Bierreise 2016 Italy 2:Lis d'oc CLOCCHË

Milano Centrale(ミラノ中央駅)からGenovaの玄関口であるGenova Piazza Principe(ジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ)駅まではICで1時間30分。海が見えてきたら到着です。

中心街は港町の雰囲気が漂う下町テイストな街並みです。
所々薄暗い路地は若干治安が不安な所もありますが、明るい大きな道を歩いている分には問題ありません。
高低差のある街に建てられた家々が何とも言えないジェノヴァの街並みを作り出しており、
非常に美しいです。

まずは街を把握するため、街を周遊する観光バスでぐるっと街を見学。
坂道も多い街なので、非常に楽。

その後、昼ごはんを食べて徒歩でジェノヴァ観光を開始。
 Duomo di Genoa(ジェノヴァ大聖堂)
 美しい外観のGenova大聖堂。ロマネスクとゴシックの両方の建築様式を併せ持つ大聖堂は、街のシンボル。この辺りは、建物も大きく洗練された雰囲気です。
 こちらは先ほどの雑多な雰囲気とは違い、落ち着いた雰囲気です。
Porta Soprana(ソプラナ門、ジェノヴァ旧市街の門)
 Via XX Settembre(XXセッテンブレ通り)   
新市街を貫くXXセッテンブレ通り付近は大きな家々が立ち並ぶ洗練とした街並み。
 旧港と旧市街付近と雰囲気がかなり違うので面白いです。
 
実はこのジェノヴァ、Le Strade Nuove e i Palazzi dei Rolli(レ・ストラーデ・ヌオーヴェとパレッツィ・デイ・ロッリ)として世界遺産に登録されています。

世界遺産に登録されているエリアは旧市街。
 ガリバルディ通り沿いに立ち並ぶ、貴族の豪邸群が世界遺産に登録されています。
 Le Strade Nuove e i Palazzi dei Rolliとは、ヌオーヴェ通りとロッリの邸宅群、という意味。

ジェノヴァが栄えた頃、世界中からの来賓をもてなすため、ジェノヴァに立ち並んでいた貴族の邸宅をRolli(ロッリ)と呼ばれるリストに登録をして、これら邸宅を来賓のホテルとして活用したそうです。


上の写真はその邸宅の内の一つ、パラッツォ・トゥルスィ。
現在はジェノヴァ市庁舎として利用されています。

他にも様々な邸宅が立ち並んでいますが、美術館になっていたり、銀行の店舗として利用されていたり、現在の活用方法は様々。

 歩く場所によって様々な姿を見せてくれるジェノヴァ。
この後は港の方へ向かうことにします。

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 今日はイタリアのマイクロブルワリーのビールを紹介。
イタリア北部、フランス国境に程近いボルゴーネという街にあるマイクロブルワリーであるLis d'oc。
2013年に設立された比較的新しい醸造所で、これまで6種類のビールを醸造してきたとのこと。
 今回紹介するのは、CLOCCHËというボヘミアン・ピルススタイルのビール。
無ろ過のビールは色も若干ダークで、なるほど、ボヘミアンスタイルです。


使用しているのは、ホップと麦と酵母のみですが、どことなくスパイシーでフレッシュな味わいがして
美味しかったです。 今後の出会うビールにも期待できます。


●○Lis d'oc CLOCCHË○●
Brewery:  birrificio Lis d’Oc
Location: Borgone,Italy
Website:http://www.laboratoriovalsusa.it/azienda/birrificio-lis-doc

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