Bierreise 2017 Northern France 1:Pelforth Blonde

La Saine(セーヌ川)

思えば1年前になってしまいましたが、2017年6月に訪れた北フランスのビール紀行を今日から投稿したいと思います。

フランスはヨーロッパの中でもbière artisanale〈クラフトビール〉の醸造が最も盛んな国の内の一つで、フランスらしいお洒落なラベルに身を包んだクラフトビールはついついジャケ買いしてしまいたくなるようなものばかりです。

今回はその一部ですが、旅行中にいただいたビールを、いつものように紀行文に織り交ぜてご紹介します。

Rue de Rennes(レンヌ通り)

今回は夜中のAir France羽田発を利用し早朝にParisに到着する便で向かいました。
何やら予定より早く到着したとかなんかで、なんと空港に到着したのは朝の4時。

空港からホテルに向かうにも、バスや鉄道が動き出すのが6時になってからなので、
空港で2時間ほど時間を潰すことになりました。

ようやく朝一番のバスを捕まえて、Hotelに荷物を預けたのが7時ごろ。かなり早朝ですが、Parisの観光をぶらぶらスタートさせました。

Rue de Rennes(レンヌ通り)

流石に早朝とあって、Gare Montparnasse(モンパルナス駅)からの目抜き通りであるRue de Rennes(レンヌ通り)も人がまばら。ひんやり涼しいので散歩にも最適でした。

日中は観光客でごった返すMusée du Louvre(ルーブル美術館)も朝は殆ど人がいません。尤も順番が逆で、数時間後この場所に戻ってきたときに、あまりの人の多さにびっくりしたほど。


最終的にはArc de triomphe de l'Étoile(凱旋門)まで歩き、朝食休憩。
初めてのParisだったので、次から次にテレビ等で見かけていた有名スポットが次々現れる度にちょっと感動。完全におのぼりさん状態です。

Musée du Louvre(ルーブル美術館)

その後ルーブル美術館を見学し、Place Saint-Michel近くのレストランで昼食タイム。
ここで飲んだビールを今日は紹介。


"Pelforth(ペルフォース)"
一見、英語っぽい名称のビールですが、北フランスのLille発祥のれっきとしたフランスのビールです。1921年にLouis Boucquey, Armand DelfandreそしてRaoul Bonduelの3人により設立されたBrasserie du Pélican(ペリカン醸造所)がその起源になります。
写真ではわかりにくいですが、上の写真のグラスの上部にペリカンのイラストが描かれており、今でもPelforthのシンボルのようです。

本当かどうかは確認できていないですが、Pelforthの由来はWikipediaによると、"Pel=Pélican(ペリカン)、forth=forte(フランス語で"strong"、麦が多く投入されている事に由来)を英語っぽくthに変換" この合成語との事です。

では何故英語化させた名称にしたかったのか。ここは推測ですが、Pelforthのラインナップには1937年から愛されている褐色のBrune(ブリューヌ)というビールがあり、当時金色のBlondeが主流だったフランスのビール市場にイギリス風のBruneを投入した際、イギリス風な名称を付けることでインパクトを与えたかったのではないかと。

長々書きましたが、本日頂いたのはBruneではなくBlonde。
比較的ライトな感じの味わいですが、美味しくいただきました。

さてさて朝から歩きっぱなしだったので、一度ホテルに戻りチェックインをした後に、
また夜ご飯がてらぶらぶら散歩。


 日も暮れて、今日の一日は終了。
明日はParisを出発します。

●○Pelforth Blonde○●
Brewery: brasserie Pelforth
Location:Lille,Frane
Website:http://www.pelforth.fr/

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