投稿

Bierreise Czech 18: Kozel Černý

イメージ
 Pivovar Marinaでビールを堪能した後は、街の中でぶらぶら買い物を。 この日は夜ご飯を食べた後、夕暮れの街を散歩する事にしました。  Gulasch(グラーッシュ)を頂きます。 ハンガリーを起源とするシチュー料理ですが、オーストリアをはじめ、チェコでも食べられているのは、まさにオーストリア・ハンガリー帝国の名残なのでしょうか。  それにしても、このお店のGulasch、かなり美味しかったー! 更に美味しかったのがKozel Černý(コーゼル・チェルニー)。 7年前に初めてKozelのビールを飲んだ ときに、絶対黒ビールも飲んでみたい、と思っていた夢が叶いました! Kozelの看板 ここで少しKozelの歴史について学んでみましょう。 ビールジョッキを片手に持つヤギがトレードマークであるKozel。 チェコでも人気のビールの内の一つです。 元々14世紀からある歴史ある醸造所ですが、長年にも渡る戦争を経て荒廃しきった醸造所をFransisek Ringhoffer氏が買い取り、再び新たなビール醸造開始した年がその歴史の始まりと言えます。それが今から100年以上前の1874年の出来事です。 2010年4月の記事 の引用ですが; "ヤギのマークが特徴のKozel(コーゼル)。こちらもチェコで有名ブランドである。 Kozelとはチェコ語でヤギを意味し、ラベルの絵はフランス人画家がPopovice(コーゼルの醸造所)への賛辞をこめて描いた絵が元になっているそうだ。 " と、あるように、このヤギのトレードマークにもこのような歴史があります。 味は僅かな甘みも感じられる、すっきりとして飲みやすい黒ビールです。 チェコで飲んだ黒ビールの中でも、かなり美味しく感じました。 今回の旅行ではマイクロブルワリーのビールを中心に飲んでいましたが、 大手のビールも侮れません。  ビールを堪能した後は、夕暮れの街を散歩。 夕暮れとは言っても、既に時刻は21時前です。  夕暮れに染まる街を眺めながら、最後の観光をスタートです。 ●○Kozel Černý○● Brewe...

Bierreise Czech 17:Pivovar Marina

イメージ
 1週間滞在したチェコも終盤。 この日の次のフライトで東京へ帰るため、この日がプラハを観光する最後日となりました。 午前中は、お城近くの美術館で、ナチスドイツによる強制労働の企画展を訪問。 なかなか日本では聞き知る事の出来ない企画展であったため、非常に興味深く、 色々と考えさせられる、見ごたえのある企画展でした。 その後はトラムでブリュワリーレストランへ。 プラハ訪問に辺り、行きたいマイクロブルワリーを事前にピックアップしていたのですが、 齢の為か…ビール漬けになる前に、若干ギブアップ気味になっていたので、 数件は訪問できず…笑  とはいえ最終日、この一軒は行っておきたい、というお店を訪問しました。 トラムでホレショヴィツェ駅方面にあるヴルタヴァ川近くのManiny(マニニー)停留所へ向かい、 そこから歩いて10分ほどの所にあるレストランです。 周辺は比較的近代的な集合住宅が立ち並ぶオフィス&住宅街。 比較的裕福な地区なのでしょうか? そんな建物に囲まれたクラシックで可愛い建物が、今回の訪問先「P ivovar Marina(ピヴォヴァー・マリーナ) 」です。  店内中央には醸造釜があり、まさに出来たてのビールを頂けます。 大型スクリーンもあるので、夜はスポーツ観戦をする若者で賑わいそうな雰囲気。  ビールのラインアップは、ラガーや黒ビールの他にも、、、 Pšeničné pivo 11%(ヴァイツェン)もありました。 このヴァイツェンはバイエルン風なマイルドなヴァイツェンで非常に美味しかったです。  泡も繊細。  続いて、Holešovický ležák 12%(ホレショヴィツキー・レジャーク)。 こちらは比較的口当たり軽やかなラガータイプのビールです。 酵母が残っているのか、若干濁り気があるように見えます。  そして最後はドゥンケルタイプのMarina Tmavý Speciál 13%。  先ほどのものとは違って、ロースト感を感じられるしっかりとした黒ビールです。 どのビールも飲みやすい...

Bierreise 2014 16: Glokner Golem

イメージ
 ストラホフ修道院でビールを飲んだ後、夜の旧市街へとお城から下っていく事にしました。 時間は既に9時。昼間は多くの人で賑わうお城から旧市街へと向かう道も人はまばらです。  夕立で少し降った雨と、暖色の街灯がいい感じに共鳴しています。 それにしても、石畳の風景には雨が良く似合います。 お城を下ってきて数十分後、カレル橋へとやってきました。 カレル橋から見たプラハ城  ここまで来ると、賑やか。 既に10時前ですが、多くの人がチェコの夜の風景を楽しんでいます。 お城から歩く事3km。旧市街広場へ辿り着いたのですが、 旧市街広場の人の多さにびっくり! 既に10時過ぎですが、昼間と変わらないくらいの賑わい。 夜は人もまばらになる街も多いですが、プラハは本当に夜もアクティブ! ワールドカップのお祭り騒ぎも相まって、非常に明るい雰囲気でした。 そんな賑やかな街を離れ、私はホテルでゆっくり、ビールを頂きました。  毎日とにかく色々なビールを外で飲んでいたので、ホテルでビールを飲むのは今回が初めて! 今日はチェスキークルムロフで購入した GLOK の GOLEM というビールです。  どうやら先日紹介したGlokner醸造所の季節限定ビールだそうです。瓶が透明なので、鮮度が心配です…。 スタイルで言うとスペシャルビール、と言う事でアルコール度高めのベルギービール風のビールです。 味は酸味が結構あり、それほどアルコールの重さは感じません。 ただ、一体いつ作られたビールかは分からないため、もしかしたら若干古かったかも。 ただ、なかなかお目にかけないビール。美味しく頂きましたよー! ●○Glokner Golem○● Brewery: Glokner   Location: Prague , Czech Website:http://www.pivovarmarina.cz/

Bierreise 2014 15: Klášterní pivovar Strahov 2回目

イメージ
トラムからヴルタヴァ川を望む ウ・フレクでビールを飲んだ後、一度宿に戻り、プラハでイタリアンを頂きました。 写真はないのですがDivinis Wine Barというお店。 お洒落な雰囲気のイタリアンレストランで、チェコのレストランにしては若干高めですが、 非常に美味しく頂けました。 肉や芋中心のチェコ料理に飽きた際はオススメです。 夕食後は夕方のプラハの風景を眺めに、お城のほうに行ってみる事に。 夕暮れのプラハ市街  昨日訪れたStrahovský klášter(ストラホフ修道院)のある丘へと一気にトラムで上って行きました。  時刻は夕方の8時30分。夜遅くではありますが、丁度夕暮れ時と言ったところ。  奇跡的に非常に大きな虹がプラハの街に現れて、街の北から南に至って大きなアーチをかけていました。美しい街を眺めつつ、せっかくここまで来たなら、と言う事で、また先日訪れたビアレストランを訪問!   またまた、 Klášterní pivovar Strahov(ストラホフ修道院醸造所) へ。 先日は屋外でしたが、今回は店内で頂く事にしました。 注文したのは、レギュラービールで通年飲むことのできる Sv. Norbert India Pale Ale と Sv. Norbert Amber lager 。 私はIPAを頂きましたが、これがなかなか美味しい。 フルーティーな香りと、ホップの苦味。正統派のIPAです。 無ろ過ビールで酵母が残っているので、若干マイルドさも感じるのがいい感じです。 お店の雰囲気といい、ラインアップといいいい感じのビアレストランでした。 ●○Klášterní pivovar Strahov ○● Brewery:Klášterní pivovar Strahov Location: Praha,Czech Website:http://www.klasterni-pivovar.cz/ 夕食後は歩いて旧市街へ。 9:30になるとようやく街にも灯りが点りはじめました。

Bierreise Czech 2014 14:U Fleků

イメージ
クトナーホラの観光を終えて、 再びプラハ市内へと戻ってきました。 この日は、、定番でいて、今まで訪れた事の無かった伝説のビアレストラン、U Fleků(ウ・フレク)を訪れる事にしました!  U Fleků(ウ・フレク)と言えば、ガイドブックには必ず乗っている、プラハ1有名なビアレストランです。 ここで醸造される黒ビールに感動する人は非常に多く、日本の醸造家でもここのビールに感銘を受けてビール作りを志した人もいると以前聞いたことがあります。 U Flekůがあるのは旧市街広場から20分ぐらい歩いたところにあります。  このレトロで大きい時計が目印です。 店内は幾つかのビアホールとビアガーデンがあってお店は意外と広いです。  驚いたのが、訪問したのは15時でしたが、それでも非常に混んでいた事。 12時とか昼時に訪問したらどれだけ混んでるんだろうなと思いつつ、 早速ビールを注文です。  これが名物の黒ビールFlekovský ležák 13%.(フレコヴスキー・レジャーク)。 このお店ではこの1種類しか提供しておらず、必然的に皆このビールを注文する事となります。 味は、、非常に濃厚で甘みのある味わいを予想していましたが、 驚くほどすっきりとした黒ビールです。 決してライトという訳ではないのですが、コレほどまでにすっきりとした黒ビールを飲んだのは初めてかもしれません。 ウフレクのビールを忘れられない人が多いのも、この独特感のある黒ビールだからかもしれません。 ちなみにビアガーデンはこんな感じ。 中世の感じが残る雰囲気でした。 この醸造所は1499年から休むことなく醸造を続けている、非常に歴史あるレストラン。 日本で言うと、なんと応仁の乱があったころから今まで現存しているということになります。 そう考えると、なんて歴史ある醸造所なんだ!と痛感してしまいます。 ●○U Fleků ○● Brewery:U Fleků Location: Praha , Czech Website:http://ufleku.cz/

Bierreise Czech 2014 13: Dačický 12° světlý ležák

イメージ
この日はプラハから少しエクスカージョンを楽しんでみました。 行き先は…Kutná Hora(クトナーホラ)!  プラハ中央駅から電車に乗って向かいます。 電車は一瞬北方向へと向かい、Kutná Horaを目指して南東に向かいます。 奥に見えるのがプラハ城。下に見えるのはマサリク駅。    プラハ中央駅を出て少しすると、プラハの街が一望できます。 プラハの市街地を離れると、暫く林の中や草原の中をひたすら走り、1時間ほどでKutná Horaに到着します。  電車でKutná Horaに向かう場合、ちょっと路線が複雑なので、簡単な地図を作ってみました。 まず簡単にクトナーホラの説明をすると、 クトナーホラは、①旧市街と②セドレツ、二ヶ所に見所が分散している 旧市街-セドレツ-中央駅はそれぞれ2-3kmほど離れている 従って、鉄道でクトナーホラを訪れると、旧市街からもセドレツからも離れているところに到着するので、電車かバスかで向かうのがベターです。 恐らくバスで向かうのが一番スマートなのかもしれませんが、今回は鉄道で向かってみました。 クトナーホラ中央駅に到着すると、向かい側のホームに小さいディーゼルカーが止まっており、そのディーゼルカーに乗り向かいます。 但し、地図を見ていただけるとわかるとおり電車はスイッチバックをしない限り、どう考えてもセドレツ方面に電車は向かうことが出来ません。 果たしてどうやって向かうのか!?という疑問を感じつつ乗っていると、 中央駅を発車した直後、列車は一度止まって、案の定スイッチバック!  疑問が解決してすっきり。  まずはセドレツ納骨堂と聖母教会を観光したいので、セドレツ駅で下車をします。 セドレツ駅。非常にシンプルな無人駅でした  駅前にはChrám Nanebevzetí Pany Marie(聖母教会)があるので、アクセスは非常に便利でした。  聖母教会は人も少なく、非常に神聖的な雰囲気でした。 この後、不思議な雰囲気のセドレツ納骨堂を訪れて、そこからバスで旧市街へと向...

Bierreise Czech 2014 12: Černá Hora Kvasar

イメージ
 プラハの街を散歩していて楽しいのが、本当に色々なスタイルの建築物に出会える事。 旧市街広場からヴルタヴァ川へ向かうと、比較的新しい整然とした建物(ユーゲントシュティール?)が立ち並んでいます。  特に注目して見ると楽しいのが建物の上部。 それぞれの建物に可愛らしい塔が作られており、その一つ一つが非常に可愛らしい。  こちらの市民会館もアールヌーヴォの代表的な建築物です。 少し歩けば、ユダヤ人地区。  こちらは様々なシナゴーグがあり、建築様式も様々です。  古い建物以外にも時折モダンな建物もあったり、ホントに様々な年代の建築物が混在しています。  プラハは建築物の博物館とも評されるようですが、なるほど、  こうして建築物を見て歩くと納得です。 ************************ 今日は Černá Hora(チェルナーホラ) のビールを紹介します。  Černá Hora(チェルナーホラ)は、ブルノの北30kmほどにある街です。 ドイツ語名はSchwarzenberg(シュヴァルツェンベルク)、黒い山を意味してます。 ここで言うČernáとは、なるほど、黒ビールを表す形容詞"Černý"の格変化違いの同じ形容詞と言うことですね。 余談ですが、旧ユーゴ圏にあるMontenegroも黒い山を意味しており、セルビア語ではCrna Gora(ツルナ・ゴーラ)と言うそう。Crna GoraとČerná Hora。南スラブ言群のセルビア語と、西スラブ語群のチェコ語と、語群も距離も離れていますが、どちらもスラブ語という事で殆ど同じ表現になるのですね。  少し脱線しましたが、この Černá Hora(チェルナーホラ) は1298年ごろを創業とする歴史ある醸造所で、1530年には古文書に記述されています。  こちらも前回の記事でも紹介した、チェコの中小規模の醸造所で形成する Pivovary Lobkowicz Group に加盟している醸造所です。 因みに Pivovary Lobkowicz...