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5月, 2014の投稿を表示しています

Bierreise 2013 15: Merlin Cerny

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翌日は少しウィーンから足を延ばして、小さな遠足をしてみました。 ウィーンからEC(オイロシティー)に乗り約1時間ほど北に走ると、もうそこはチェコの国境。 今日はチェコの小さな街へと小旅行です。 Mikulovまでの電車は丸くて可愛らしい小さな列車での移動です チェコ国内で初めての駅となるBřeclav(ブジェツラフ)で電車に乗り換えて、オーストリア・チェコ国境付近を小さな電車に揺られて更に30分ほど走ります。 Mikulovの駅 今回訪れたのはMikulov(ミクロフ)というオーストリア国境に程近い小さな街です。 ワインの産地と知られるこの街は、お城もある非常に美しい街。 Mikulov城  Mikulov(ミクロフ)を初めて聞く人も多いはず。 もちろん日本のガイドブックでは紹介されているのを一度も見た事がありません。 それでは何故この街を訪れる事にしたか。 それは数年前BSの番組で"現地旅行会社が教える"誰にも教えたたくない観光地"で特集されていたのをなんとなしに覚えていた為です。 誰にも教えたくない観光地を、TV番組で公にしてしまっている所はどこか矛盾を感じますが(笑) さておき、 前々から行きたいなーと思っていた街を、ようやく訪れる事となった訳です。  駅からはお城を目印に歩く事20分ほど。街の中心街に着く事が出来ます。 旧市街は綺麗に整備されていて、それぞれ特徴の異なる建物が立ち並ぶ非常に可愛い街並み。  ズグラッフィートの家々も見受けられます。 ここMikulovの見所は何と言っても美しいMikulov城とワイン。 お城の周りを観光した後、Mikulovを美しく見る事が出来るスポットがあると聞き、 そこまで行ってみる事に。 旧市街から丘に登る事20分。 丘の上にそびえたつMikulov城に果てしなく続く地平線。 本当に絶景でした。夕陽が差し込む瞬間まで待ってベストショットを撮影したい所ですが、 時間もあるのでさっと丘から下山。  Mikulov城からの眺め 帰りの列車が来るまでの間、Mikulovワインを堪能しました。

Bierreise 2013 14: Ottakringer Goldfassl Spezial

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Salzburgから電車でWien(ウィーン)にやってきました。 相変わらず美しいSthephan Dom(シュテファン教会)のライトアップ。 夜のウィーンをぶらぶら散歩します。 ウィーンの旧市街は路地が入り組んでいて、色々な発見があって面白い。 また、Ring(リンク)と呼ばれる旧市街を囲む環状の大通り沿いには 重厚で華やかな建物が立ち並び、こちらも壮観。 何度来ても美しいウィーンは、私が一番好きな町です。 ********************* 今日はそんなウィーンの地ビール、 Ottakringer(オッタクリンガー) の Goldfassl Spezial(ゴールドファッスル・シュペツィアール) を紹介。 Ottakringerに関しては、 2010年4月9日の記事 でも紹介したとおり、ウィーンのOttakring(オッタクリンク区)にある醸造所です。 Goldfassl(ゴールドファッスル)はOttakringerの中でもプレミアムブランドのビールで、Zwickl(ツヴィックル)やBock(ボック)、更にはBio(オーガニック)ビール等様々なスタイルのビールを発売しています。サッポロビールで言うところのエビス、のような感じで、比較的高級なレストランに行くとGoldfasslが置いてある事が多いようです。  今回紹介するSpezial(シュペツィアール)は、普通のLagerビールに比べると少し赤みがかかっています。味はモルトの味もしっかりしていて、のみ応え十分。ぐいぐい飲めてしまうビールです。 ●○Ottakringer Goldfassl Spezial○● Brewery: Ottakringer Location: Wien, Austria Website:http://www.ottakringer.at/

Bierreise 2013 13: Stiegl Goldbräu

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歴史ある醸造所。日本の醸造所とはイメージが違い、非常に可愛いイメージ 市街地に戻ってきて、前から行きたかったStiegl醸造所のBrauwelt(ブラウヴェルト)へ。 Stiegl醸造所に併設されたビールの博物館で、ビールの作られ方から歴史、更にはオーストリア国内外のビールの紹介等、様々なものが展示されています。 博物館は旧市街からもバスで10分ほどとアクセスしやすい。更にこの博物館は、 Salzburgの観光チケットであるSalzburg Card(公共交通機関乗り放題+市内の博物館・施設の割引)で無料で入場出来るので、是非訪問をオススメします。 (オススメする理由は後述します) こちらは博物館のエントランス。 入り口から建物に至るまで洗練されています。 こちらが博物館の内部。木を基調としている館内は、非常にきれいで、 一つ一つの展示物がモニュメントのようになっています。 こちらはオーストリア国内の醸造所リスト。 これを見るとSalzburgの周辺に様々な醸造所が集積している事が伺えます。 博物館は中々広く、ゆっくり見ると1時間はかかる程。 見ごたえも十分です。  先ほど、"この博物館は訪問をオススメしたい"と書いた理由は、博物館の見ごたえも一つありますが、何と言っても、見学後の試飲券が入場券に含まれていることです。 つまるところSalzburg cardを持っていると、無料で試飲まで楽しめてしまいます。 ビールのラインアップはこんなに沢山。 一人当たり3杯の試飲券がついているので、家族3人で行けば全種類飲むことが出来ますね。  食事も比較的リーズナブル。美味しいソーセージと主にビールを頂きます。 前回の記事から紹介していたのは、実はこの試飲のビール達でした。 今日は Goldbräu(ゴールドブロイ) を紹介。 Lagerタイプのビールです。  キリットしたすっきりな味わい。比較的軽めの味わいです。 ちなみにこの博物館の入場券、 なんと試飲券のほかにも、お土産券がついていて、 併設のショップでグラスや栓抜きと交換する事が出来る。 なんとお得なStiegl

Bierreise 2013 12: Stiegl Paracelsus Zwickl& Stiegl Weisse

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Hohensalzburg(ザルツブルク城)からの景色。 先日紹介した市街地とは逆側の景色は、アルプスの山に囲まれた 牧歌的な絶景風景! 朝日が差し込み、澄み切った空気。 非常に美しい眺めでした。 いつまで見ていても飽きない景色です。 暫く景色を楽しんだ後、再び山を下り市街地へ戻っていきました。 ******************** 今日紹介するのはStiegl(シュティークル)の Paracelsus-Zwickl(パラケルスス・ツヴィックル)とStiegl Weisse(シュテークルヴァイセ)。 Paracelsus-Zwickl は昨年も ウィーン大学構内の記事 で紹介しましたので、詳細はそちらを参照ください。 どちらも酵母が残る"Naturtrüb(自然の濁り)"と表現されるビールで、 透明感のないビールです。 透明感がない分、マイルドな味わいで、Weisseはフルーティーで比較手"濃い"味わいが印象的です。 どちらのスタイルのビールも美味しく頂きました。  ●○Stiegl Paracelsus Zwickl& Stiegl Weisse○● Brewery: Stiglbrauerei  Location: Salzburg, Austria Website:http://www.stiegl.at/  

Bierreise 2013 11:Stiegl Nachtschwärmer & Radler(Grapefruits)

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 今日はSalzburgの街をぶらり。 翌朝、Salzburgの街を散歩していると、 怪我をしている白鳥を発見。 つがいで、一方だけが怪我をしている様子。 暫くすると救急車と警察の車両が来て、保護が始まりました。 つがいの一方は救急車で搬送、もう一方はおまわりさんのに抱えられて川の土手まで連れて行かれてました。 果たして2羽は再会することが出来るのでしょうか…。 それから散歩を続け、Salzburgの街をぶらり。 天気がこんなに良いSalzburgは初めて。歩くのが非常に気持ち良いです。  前回いけなかったSalzburgのお城、Festung Hohensalzburg(ホーヘンザルツブルク城)へ向かいます。  ケーブルカーであっという間に山の上まで登れます。 眺めは、絶景…!Salzburg市街を一望できます。 白い壁に、黒いと青銅色の屋根で統一された街並みは非常に美しい。  次回は市街地とは反対側の風景をご紹介します。  /////////////////////////////////// 今日紹介するのはSalzburgにある大手醸造所、 Stiegl(シュティークル) の珍しいビールをご紹介。 StieglのRadler(ラドラー)はビールとグレープフルーツを割った物で非常に飲みやすい。 気になるのが写真右側の "Nachtschwärmer(ナハトシュヴェルマー=夜遊びを意) "。 ただの黒ビールではなく、dunkel Weizen(黒いヴァイツェン)に"ローストコーヒ"をミックスさせた飲み物です。  2013年の限定ビールであるこのビール。若干の酸味もありつつ、本当の"コーヒー"の味がする 中々パンチの効いた味わい。 私個人としては非常に面白い味で好きです。但し個人差はあるかもしれません。 ●○Stiegl Nachtschwärmer & Radler(Grapefruits)○● Brewery:Stieglbrauerei  Location: Salzbu

Bierreise 2013 10:Augustiner Bräu Bockbier

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Salzburgに着いた夜は Augustiner Bräu(アウグスティーナー・ブロイ) に行きました。 このAugustiner Bräuは、Salzburgに根ざしたローカルな醸造所で、沢山の地元のお客さんで賑わっていました。製造方法も極力人手で行っているようで、丹精こめて製造されているようです。 この醸造所はKloster Mülln(ミュルン修道院)に併設されている醸造所で、1621年に設立されました。 店内はビアホールの用になっており、なかなか雰囲気があります。 ビールは全てセルフサービス。 入り口付近でチケットを買って、カウンターでビールをもらいます。 いかにもドイツ圏のビアホール!って感じで、いい感じです。 グラスというより、石で出来たビアマグで提供されます。 今回飲んだのはBockbier。 温度は常温でサーブされています。 炭酸感はあまりなく、モルトの甘み・酸味をまったりと味わう事が出来ます。 炭酸感がないので、ぐびぐび飲めてしまう。 気づいたら2杯目のおかわりをしていました。 ●○Augustiner Bräu Bockbier○● Brewery: Augustiner Bräu  Location: Salzburg,Germany http://www.augustinerbier.at/

Bierreise 2013 9:Kaltenhauser Original

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 Ayingで宿泊した翌日は、電車に乗って、、  Salzburgを目指します。 7年ぶりのSalzburg。そんなに懐かしい感はありませんでしたが、 相変わらず美しい街並みです。 Sound of Musicやモーツァルトが暮らした町として知られるSalzburgは、今も昔も 音楽の街。白い家と黒い屋根で統一された街並みは、洗練されていて非常に美しいです。 お昼ごはんにパンプキンスープ等を頂き、 このお店でビールを飲みました。 今日紹介するのはSalzburgの地ビールの一つ、 Hofbräu Kaltenhausen(ホフブロイ・カルテンハウゼン) のビールです。 KaltenhausenはSalzburg南部にある小さな街。1475年に設立されたKalte Bräuhaus(カルテ・ブロイハウス)が、今日のHofbräu Kaltenhausenの前身です。 ビールのラインナップは以下の通りです; Kellerbier:ケラービア Original:オリギナール Weisse:ヴァイセ Cherry Style:チェリースタイル(ビール+チェリー) Strong Porter:ストロングポーター Riesling Style:リースリングスタイル(ビール+ブドウ(リースリング種)) Coffee Style:コーヒースタイル(ビール+コーヒー) Maroni Style:マローニスタイル(ビール+栗) Chocolate Style:チョコレートスタイル(ビール+チョコ) Kardinal:カーディナル (ドッペルボック) ドイツ圏でもAleやPorterといったイングリッシュスタイルのビールを醸造する地ビールメーカーは幾つかありますが、"~スタイル"系のビールが興味深いですね。 日本の地ビールメーカーでは上記のスタイルのスイートビールは良く見かけますが、 ヨーロッパの醸造所では珍しいように感じます。 今回頂いたのはOriginal。琥珀色っぽい色のビールで、モルティーな味わいが楽しめます。 オーストリアのビールもドイツ同様色々あるので、楽しい。 ●

Bierreise 2013 8: Ayinger Bräuweisse

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  Ayingの夜は、宿の目の前にあるBräustüberl(ブロイシュテューベル)へ。 店内は思ってた以上に大繁盛! 主に地元のお客さんと見られる人で賑わっておりました。 店内は暖色の暖かな雰囲気で、時折バイエルン風の生演奏が始まり、 非常に良い雰囲気。 料理もどれも美味しく大満足! これに加えてAyingerの出来立ての生ビールが飲めるのでこの上なく幸せな気分になります。  今日紹介するのはそこで飲んだ Ayinger Bräuweisse(アイインガー・ブロイヴァイセ) 。 所謂ヴァイツェンです。  比較的濃厚な味わいで、非常に飲み応えがあります。 フレッシュで美味しかったです。 ●○Ayinger Bräuweisse○● Brewery: Ayinger Privatbrauerei  Location: München(Munich),Germany http://www.ayinger.de/