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Bierreise 2016 Italy 5:Birrificio La Superba Birra Marylin Chiara Doppio Malto

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 Vernazzaのカフェでのんびりした後は、丘の上に登りVernazzaの街を一望。 恐らくCinque Terreの中でも一番ポピュラーな景色です。 カラフルに立ち並ぶ家々と青く美しい海と空とのコントラストは見事で、絶景です。  街並みもさることながら、海岸線の景色も見事。  すっかり風光明媚なCinque Terreに魅了されました。  Vernazzaでゆったりとした時間を過ごした後は、電車で最後の街、Monterosso al Mare(モンテロッソ・アル・マーレ)へと向かいました。 それほど大きい街ではないので、次の列車までの40分間をささっと巡るぐらいと考えてましたが、 夕暮れの海岸線で特に何もせずぼんやり座っているだけで40分は一気に過ぎてしまいました。 じゃぁ、次の列車に乗ろうと、乗ろうとした列車を諦めのんびり。  間違えなく今回の旅でも印象に残った時間となりました。 この後近くのカフェでワインを飲んで、18時近くの電車に乗ってGenovaへ戻りました。 電車が遅れていたので、接続の列車に間に合うかひやひや。乗り換えた列車も本当にGenovaに行くかひやひやしながら、Genovaへと戻りましたが、、、  そんな不安も打ち消してくれるほどの美しいリグリア海の夕景。 非常に良い一日でした。  Genovaに着いたのは20時。 直接レストランへ向かい、夕飯を食べました。 ここでは何とGenovaの地ビールに出会うことが出来ました。 La Superba醸造所。2010年に創業した比較的新しい醸造所です。 醸造所はGenovaから30kmほど離れた場所に位置していて、先日紹介したFabbrica Birra Busallaの近くにあります。  ロゴには、ジェノヴァのシンボルともいえるジェノヴァの灯台が描かれており、地元ジェノヴァのビールなんだなぁーとロゴに惚れ惚れ。 ビールの種類はピルスやヴァイツェン等、様々なジャンルのビールを造っているのですが、一際目を引いたのがBirra Genova al Basilico。ジェノヴァ名物ジェノヴェーゼ(バジリコ)風ビールです。 残念ながら飲む機会が無かったものの、これは

Bierreise 2016 Italy 4:Menabrea e Figli Weiss

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Riomaggiore(リオマッジョーレ) 3日目は、今回の旅行のメインの目的地とも言えるCinque Terre(チンクエ・テッレ)へ。 イタリア語で"5つの土地"を意味していて、美しい5つの漁村を指す総称でもあります。 5つの村は、北から、Monterosso al Mare(モンテロッソ・アル・マーレ)、Vernazza(ヴェルナッツァ)、Corniglia(コルニリア)、Manarola(マナローラ)、Riomaggiore(リオマッジョーレ)。どの村も特徴があるので、出来れば全ての村を訪れたいところ。 基本的にはGenovaからは日帰り圏です。 GenovaからCinque terreまでは電車で2時間ほど。五つある村は全て電車でアクセス出来る他、 好天時にはフェリーで4つの街(港の無いCornigliaを除いて)を巡る事が出来るので、非常に便利。 また最南端のRiomaggioreから最北端のMonterosso al Mareまでは直線距離で僅か8kmほどしかなく、また列車も比較的頻繁に走っているので、スムーズに移動も出来ます。(オフシーズンは要注意です) この日は8時50分Genova発の電車で、まずはLa Speziaという駅に向かいます。 Cinque Terreの村々の駅は基本的に特急は停車しないので、まずはLa Speziaまで行き、そこから各駅停車に乗り換えて、各村を訪れます。 電車はずっと海岸線を通るのですが、この車窓が非常に綺麗。美しい車窓を幾つか見てきましたが、この車窓は自分の中でベスト3に入るほど美しいです。  La Speziaで各駅停車に乗り換え、まずはCinque terre最南端の街、Riomaggioreに到着します。 村は比較的こじんまりとしていて、ささっと見て回りました。  事前に列車の時刻表を調べていたので、列車の到着10分前に行くと、とにかくすごい人。 チンクエテッレカードなるフリーパスを買っていないため、毎度切符を買う必要があるのですが、 切符を買うにも15分ぐらいかかるので、結局電車を乗り過ごしてしまいました。。。 10月でこんな感じなので、7~8月のハイシーズンはどれだけ混むのか、想像もつき

Bierreise 2016 Italy 3:Birra Busalla la Chiara

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Piazza Principe駅 ジェノヴァの観光名所の一つとして有名なのが、 Acquario di Genova(ジェノヴァ水族館)。 イタリアでの一番、ヨーロッパでも2番目の規模を誇る水族館です。 海外へ旅行して、動物園であったり水族館に行く事は殆ど無かったのですが、 今回はせっかくなので訪問してみる事にしました。 基本は日本の水族館と大きな違いはありませんが、どこと無く落ち着いて楽しめる 雰囲気があります。(照明の問題??)  一つ一つの水槽も大きめです。 入って数分の水槽には日本では滅多に見ることの出来ないジュゴンが3匹ほど住んでおり、 これが何とも可愛い。。。    水族館の奥は展望デッキになっていて、高低差のある地形に立ち並ぶ家々が特徴のジェノヴァの町を一望する事が出来ます。閉館前で人も疎らだったので、のんびり過ごす事が出来ました。  そんなこんなで、夜ご飯の時間。 事前にネットで調べたTrattoria Vegia Zenaというレストランへ。 薄暗い路地を一瞬通らなければ行けなと言うスリルを一瞬味わい入店。  お店自体は明るく清潔で、且つ沢山のお客さんで賑わっているのでご安心を。  港町の楽しみは何と言っても海鮮。 この魚介たっぷりのペスカトーレ、かなり美味しかったです。  あとはジェノヴァにきたら食べたいのが Trofie al Pesto(トロフィ・アル・ペスト)。 日本でお馴染みのジェノヴェーゼ(ジェノヴァ風)ソースのパスタです。 Trofieはジェノヴァが位置するリグーリア地方特有のショートパスタで、よくジェノヴァペストと合わせて料理されるパスタだそうです。 因みに、他のレストランでも、なかなかGenovese(ジェノヴェーゼ)という単語を見つけられず、 この料理を探すのに苦労しましたが、ソースは単にPesto(ペスト)と言うそうです。 広島焼きを地元ではお好み焼きと言うように、地元でジェノヴァ風ペスト、と言わず、単純にペスト。そりゃそうか。  夜はジェノヴァから北へ20kmほど行ったところにあるマイクロブルワリーBirra Busallaのビールを紹介します。 Fabbrica Bir

Bierreise 2016 Italy 2:Lis d'oc CLOCCHË

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Milano Centrale(ミラノ中央駅)からGenovaの玄関口であるGenova Piazza Principe(ジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ)駅まではICで1時間30分。海が見えてきたら到着です。 中心街は港町の雰囲気が漂う下町テイストな街並みです。 所々薄暗い路地は若干治安が不安な所もありますが、明るい大きな道を歩いている分には問題ありません。 高低差のある街に建てられた家々が何とも言えないジェノヴァの街並みを作り出しており、 非常に美しいです。 まずは街を把握するため、街を周遊する観光バスでぐるっと街を見学。 坂道も多い街なので、非常に楽。 その後、昼ごはんを食べて徒歩でジェノヴァ観光を開始。  Duomo di Genoa(ジェノヴァ大聖堂)  美しい外観のGenova大聖堂。ロマネスクとゴシックの両方の建築様式を併せ持つ大聖堂は、街のシンボル。この辺りは、建物も大きく洗練された雰囲気です。  こちらは先ほどの雑多な雰囲気とは違い、落ち着いた雰囲気です。 Porta Soprana(ソプラナ門、ジェノヴァ旧市街の門)  Via XX Settembre(XXセッテンブレ通り)      新市街を貫くXXセッテンブレ通り付近は大きな家々が立ち並ぶ洗練とした街並み。  旧港と旧市街付近と雰囲気がかなり違うので面白いです。   実はこのジェノヴァ、Le Strade Nuove e i Palazzi dei Rolli(レ・ストラーデ・ヌオーヴェとパレッツィ・デイ・ロッリ)として世界遺産に登録されています。 世界遺産に登録されているエリアは旧市街。  ガリバルディ通り沿いに立ち並ぶ、貴族の豪邸群が世界遺産に登録されています。  Le Strade Nuove e i Palazzi dei Rolliとは、ヌオーヴェ通りとロッリの邸宅群、という意味。 ジェノヴァが栄えた頃、世界中からの来賓をもてなすため、ジェノヴァに立ち並んでいた貴族の邸宅をRolli(ロッリ)と呼ばれるリストに登録をして、これら邸宅を来賓のホテルとして活用したそうです。 上の写真はその邸宅の内の一つ、パラッツォ・トゥルスィ。

Bierreise 2016 Italy 1: Birra Natura La Weizen

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10月の初めにイタリアに行ってきました。 ジェノバとフィレンツェをのんびり巡ります。 昨年のスペイン同様、食事のお供はワイン。ハウスワインでも満足できる美味しさ。  ただここイタリアでも数多くの新鋭のmicrobirrerie(ミクロ・ビレリエ)が存在しており、様々なタイプのBirra artigianale(Craft beer)を楽しめます。 最近では日本でもイタリアのマイクロビールを見かけるようになっており、日本においても次第に浸透してきているように思えます。 今回も旅の写真と共に、様々なビールを紹介します。 ************************** 今回イタリアへはAlitalia航空を利用した直行便でまずMilano Malpenza(ミラノ・マルペンサ)空港へと向かいます。行き帰りもそうでしたが、アリタリア航空のサービス/乗り心地は正直微妙でした。。  そんなこんなで、少し疲れを残したまま、ミラノの空港に到着。 そこからはシャトルバスに乗り込み中央駅へ。バスで約1時間ほどの道のりです。 翌日は早朝にMilano中央駅を発つため、駅周辺のホテルにステイ。 時間はまだ20時ごろなので、夕飯がてら中心部へと向かってみました。 6年ぶりのミラノ。 都会です。 どことなくファッショナブルな街並みが印象的です。  街のシンボルであるGalleria Vittorio Emanuele II。イタリア王国初代国王のVittorio Emanuele2世の名前を冠したショッピンクモールで荘厳。  そのお隣はDuomo di Milano(ドゥオモ)。 イタリアでは珍しいゴシック様式のドゥオモは、その大きさに圧倒されます。  ドゥオモ脇にあるカフェが営業していたので、簡単にピザとビールを頂きます。 やっぱ本場。美味しいです。 頂いたビールはBirraNatura(ビッラ・ナテュラ)のLa Weizen。 1999年に創立したこの醸造所はオーガニックにこだわった自然派な醸造所。 イタリアで飲むWeizenとはどんなものかと思っていましたが、バイエルン風の本格Weizenで美味しい。 今回はBirra alla spin