Bierreise Czech 2014 12: Černá Hora Kvasar
プラハの街を散歩していて楽しいのが、本当に色々なスタイルの建築物に出会える事。
旧市街広場からヴルタヴァ川へ向かうと、比較的新しい整然とした建物(ユーゲントシュティール?)が立ち並んでいます。
特に注目して見ると楽しいのが建物の上部。
それぞれの建物に可愛らしい塔が作られており、その一つ一つが非常に可愛らしい。
こちらの市民会館もアールヌーヴォの代表的な建築物です。
少し歩けば、ユダヤ人地区。
こちらは様々なシナゴーグがあり、建築様式も様々です。
古い建物以外にも時折モダンな建物もあったり、ホントに様々な年代の建築物が混在しています。
プラハは建築物の博物館とも評されるようですが、なるほど、
こうして建築物を見て歩くと納得です。
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今日はČerná Hora(チェルナーホラ)のビールを紹介します。
Černá Hora(チェルナーホラ)は、ブルノの北30kmほどにある街です。
ドイツ語名はSchwarzenberg(シュヴァルツェンベルク)、黒い山を意味してます。
ここで言うČernáとは、なるほど、黒ビールを表す形容詞"Černý"の格変化違いの同じ形容詞と言うことですね。
余談ですが、旧ユーゴ圏にあるMontenegroも黒い山を意味しており、セルビア語ではCrna Gora(ツルナ・ゴーラ)と言うそう。Crna GoraとČerná Hora。南スラブ言群のセルビア語と、西スラブ語群のチェコ語と、語群も距離も離れていますが、どちらもスラブ語という事で殆ど同じ表現になるのですね。
少し脱線しましたが、このČerná Hora(チェルナーホラ)は1298年ごろを創業とする歴史ある醸造所で、1530年には古文書に記述されています。
こちらも前回の記事でも紹介した、チェコの中小規模の醸造所で形成するPivovary Lobkowicz Groupに加盟している醸造所です。
因みにPivovary Lobkowicz Groupに加盟している醸造所は以下の通りです;
- Protivín
- Uherský Brod
- Jihlava
- Rychtář
- Klášter
- Vysoký Chlumec
- Černá Hora.
それぞれのウェブサイトを見ましたが、どの醸造所もそれぞれ個性がある醸造所ばかり。
是非それぞれのビールを楽しんでみたいですね。
特にここČerná Hora(チェルナーホラ) は、ビールのラインアップも様々あって、どれも美味しそう!
今日はKvasarという種類のビールを紹介します。
こちらはSpecialビールと言う事で、少しアルコール高め、麦汁濃度高めのビールです。
前回の記事で紹介したRYCHTÁŘ 15° SPECIÁLと同系統のスタイルのビールですが、
こちらは蜂蜜が若干添加されているところが特徴です。
こちらは甘みも感じますが、全体的に非常に飲みやすいビールでした。
特にアルコールもそこまで高くないので気軽にごくごく飲み干せるビールです。
美味しい!
●○Černá Hora Kvasar○●
Brewery:Pivovar Černá Hora
Brewery:Pivovar Černá Hora
Location: Černá Hora,Czech
Website:http://www.pivovarcernahora.cz/
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