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9月, 2019の投稿を表示しています

Bierreise Chezh&Austria: 2.Brauerei Spezial Weisse

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BambergにあるKlein Venedig(小江戸ならぬ小ヴェネチア)と呼ばれる地区 引き続きBambergを紹介。 Altes Rathaus(旧市庁舎)があるder Regnitz(レグニッツ川)を渡り、古い街並みを歩くこと10分ほど。Domberg(ドームベルク)と呼ばれる丘の上に建つ、Bamberger Dom(バンベルク大聖堂)に辿り着きました。 四つの塔を持つ大聖堂は圧巻です。 平日とあってか、人もまばらだったこともあり、ゆっくりと巡ることが出来ました。 Alte HofhaltungのInnenhof(中庭)  ここDombergには大聖堂の他にもAlte Hofhaltung(アルテ・ホフハルトゥング)やNeue Residenz(ノイエ・レシデンツ)等、司教領の宮殿があり、見ごたえのある建物が林立しています。 Domberg(ドームベルク)からJakobsberg(ヤコプスベルク)を望む Dombergからは他の丘を望むことができ、BambergかRegnitz川によって作り出された起伏のある街である事が伺えます。 Bambergはローマと同様、"七つの丘"の上に街が気付かれたことから、別名Fränkisches Rom(フランケン(地方)のローマ)とも呼ばれているそうです。 坂が好きな私にとってはたまらない地形です。 DombergよりKlein Veneigを望む "ローマ"の他にも、BambergにはKlein Venedig(小ヴェネチア)と呼ばれる地区があり、水際に建つ17世紀の建物が非常に美しい。 ちなみにこうした小ヴェネチア(リトルヴェネチア?)は、ヨーロッパ各地にあるようです。日本で言う小京都や小江戸と同じ感覚でしょうか? その後は再び"平地"に戻り、街をぶらぶら。 美しい街並みもこの街の魅力ではありますが、ビール好きにとっては何といっても、 ご当地ビールともいえるRauchbier(ラオホビア)がBamberg訪問のお目当て。 Rauchとはドイツ語で煙を意味し、Rauchbierは燻製にした麦芽を使

Bierreise Chezh&Austria: 1.Mönchshof:Kellerbier

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前回に引き続き、今回も昔の"Bierreise=ビール紀行"をお届けします。 2007年の9月から約2週間、チェコとオーストリアを中心に旅行しました。 初めての”東欧”旅行です。 Nürnburgの街 初日はFrankfurt am Mainから電車でNürnberg(ニュルンベルク)へと向かい、初日はそこで滞在。 前の年に訪れたFrankfurtとWürzburg(ヴュルツブルク)に懐かしさを感じながら、再びヨーロッパに戻ってきた事に喜びを感じます。 Frankfurt駅で駅員さんにNürnbergまでの電車の時刻表をもらおうとすると、Nürburg(ニュルブルク)という別の地名のものを与えられ、2,3度言い直してようやくNürnbergの時刻表を貰えた事を今でも鮮明に覚えています。当時はまだまだドイツ語の能力が低かったんだなと。 当日は夜に到着したため、少し買い物をした後は、明日に備え就寝。 夜はもちろんドイツビール。 現在はフランケン地方にあるKulmbacher醸造所の一ブランドになっている Mönchshof(メンヒスホフ) を紹介します。 Mönchshof ブランドのビンはBügelflasche(ビューゲルフラッシェ)と呼ばれる、栓の部分を指で押して空けるタイプのものが使用されています。(因みによく見る王冠タイプの栓の事をドイツ語で、Kronkorkenverschluss(クローンコルケン・フェアシュルス)、スクリューキャップタイプはSchraubverschluss(シュラウプ・フェアシュルス)と言います)。 同ブランドからは Lager(ラガービール) Schwarzbier(黒ビール) Landbier(ホップの味が利いたピルスナータイプ) Original(伝統あるレシピから作られたピルスナー) Kellerbier(無濾過のビール) Bockbier(ボックビール) Weinachtsbier(クリスマスビール) が発売されています。 今回飲んだのはKellerbier(ケラービア)。無濾過とあって、酵母の濁りが特徴。やはりドイツのビールは美味しいなぁ。 ちなみにこの醸造所があるKulmbrach(クルムバッハ

Bierreise 2008 Germany&Poland 26:Haake Beck Kräusen

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Stade(シュターデ)の街並み 2008年9月14日。 二週間以上続いたこの旅行も今日で最後です。 最終日は1年半振りのHamburg(ハンブルク)で過ごしました。 ハンブルクへ向かう途中、Lüneburg(リューネブルク)に立ち寄りました。 訪れた事がなかったため、短時間で軽く街を見て回ろうと大きな荷物も駅に預けず旧市街を訪れたのですがこれが見事に失敗。 想像以上に綺麗な街で、もっと長くいれれば、、、と思うくらい。 今度訪れたときは、じっくり時間をかけて訪れたいです。 その後Hamburgへ。久しぶりのHamburgでゆっくり買い物等を楽しもうと考えていたのですが、この日は日曜日でお店は殆ど閉まっていました。 せっかくの最終日だし、このまま閑散としているHamburgのカフェでゆっくりするのも惜しい。地図を広げ、StadeかKiel(キール)のどちらかに行く事を決断。駅に来るとStadeへ向かう電車が早く来るので、Stade(シュターデ)へ向かう事にしました。 電車でHamburgから約1時間、どんな街だろうと₍最終日ということもあり₎期待と不安が入り混じっていましたが、 結果、Stadeは予想以上に美しい街でした! どこかのテーマパークにあるような美しい一角が残っており、綺麗です。 喉も渇いた事と時間もまだ沢山あったので、どこかでビールを飲もうかと探していたら 一軒の居酒屋を発見! お店の中に入りカウンター席に座りましたが、いかにも地元の人しか行かないような雰囲気でした。  隣には、かなり常連っぽいおじさんが居酒屋の女主人と会話してるのを横目に、 せっかくなのでこの常連さんに話しかけてみる事にしました。 すると、気さくな人で、色んなことを話してくれました。 ビールを片手に1時間以上話し続けました。 お互い打ち解け、仲良くなって、しまいにはそのおじさんが、 「エアバス(工場がStadeにあるらしい)に就職しろ!そうすればStadeにいつでも来れる」 と言ってくれるまでに。 いい人だな~、と思いながら帰る時間が迫っている事を告げると、 「そういえばお前、ビールのグラスを集めてるんだよ

Bierreise 2008 Germany&Poland 25:Krombacher Weizen

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この日はバルト海沿岸へと向かいます。 まずはRostock(ロストック)へ。  いかにもバルト海沿岸の街という雰囲気のある町並。 上の写真にあるような石造りのファサードを持つ建物をこの地域ではよく見かけることが出来ます。 続いては、ロストックから更に電車に乗りWismar(ヴィスマー)へ。 こちらもバルト海に面する港町で、Hansestadt(ハンザ都市)の一つ。 翌年に同じHansestadtのStralsund(シュトラールズンド)を訪れたのですが、どことなく街並みが似ています。 そんな北ドイツの観光を終え、再びメルンに戻ってきます。 今日頂いたビールはこちら。  Krombacher(クロムバッハー) と言えば、Pils(ピルスナー)で有名なビールメーカーで、ドイツでもシェア1位2位を争う大手メーカーです。 Krombacherといえば、ピルスナーの印象しかなかったので、もの珍しさに購入。 グラスに注いで見ると、全体的に濁ったようなヴァイツェン特有の色が美しい。 匂いもバナナのようなリッチな香り。楽しみです。 実際飲んでみると、濃厚なヴァイツェンの甘さよりも、やや酸味が目立ちます。 結構期待していたので、期待以下ではありましたが美味しかったです。 ●○Krombacher:Weizen○● Brewery: Krombacher Brauerei Location: Kreuztal, Germany Website:http://www.krombacher.de/