Or通りにある醸造所だそう。 なんでもお店でビールも飲めるそうで、次訪れたときは是非とも行きたいところ。 頂いたのはLa Chapelle(ラ・シャペル)。小麦のすっきりした白ビールです。 スパイシーな味わいも若干感じられるビール。雑なコメントですが、都会のマイクロブルワリーのビールって感じです。(広く好まれそうな味) ●○La Chapelle○● B

Bierreise 2017 Northern France 17:Brasserie Hönigmann L'Or de Bea

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この日は旅の出発地点であり、旅の終着点でもあるParisへと戻る日。 午前中に、Amboiseのお城の脇にあるカフェで優雅に朝食を食べた後、本当は前日訪れる予定だったChâteau d'Ambois(アンボワーズ城)へとやってきました。 この日も好天に恵まれ、早朝のお城見学はなかなか気持ちが良いですね。 本当はお城の下にあるワインセラーやレオナルドダヴィンチが晩年暮らしたChâteau du Clos Lucé(クロ・リュセ城)など、行きたいところが様々ですが今回は時間の都合で断念。ちなみにレオナルドダヴィンチは、先述のChâteau du Clos Lucéで亡くなった後、このChâteau d'Amboiseにあった礼拝堂で埋葬されたとの事。てっきりイタリアで亡くなったと思っていたので驚きです。 特にお城から眺めるLoire川とAmboiseの街並みが絶景。 美しい街並みを存分に堪能した後、 Parisへ戻りました。 ******************************* 今日はAmboiseで購入したこちらのビールを紹介。 Brasserie Hönigmann(ヘーニッヒマン醸造所)。Blois近郊にある醸造所のビールです。 (最もフランス語のなので、エーニックマンとなるのか、ちょっとわかりません) Hönigmannという名前が明らかにドイツ名ですが、それもそのはずこの名称は醸造師(女性の方です)のCarole Hönigmann(カロール・ヘーニッヒマン)さんから来ており、何でも彼女はAlsacienne(アルザス出身者)との事なのです。歴史的にアルザス地域は、方言や文化、街の名称など、フランスにいながらドイツの雰囲気が色濃く残る地域であって、なるほどHönigmann醸造所の名称にかかる疑問は解消です。 この醸造所自体、2015年に設立し2016夏に販売開始をしたとの事なので、当時はほんとに創業間もないタイミングで購入する機会に恵まれたという事になります。 今回頂いたのはL'Or de Beauce。穀物地帯のBeauce(ボース地方)の小麦をイメージした名称でしょうか?Blondeのペールエールです。 このビールもう

Bierreise 2017 Northern France 16: TINA La Moukère

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お城をゆっくり巡った後は、電車でSaumur₍ソミュール₎ へ。 Chenonceauの入口からほど近いChenonceaux 駅からToursで電車を乗り換え向かいます。 ChenonceauxからToursへむかうローカル線 余談ですが、駅の名称からも分かりますが、Château de Chenonceauがあるコミューンの名前はChenonce auxといいます。 どちらの発音もシュノンソーに変わりはないのですが、 お城のほうは、名前の最後のxが除かれています。 逸話ではありますが、当時お城を所有していたMadame Dupinがフランス革命時代に共和制移行への変化を示すために xを敢えて取った、とも言われてます。面白いですね。 Saumurの旧市街 さて本題に戻りますが、電車でSaumurへ。 駅から旧市街地まではロワール川を越えて20分ほど。 天気も良かったので散歩がてら向かいます。 旧市街にはいろいろお土産物屋さんもあるので、 見て歩くのも楽しい。マイクロブルワリーのビールを買ったり、 Saumurのブドウのジャムを買ったりと、色々ショッピング。 効率的に街をめぐるため、ミニバスに乗って街中を観光。これ、 色々なところを巡ってくれるので、 時間が無いときとかは非常に便利。上の写真もバスの中から撮りました。天気のいい日は気持ち良いです。 ゆったり回った後はカフェで一息。ゆっくりし過ぎたか、 乗ろうと思っていたTGVを逃してしまい、 駅で一時間ほど足止め。 泣く泣く次のローカル電車でAmboiseへ戻りました。 ほんとはAmboiseでゆっくりするはずが、 結局遅くなってしまったのはちょっと後悔。 Amboiseの街にいた猫 それでも夕食後はゆったりカフェでワインを頂きながら夕暮れの時 間を過ごす。 終わりよければすべてよし。この日もいい一日でした。 Amboiseのカフェにて 今日紹介するビールは、この日訪れたSaumurで購入したTinaというビール。 Brasserie TINAはSaumurの旧市街から数キロ離れたLoire川にほど近い所にあるSaumurの地ビール醸造所です。 瓶内発酵のビールをメインに、伝統的な製