Bierreise 2010 Italy&Switzerland 8:Cardinal
絶景を見に、また昨日訪れたRosengartenへ赴く。
早朝の眺めも、夕暮れ同様非常に美しい眺めでした。
この日は、Bernから電車で20分ほどの所にある、Fribourg(フリブール)の街を目指します。
当初はFribourgだけの訪問を予定してましたが、せっかくなので足を伸ばしてLausanne(ローザンヌ)も行ってみる事にします。
山が多いスイスでは、斜面に建てられた街が多かったり、また戦災を逃れた関係で、中世の面影がそのまま残っていたりするので、私のような坂好き・路地好きにはたまらない街並みが広がります。
今回訪問したFribourg/Freiburg(フリブール(仏)・フライブルク(独))もそうした街のひとつ。
2ヶ国語表記したのには理由があり、このFribourg/Freiburgは、ドイツ語圏とフランス語圏の境界に位置している為です。
商店の看板や人の会話を聞くと、大抵がフランス語ですが、ドイツ語でも話は通じますし、ドイツ語を話す住民もたまに見かけます。
こんな感じの非常に古い路地があったりして、歩いてると発見が色々 |
まずは、旧市街のある丘の上から、川の流れる低地エリアへと下ってみる事にしました。
道端に子ヤギ見かけたりと、非常に牧歌的。
暫くすると視界が開けてきて、
Fribourgの景色が非常に綺麗に見ることの出来るポイントに到着。
旧市街が目の前にあるゴシック様式の大聖堂があるところですので、
結構な高低差があるのがよくわかります。
因みにこの眺めを反対に丘の上から眺めるとこんな感じです。
城壁もしっかり残っており、美しいエリアです。
ホントに川沿いのエリアは牧歌的というか、このようなかなり古い橋も見かけることが出来ます。
ベルン同様、丘の上に築かれた街並みですが、こちらは崖の上に建物が建てられており、
若干荒さはありますが、その分迫力もあります。
上から眺めても、下から眺めてもホントに美しい街並みでした。
そんなに観光化されていないので、派手さはありませんが、ベルンから日帰りで来て見るのもお勧めです。
*********************************
今回紹介するCardinal。スイスの、特にフランス語圏では、至るところで飲む事が出来るビールです。
この醸造所の歴史は200年以上あり、1788年にFrançois PilleがバイエルンでBraumeister(ブラウマイスター)の研修を積んだ息子のために設立したことが始まりです。
Cardinalの名前の由来は、1890年にローマ教皇レオ13世がフリブールの主教に枢機卿(フランス語でCardinal)の称号を与えたため、この醸造所がそれを祝してCardinalというビールを市場に出した。これが現在の醸造所名であるCardinalの由来です。
今回はフリブールの中心街の広場でビールを頂く。宮部みゆきの地下街の雨を片手に頂きました。
CardinalだがLagerタイプのビールで、フランスビールのように軽いかと思ったが、苦味もあり、モルトとホップの味がしっかり伝わり飲みやすいビールです。
CardinalではフランスらしいシャンパンのようなアルコールドリンクEVEなる飲料も発売しており、バラエティーに富んでいます。他も試して見たい。
●○Cardinal○●
Brewery:Cardinal brewery
Location: Fribourg/Freiburg, Switzerland
Website: http://www.cardinal.ch/
コメント
コメントを投稿