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5月, 2019の投稿を表示しています

Bierreise 2008 Germany&Poland 8:Żubr

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Posnan市電 linia turystyczna(=Tourist Line) 観光用のトラム FrankfurtからBerlin-Warszawa-Express(ベルリン・ワルシャワ・エクスプレス)に乗車し、2時間ほどでPolandのPoznań(ポズナニ)に到着します。 この街には数日滞在をして、ポーランド観光を楽しみます。 Poznań Główny(ポズナニ駅) ドイツとは違い、整然としていない感じがある駅前。 交通量も多く、違う国に来た事を実感。 この駅前にしても、ここ10年でかなり整備が進み、久しぶりにGoogle street viewで駅前を確認すると、かなり近代的になっていました。  建物も改装されていない古い建物も多いですが、年々ポーランドの中都市も綺麗になってきているようで、次訪れたときはまた違う姿を見せてくれるかもしれません。 Teatr Wielki(オペラ座)  中世にはPolandの首都だったこともあり、街の中には様々な見どころがあります。 Uniwersytet im. Adama Mickiewicza w Poznaniu(アダム・ミツキェヴィチ大学) Zamek Cesarski(ザメック) ドイツ帝国時代に建てられたお城 Poznanの街を色々探索するのも楽しそうです。 この日から3日間滞在するホテルは、なんだか共産主義自体の名残を感じる無機質なコンクリートホテル。あまり快適そうではありませんが、3日間のポーランド観光を楽しみます。 勿論その間、ポーランドビールを開拓します。 今日紹介するのは Żubr(ジュブル) 。ポーランド語で「バイソン」を意味しており、ラベルにも描かれています。 ポズナンにあるポーランド最大手のKompania Piwowarska傘下のDojlidy醸造所で造られていて、アルコール度数は6%あるラガータイプのビールです。 残念ながら味を詳しくメモしていなかったので、覚えておりませんが、 濃厚な味がしたのは覚えています。 ●○Żubr○● Brewery:Kompania Piwowarska Location: Poznan, Poland Website

Bierreise 2008 Germany&Poland 7:Wernesgrüner

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ゴチック様式の美しいファサードを持つRathaus(市庁舎)  教会のようなその外観、13世紀頃まではFranziskaner Klosterkircheと言う教会だった建物を使用しているとの事       9月2日は、ベルリンからポーランドへと向かいました。 途中、ポーランド国境にある街、Frankfurt(フランクフルト)に立ち寄りました。 前回の投稿で少しふれた、"ポーランド国境にほど近い” -方のFrankfurtです。 ドイツにはFrankfurtという地名が二つあり、 とりわけ知名度が高い方はFrankfurt am Main(フランクフルト・アム・マイン=マイン川沿いのフランクフルト)。ECB(欧州中央銀行)や世界有数のハブ空港(FRA)がある事で知られています。 一方、今回訪れたのはFrankfurt an der Oder(オーデル川沿いのフランクフルト)。 接する川によって区別されています。 一方が金融の中心で、ハブ空港を抱える大都市だが、こちらのフランクフルトは比較的コンパクトな街です。 Frankfurt an der Oder駅。駅前からはトラムも走ってます Frankfurtのシンボル?Odertrum(オーダートゥルム) 東独時代の60~70年代に建築された建物だとか Marienkirche(聖マリア教会) 14世紀ごろに建てられた建物だとか  中心街は第二次大戦による被害がそこまで出なかったとの事ではありますが、 比較的新しい建物が目立ちます。 上の写真はFrankfurtのマップです。中央の川(Oder)を挟んで左がFrankfurtで右がPolandのSłubice(スウビッツェ)になります。大戦前はOder川がドイツの国境では無かったため、Poland側もFrankfurtの街の一部、Dammvorstadt(ダム・フォアシュタット)地区でした。 このマップから分かる様に、この街からポーランドへ行くには橋を超えるだけです。 Polandとの国境 2008年に国境検問所が廃止されました シェンゲン協定により、パスポートコントロールがなくなったため、簡単に国境超えが出来ます。 PolandのSłubice(ス

Bierreise 2008 Germany&Poland 6:Berliner Kindl Weisse Rot

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ドイツの首都、Berlin(ベルリン)。 戦前からドイツ帝国(Kaiserreich)の首都であり、   第二次大戦中は、ソ連との激しいベルリン市街戦が繰り広げられ、 戦後は4カ国(英・米・仏・ソ)に分割。 1961年には、街の真ん中にベルリンの壁が築かれ、 約30年間、1つの街が完全に分断され、 「資本主義対社会主義」という冷戦構造の縮図が、このBErlinの中に存在していました。 1989年にベルリンの壁が崩壊され、数年後東西ドイツは統一。 首都はBonnからBerlinに移され、Berlinはヨーロッパの中心として、新たな一歩を踏み始めています。 この日はそんなBerlinの中心街を巡ります。 Frankfurter Tor  ロシアのような街並み まずはトラムに乗り、Warschauer Straße(ワルシャワ通り)とFrankfurter Allee(フランクフルター・アレー)が交わるFrankfurter Tor(フランクフルト門)へ。ちなみにこの場合のFrankfurtは欧州銀行のあるFrankfurt am Main(マイン川沿いのフランクフルト)ではなく、ポーランド国境に面するFrankfurt an der Order(オーダー川沿いのフランクフルト)を指します。 そこからWarschauer Straßeを南下すると、レンガ造りの美しい橋が見えてきます。 Oberbaumbrücke(オーバーバウム橋)というこの橋はSpree川にかかる車とU-Bahn(地下鉄)用の橋。 この少し先には、Berliner Mauer(ベルリンの壁)が今も存在していますが、この橋は冷戦時代、東西に分断されていた橋で、再び通れるようになったのはほんの30年も前のことなのです。 Oberbaumbrücke Berliner Mauer  Kaiser-Wilhelm-Gedächtnis-Kirche(カイザー・ヴィルヘルム・記念教会) 戦争で破壊されたままの姿で保存されている Siegessäule(戦勝記念塔) そもそもはReichstag(帝国議会、現在の国会議事堂)前にあったが、Hitlerが推し進めた都市計画Welthauptstadt German

Bierreise 2008 Germany&Poland 5:Schöfferhofer: Kristalweizen

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Potsdam(ポツダム)へやってきました。 プロイセン公国時代に栄えたこの街は、文化的遺産も多く残る非常に美しい街です。 人気の観光地だけあって、観光客で賑わっています。 Potsdamは美しい旧市街の他に、大きな観光名所が二つ。 一つ目がCecilienhof(ツェツィーリエンホフ) 昔教科書で習った有名な「ポツダム宣言」は、このCecilienhofで行われたポツダム会談にて発表されたものです。 非常に平和な雰囲気のするこの宮殿で、日本の戦後処理について話し合われた事を考えると感慨深い。 二つ目は、プロイセンのフリードリッヒ二世の居城であったSchloss Sanssouci(サンスーシ宮殿)へ。Sans Souci=フランス語で(憂いない)を意味するこの美しいお城は、世界遺産に登録されています。 訪れた当時(今も?)は、庭園に入るだけだと料金はタダ。 今回は建物内に入りませんでしたが、十分満喫しました。 二つの名所しかり、旧市街も駅からかなり離れているものの、全て徒歩で移動をしたため相当な距離を歩きました。 ちょっと疲れたのでNauener Tor(ナウエン門)の前のカフェで一休み。ここでビールを頂きました。 NauenTorを潜り抜けるトラム Schöfferhofer(シェッファーホッファー)。 Weizenに関して、バイエルン以外では最も有名な醸造所だと思います。 ドイツの至る所で飲む事が出来るこのビールは、日本でも瓶に限り購入可能。 今回飲んだのはKristalweizen(クリスタルヴァイツェン)。 無濾過ではないので、非常にクリアで爽快感が強いヴァイツェンです。 味は非常に飲みやすく、どんどん飲んでしまいました。 なるべく長居したかったので、小説を片手に1時間ほどかけて飲みきりました。 かなりいい感じです。 帰り際に、立ち寄ったAlter Markt(アルターマルクト)。 修復中の建物に加え、東ドイツ時代を思わせるコンクリートのFachhochschule(専門大学)と、どこか殺風景なこの広場、最近の写真をwikipediaで見たらびっくり。修復が完了し、美しい広場になっていました。Fachhochs

Bierreise 2008 Germany&Poland 4:Märkischer Landmann

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この日はBrandenburg(ブランデンブルク)とPotsdam(ポツダム)の2都市を訪れました。どちらもベルリンから30~60分ほどで行ける街なので、Berlin滞在中のちょっとしたエクスカージョンにお勧めです。 朝は宿の近くにBerlin Spindlersfeld(ベルリン・シュピンドラーフェルト)という駅が宿の近くにあったので、この駅から旅を始めることにしました。 S47という路線が走るこの線路。車両数も少なく、かなり"支線"感があり非常にマニアックな感じのする路線でした。 途中電車を乗り換え、Ostbahnhof(ベルリン東駅)からREでBrandenburgへ向かいます。 Brandenburg中央駅 駅から旧市街までは歩いて20分ほどですが、駅前からはトラムも走っているので、こちらに乗っても移動可能。 Brandenburg旧市街 Brandenburgは同名のBrandenburg(ブランデンブルク州)にある都市。ちなみに州都はこのBrandenburgではなく、この次に訪れるPotsdamです。 Havel(ハーフェル側)沿いにある街は、古い町並みも残る静かで綺麗な街です。 Havel川に面するSt.Johannis(ザンクト・ヨハニス) 第二次世界大戦で破壊された後は、内部は廃墟であったそうだが、2015年に大規模修復が加えられたとか 美しいファサードを持つRathaus(市庁舎) ゴチック様式のSt,Katharinen(聖カタリーネ協会) 休日の温かい陽気の中、綺麗な街を歩くだけで心が晴れます。 Brandenburg観光を楽しんだ後は11:59分の電車に乗り、Potsdamへと向かいます。 ********************************** 今日もBerlinのビールを紹介。 先日紹介したBerliner Kindlの1ブランドになっているMärkischer Landmann(メアキッシャーラントマン)。濃い黒ビールであり、苦味も感じるビールです。 ●○ Märkischer Landmann ○● Brewery: Berliner Kindl Brauerei Location

Bierreise 2008 Germany&Poland 3:Berliner Bürgerbräu:Rotkehlchen

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Strausbergの街並み  Köpenickでビールを飲んだ後は、再びBerlin郊外を巡る旅へ。 次の目的地のStrausberg(シュトラウスベルク)。Berlin中心街から約50分のところにあり、この日訪れた街の中では一番遠い場所になります。 S-BahnのStrausberg駅からは、Strausberger Eisenbahn(シュトラウスベルク鉄道)に乗り、Strausbergの中心街へと向かいます。 街の中心までは森の中を抜けて20分ほど。終点のLustgarten(ルストガルテン)へ到着です。 Straussee(シュトラウス湖)に面したStrausbergは静かな雰囲気の美しい町です。 Straussee(シュトラウス湖)は、元々氷河の窪地が作り出した湖で、細長の形をした美しい湖です。 この湖には、ケーブルに伝って走る珍しいフェリーがあり、名物になっています。 珍しいSeilfähre(ケーブル・フェリー)が運行 青い空に青い湖。こんなところに一日中いると、時間がたつのも忘れます。 ただ長居をしてしまうと帰るのも遅くなってしまうので、泣く泣くBerlinの中心へ戻ります。 Hackescher Höfe(ハッケシャー・ヘーフェ) このような"中庭(Hof)がある建築はBerlinによく見られる構造で、ドイツ語でHinterhof(ヒンターホフ)、又はQuergebäude(クヴェア・ゲボイデ)と呼ばれます。19世紀から20世紀にかけてBerlinを産業都市にするために建てられた建築様式で、当時住宅のみならず商業施設や工場も併設していたそう。まさにBerlinが一番栄えていた時を今に映す、そんな建築様式です。  Hackescher Markt(ハッケシャーマルクルト)付近で買い物をして、この日は宿に戻りました。  この日宿で頂いたビールはBerliner Bürgerbräu(ベルリナー・ビュルガーブロイ)は、ベルリン市内で最も古い醸造所で、1869年からKöpenick近くのFriedrichshagen(フリードリッヒスハーゲン)でビールを醸造しています。 今回頂いたのはRotkehlchen(ロートケールヒェン=コマドリ)という名のビ