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Biersorten・ビールの種類①

①Biersorten:ビールの種類 ビール、と一概に言っても色々な種類があります。 日本では、近年ビール製品の多様化を受け、ピルスナー系以外にも、エールや黒ビールなんて呼ばれるビールも身近なモノになってきました。 しかしながら、ビールの種類はホントに沢山あります。ここでは、その内の何個かを紹介していければと思います。 スタイルの区分も曖昧である場合が多いため、大まかな情報をここで伝えられればと思います。 まず、ビールは全体的に 下面発酵 (ラガー)と 上面発酵 (エール)ビールの二つに分かれます。 名前の通り、発酵段階で酵母が 底の方に沈む のが下面発酵、 上方に浮かぶ のが上面発酵と言う事になります。 日本で飲まれているビールの殆どが下面発酵のビールで、ラガーやピルスナーといったビールが主にあります。 その一方、パブなのでよく飲まれるギネスやバスペールエール等は上面発酵ビールとなります。 まずはBiersorten2で「下面発酵」のビールのビールスタイルを紹介したいと思います。

Guinness Draught

自由が丘のバーを3軒はしごしました。 いろいろなタイプのバーがあって楽しいです。 めずらしービールを飲める店が少ないのは残念。。 さて、今日は定番ですがGuinnessを紹介。 これだけクリーミーで、あたかもビールでないような喉越しは、やはりギネスならでは。 今回飲んだのはドラフトだが、缶ビールでもサーバーから注いだようなクリーミー感を味わえる。 最近ではYEBIS Stautなるものがエビスから出てて、こちらもギネス劣らずのおいしさ。 こっちは後ほど紹介しましょう。

Schwechater Bier

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今回はオーストリアのビールを紹介します。 オーストリアは隣国にチェコやドイツなどのビール大国に囲まれている事もあり、ビールが国内で最も飲まれているアルコール飲料です。 ・1人当たりのビール消費量はチェコ、ドイツに次いで世界第3位 ・醸造所の数173〈小規模な醸造所も含む) 隣国ドイツと違う点は、ビール酒税。こちらはドイツと比べて3倍ほど高いそうだ。 とは言っても、日本に比べたら全然安く、一本500mlでも1ユーロ程で購入できてしまう。日本の酒税がやっぱ異常に高いですよね。 さて第一弾はSchwechater Bier。 Schwechat〈シュヴェヒャート〉と聞くと、ウィーンを旅行された方はピンと来るはず。 ウィーン国際空港は別名ウィーン・シュヴェヒャート空港〈Flughafen Wien Schwechat)と言い、このSchwechatの街にあります。 そんな空港の街で作られているのがこのSchwechater。 Schwechater Bierのウェブサイトによると、現在「Zwickl、Pils、Radler」の3種類が醸造されているらしく、醸造所では見学ツアーも実施されているとのこと。 Schwechater Bierの歴史は古く、1632年にKlein Schwechaterとして創立。 既に約400年もの歴史を持つ醸造所。今回飲んだのは、Schwechater Bierと呼ばれるPilsタイプのビール。 味は飲みやすく、330ml等直ぐに飲み干してしまう。ヨーロッパでよく出会うような味ですが、どこか特徴的な味は今ひとつ感じられませんでした。 Zwicklも販売されているとの事なので、是非こちらは飲んで見たいと強く思ってます。 おいしい事間違いなしと信じたいな。 ●○Schwechater Bier○● Brewery: Schwechater Bier Location: Schwechat, Austria Website: http://www.schwechater.at/home.html ★★★☆☆☆

The Premium Malt's 〈黒〉

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今回紹介するのはプレモルの黒。 一度限定醸造という形で発売が始まり、現在においても期間限定で発売されているそうです。 大手ビールメーカーから、同タイプのビールは色々出ていますが、私のベスト1は間違いなくこのプレモルの黒。 カラメルのような、ローストされたモルトの味わいは非常に深く、食事中は勿論、映画を見ながらリラックスする際にもお勧め。 樽生で飲めるお店はそこまで多くないので、たまに見かけると感動ものです。 因みにサントリーの武蔵野工場では、ザ・プレミアム・モルツ講座なるものが開かれており、プレモルのいろはを知る事が出来るイベントです。このイベントは、工場見学以外にも、プレモル試飲タイムが設けられていて、〈黒〉も試飲できます。 2年前に参加しましたが、ビール好きには非常に楽しめる内容でした。予約がすぐ埋まるのも納得。 ●○The Premium Malt's 〈黒〉○● Brewery:Suntory Location:Osaka(Premium Malt'sの発祥は東京・武蔵野工場) http://www.suntory.co.jp/index.html ★★★★★★

Biersorten・ビールの種類②

下面発酵タイプ 〈Untergärige Biere〉   1.Helles〈ヘレス〉 Hellとはドイツ語で「明るい・淡い」等の意味を 持ち、Dunkel〈黒ビール〉と対比し、黄色のビールのことを指す。特にドイツ南部のバイエルン地方で醸造されるビールに使用される名称だが、基本的に はLagerやPilsnerとはさほど区別がないと言っても良い。そこまで苦くなく、ほのかなモルトの香りと甘さが特徴。 2.Dunkel〈ドゥンケ ル〉=Dark Dunkelとはドイツ語で「黒っぽい、暗い」等の意味を持ち、黒っぽいビールに使用される。黒っ ぽい香ばしいモルトを使用しており、非常に香ばしい味わいが特徴。 3.Schwarz〈シュヴァル ツ〉 Schwarzはドイツ語で「黒」で、黒ビールのことを指す。こちらもdunkel同様にロースト麦芽を使用 していて、香ばしい。Dunkelとの違いは、Schwarzの方がより黒く、また、Dunkelはミュンヘン等が発祥なのに対して、Schwarzは Thüringen〈テューリンゲン〉、 Brandenburg〈ブランデンブルク〉、Sachsen〈ザクセン〉等、中部ドイツが発祥とされる。 4.Pilsner, Pils〈ピルスナー〉 日本のビールの殆どがこのピルスナータイプ。チェコのプルゼニュ〈ピルゼン=ドイツ語名〉 が発祥のタイプのビールで、Hellesに比べ、ホップの香りが強いのが特徴。元祖ピルスナーである、Pilsner Urquell〈ピルスナーウルケル〉がその代表。因みにスイスでは、原産地名称保護に関する条約をチェコと結んだため、Pilsnerという名称は使え ず、同タイプのビールを「Spezial Bier」と名乗っている。 5.Export〈エクスポー ト〉 由来は、長期間貯蔵でき、輸出に向いている為、このような名称がついた。有名なのはDortmunder Exportと呼ばれるDortmundのビールで、Alt〈アルト〉が多いルール地方の中には珍しく淡色のビールだ。アルコール度が5%以上のビールが多く、下記の Märzen(メルツェン) に近い。 6.Bockbier〈ボック〉 or Starkbier(Strong Beer) Stammwürzeが16%以上で、さらにアルコールも6 %や

Brooklyn Lager

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今回紹介するのはNew Yorkの地ビール"Brooklyn Lager"。このビールは、Brooklyn Breweryで醸造されているビールの中でもCore Brandの位置づけであり、看板ビールとも言える。 このBrooklyn Breweryの創業は1987年と新しい。AP通信の会社員と銀行員がリタイアして始めた醸造所だそうだ。New Yorkでも名所のうちの1つとなっているようで、醸造所見学ツアー等が楽しめるそうだ。 このビールだが、国内ではビンビールはリカーショップなどで見かける事があるが、ドラフトのBrooklyn Lagerが日本で飲めるところは多くない。 新宿のマルイアネックスB1にある「Brooklyn Parlor」は、そのドラフトを飲む事が出来る貴重なお店だ。店内は、雑誌を読む事が出来たり、お洒落な椅子やテーブルなどが備わっており、非常に居心地が良い。 Brooklyn Lagerは、Vienna Lager(ウィーン・ラガー)と呼ばれる赤茶がかった焦がしたモルトの味わいが特徴のビールである。色を見ると一見Amber Ale(アンバーエール)のようだが、Aleのような苦味はそこまでない。(因みにLagerは下面発酵なのに対し、Aleは上面発酵と、醸造課程が異なる) わずかな甘さや香ばしい香りも感じられ、ゆっくりと味わいたい一杯である。 何よりホップの苦味と香りが、飲む瞬間に同時に感じられ、なんともおいしい。 ちなみにBrooklyn Breweryは、Lagerの他にもAleやPils、Weisse、さらには多くのSeasonal Beerも発売されており、是非今後このブログにて、他の味も紹介できたらと思う。 ●○Brooklyn Lager○● Brewery: Brooklyn Brewery Location: New York, USA Website:http://www.brooklynbrewery.com/ ★★★★★☆

妙高高原ビールWeizen&Dark

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妙高へスキーに行ってきました。10年ぶりのスキーでしたが、なんとか感覚を取り戻した感じです。 今や全国至る所で地ビールを見かける事が出来る時代になりましたが、ここ妙高にも「妙高高原ビール」が売られていました。 1本470円(330ml)で、Pilsner、Weizen、Dark Lagerの3種類が発売されています。 せっかくなので3本セットを購入。早速飲んで見る事にしました。まずはWeizen。右の写真はWeizenですが、ドイツのWeizen Bier というより、ベルギーなどで見られるWhite Beer(ホワイトビール)のような白色のビール。しかしながら味はまさにWeizenでバナナフレバーのような、非常にマイルドな味わいだ。 次に飲んだのがDark Lager。こちらは4種のモルトを使用しているそうで、香り高い味わい。美味しい。因みに妙高高原ビールは、 チェコのプラハにあるU Fleků (ウ・フレク)という、ガイドブックにも載っている有名老舗醸造所の醸造責任者の指導を得た醸造所であるそうだ。ウ・フレクの看板ビールといえば黒ビールである事もあり、妙高高原ビールのDark Lagerはそうした巧みの技が生きる地ビールなのかもしれない。 地ビール醸造所が全国津々浦々に作られる中で、美味しいビールとそうでないビールにも出会いますが、この妙高高原ビールは中々美味しかったです。Pilsnerは後日レポートします。 ●○妙高高原ビール Dark Lager, Weizen○● Brewery:妙高高原ビール Location:Myoko, Nigata Website:http://www.alpen-blick.com/tatra.html Weizen:★★★★☆☆ Dark Lager:★★★☆☆☆

YEBIS BAR "The Hop"

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銀座のコリドー街に、昨年12月9日にopenしたYEBIS BAR。その名の通り、エビスビールが堪能できるお洒落なバーとなっている。恵比寿にある恵比寿麦酒記念館は現在改修中(2月25日にリオープン)の為、多くの種類のエビスビールが飲めるところはそこまで多くない。  このYEBIS BARでは、エビスビール(Pils)、エビスザブラック、琥珀エビス、エビススタウトの4種類が常時飲めるからありがたい。 今回紹介するのは限定醸造されているYEBIS THE HOPだ。 YEBIS THE HOPは2007年に発売され、現在でも缶ビールで買う事が出来るが、樽生で提供しているお店はここぐらいではないか。 チェコのザーツホップを用いたザ・ホップは、ホップの香りが強く、どことなくリラックス出来る味わい。 缶ビールと違って、樽生のホップは、ホップ特有の苦味がそこまで感じられないため、 ビールが好きでない人にも、非常に良い印象を与えるのではないかと思う。 Yebis Bar ●○YEBIS THE HOP○ ● Brewery: SAPPORO Beer Location: Ebisu, Tokyo, Japan ★★★★☆☆

キリン ニッポンプレミアム

キリンが2007年に発売したプレミアムビール「ニッポンプレミアム」。 丁度この頃から、チルドビールでも色々なビールの販売をキリンは開始しており、非常に日本のビールに注目していた覚えがある。 このビールは、味がとにかくしっかりしていた。 何よりアルコールが6%以上あるのではないかと感じさせるような甘さを感じるビールだ。(実際は5.5%) 個人的な好みから判断すると、そこまで好きではなかったものの、私の兄は高く評価していた気がする。  しかしながら、非常に強いインパクトのあるネーミングに加え、その名に相応しい原材料へのこだわりは、非常に感心させられた。 現在プレミアムビールはキリンから出ていないものの(飲食店向けのブラウマイスターとハートランドを除く)、また是非、こうしたプレミアムビールを市場に出してもらいたいものだ。 最後に余談だが、このネーミングを聞くたびに、アサヒがかつて発売していた「富士山」というプレミアムビールを思い出す。こちらも再び味を確かめて見たいと強く思う。 ●○キリン ニッポンプレミアム○● Brewery:キリンビール Location:Tokyo ★★★☆☆☆

キリン・ザ・ゴールド

2007年、キリンが自信を持って市場に出した「キリン・ザ・ゴールド」 ビールメーカーが発泡酒・新ジャンル以外の新しいブランドのビールを市場に出すのが珍しい中、キリンが発売したビールである。 価格帯は普通のビールと同じものの、プレミアムビール並みのクオリティーだとか。 苦味が十分に楽しめるビールで、キリンらしさが非常に伝わるビールだ。 しかしながら、残念ながら2009年に発売中止。知らぬ間に商品棚から姿を消してしまった。 ラガーや一番搾りとは違う味なものの、それらと距離を置く「特徴的」な味はない。 アサヒのように、ライトビールのようなスーパードライと、ザ・マスターのようなドイツのReinheitsgebot(ビール純粋令)にのっとた麦芽100%のビールとだったら、非常に大きな違いがあり、商品の特徴としても大きな差を感じる。この事がやはり敗因なのかなぁ・・・ 画像をあれこれ探したが、自分の撮ったものでは一枚も見つからなかった。 強いインパクトはなかったものの、また機会があれば飲みたいものだ。復刻版に期待。 ●○キリン・ザ・ゴールド○● Brewery:キリンビール Location:Tokyo, Japan ★★★★☆☆

アサヒプライムタイム

アサヒのプレミアムビール。2009年頃まで約3年間発売された。 現在はアサヒ熟成がプレミアムビールとして発売されており、そうした関係から発売中止に至ったのだと思われる。 青い、どこか高級感漂うパッケージは、以前もらい物として大量にもらったため、冷蔵庫の一角を占領していた。 味はそこまで濃厚な感じがせず、プレミアムビールとしての印象が薄く感じた。 他社のプレミアムビールのように、普通ビールとは違う特徴が感じにくいビールだ。 ●○アサヒ プライムタイム○● Brewery:アサヒビール Location:Tokyo ★★★☆☆☆

ザ・プレミアム・無濾過<ビアショコラ>

無濾過3シリーズの第三弾! こちらも2008年発売で「冬向け」のビールだ。 ショコラフレーバーを入れた、ショコラビールなのかと勘違いして飲んだら、濃厚な黒ビールでした。 苦味もあり、かなり濃厚。 それでも、何杯でも飲みたいといった感動は覚えなかった。 ●○ザ・プレミアム・無濾過(ビアショコラ)○● Brewery: キリンビール Location: Tokyo, Japan ★★★☆☆☆

ザ・プレミアム・無濾過(ホップの香り)

無濾過第2弾。2008年に発売された限定ビール。 こちらはホップの味わいを前面に出したビールだ。 ホップ好きな私にとっては待ちに待ったビールだ。 味は私個人がなかなか好きな味だが、ホップを主張した他のビールと比べると、  無濾過<ザ・ホップ、Edelpils、プレモル って感じにどうしてもなってしまう。 細かい味のレビューは2年前の事なので、詳しく書ける自信がないのでこれまで。 ●○ザ・プレミアム・無濾過(ホップの香り)○● Brewery: キリンビール Location: Tokyo, Japan ★★★☆☆☆

ザ・プレミアム・無濾過<ホワイトビール>

ザ・プレミアム・無濾過<ホワイトビール> ~南ドイツなどでよく飲まれている、ヴァイツェンタイプのビール。フルーティーなのが特徴~ と宣伝で謳っていたこのビール。2008年に数量限定で発売されたプレミアム・無濾過シリーズの第一弾で、ビンビールで発売されたチルドビールだ。 しかし飲んで見ると、どうやらヴァイツェンというよりベルギーのホワイトエールに近い味がする。 南ドイツのヴァイツェンの場合、もう少し濃い深い味わいがするのだ。 その辺で拍子抜けしたものの、味自体は美味しく、爽快感が非常にある。 ●○ザ・プレミアム・無濾過(ホワイトビール)○● Brewery: キリンビール Location: Tokyo, Japan ★★★★☆☆