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Bierreise 2010 Italy&Switzerland 6: Bärner Müntschi

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MilanからECにのり、国境を越え、スイスの首都Bern(ベルン)へやってきました。 首都とは言え、人口ではZürich、Geneve、Baselに次ぐ第4位と、比較的コンパクトな街です。 ドイツ語圏地域にあるものの、フランス語圏との国境とも程近い場所に位置します。 到着後はまず今日のお宿であるB&Bへ向かい、荷物を置いてから早速街歩きをスタート。 アーレ川沿いの丘陵地帯に立てられた旧市街は、中世の雰囲気をそのままに残しており、 非常に可愛らしい街並み。 本当に美しい街並みです。特に旧市街は、一切新しい建物が無く、 タイムスリップしたような感覚さえ感じます。 ******************************** 今日紹介するのはスイスのビールです。 Bärner Müntschi(ベアナー ミュンチィ・・・正しい発音は今度スイス人に聞いてきます)。 完璧なドイツ語の方言のベルンドイツ語で、標準ドイツ語ではBerner Kuss(ベルンのキス)。 ちなみにスイスのドイツ語である Schwyzerdütsch(シュヴァイツァーデュッチュ)は、ホント難しく、何言ってるかわかりません。 例えばこんにちはという挨拶1つとっても、 スイスドイツ語=Grüezi(チューリッヒ),Grüessech(ベルン) 標準ドイツ語=Guten Tag これだけ違うわけだ。 ただスイス人の殆どは、標準ドイツ語(Hochdeutsch)も話す事が出来るそうで、我々のようなよそから来たものには、丁寧に標準ドイツ語で話してくれる事が多い。 かなり脱線しました 。 今回はまたスイスのBernのビールを紹介。 首都ベルンの北の郊外にFelsenau(フェルゼナウ)という場所があり、そこにFelsenau Brauerei(フェルゼナウ醸造所)があり、そこで作られているのがBärner Müntschiだ。淡色のビールであり、無濾過であることから少し濁っている。 味はなかなか美味しい。ただドイツビールなどと比べると少しだけ軽いような気がする。 ただ、スイスビールもなかなか色んな種類があり、非常に楽しめるなと感じた。 ●○Bärner Münt

Bierreise 2010 Italy&Switzerland 5:Peroni, Gran Riserva

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Veronaを出て、イタリアで最も大きい都市と言えるMilano(ミラノ)へやってきました。 ホテルから地下鉄で市街地まで向かおうとすると、またまた、今度はミラノ市内の鉄道がストライキ中。仕方が無いのでタクシーで市街地まで向かいます。 やっとの思いで、市の中心部へ到着。 シンボルは何と言ってもこのゴシック様式の美しいMilano大聖堂、Duomo di Milano。 体積、広さ、どちらをとっても世界で2番目の大きさとの事で、本当に圧巻です。 そして、大聖堂に並んでミラノのシンボルになっているGalleria Vittorio Emanuele II(ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア)。 高級ブティックも多く集まるこのアーケードは、まさに世界一美しいアーケードです。 ホテルへの帰りも、ストライキのため、またタクシーを拾って帰る。 ここからは大変で、道でタクシーを拾いにいくも全くつかまらない。 しょうがないので、中央駅まで3km歩き、そこからなんとかタクシーを捕まえる事が出来ました。 と、言う事でこの日はクタクタでした。。 翌日は幸いにも地下鉄も通常運行されており、地下鉄で市街地へ。  昼間のガレリアはこんな感じです。ライトアップされていない分、夜とは雰囲気が違います。  今日はDuomoの中へと入ってみる事にしました。 大聖堂の上は、エレベーターで登ることが出来ます。  大聖堂の上からアルプスの山々を見ることも出来ます。 ロンバルディア地方にあるミラノはイタリアの北部に位置しているので、スイス国境まで50kmほどしかありません。かなり近いです。 大聖堂を見学後は昼ごはん休憩。 ミラノの街をぶらぶら散歩。  ミラノの街を縦横無尽に走るトラム。中にはクラシックなタイプのトラムも走っており、 石畳の歴史ある街に非常に良く似合ってます。  この日はほんとのんびりと過ごしました。 一度ホテルに戻り、夜にもう一度市街地へ。 Castello Sforzesco(スフォルツェスコ城)周辺を散歩。 美しい街でしたが、1-2日では回りきれないくらい大きい街です。 またミラノを訪問して、今度は美

Bierreise 2010 Italy&Switzerland4:Pedavena

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翌日はVeneziaを早朝に出て、電車でVerona(ヴェローナ)へとやってきました。 シェイクスピアのロミオとジュリエットの舞台としても知られています。 街には中世の面影が残り、街の真ん中には2000年ほど前からあるとされるローマ劇場(Arena di Verona)があり、街のシンボルになっています。  建物の大きさ、高さがどれも微妙に違い、この不均等さが街の歴史を物語っているようで、 ついつい見入ってしまう。 旧市街から川の対岸にあるRoman Theatre(ローマ劇場)へ行き、そこからVeronaの街を一望する。 天気は相変わらず良くないものの、次第に雨が上がっていき、再び街の中に戻ると曇りに。 お昼時だったので、レストランを探していると、目の前のレストランから食事を終えた警察官が出てきました。友人いわく「地元の警察官が食事しているところは美味いに違いない」との事で、その法則に従ってお店に入ってみる。 ラザニアとビールを注文。 確かに、、、美味い。 こうして友人の法則は実証された訳です。 ここで頂いたビールはPedavena。イタリアの北部Pedavenaで1897年に生産を開始した歴史ある醸造所。 Luciani兄弟により始められた醸造所だが、トリエストの大手醸造所のDreherを買収したりと、成長を続けたが、現在はハイネケン傘下となっている。 このビールは、イタリアビールにある軽さよりかも少し深い味わいがあり、 その時食べていたラザニアに非常にあっていた。 おいしいイタリアビールに出会ったので少し満足。 Veronaの観光名所の一つである、「ロミオとジュリエット」のバルコニーにもしっかり寄って、 Veronaの街を後にし、Milanoへ向かいます。  駅で乗ろうとしている14:40分発の電車に、イタリア語でなんか説明が書きがかかれている。 どうやらストライキで運休、仕方が無いので1時間後の電車で向かうことに。 早速イタリアの洗礼を受けたのであります。 ●○Pedavena○● Brewery: Pedavena〈Dreher, Heineken〉 Location: Peda

Bierreise 2010 Italy&Switzerland3: Kaiser Bräu, Veldensteiner

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 過去に行った旅のキロクを今日から少しずつアップデートします。 6年前に訪れたイタリア・スイス編。Bierreise Italy&Swiss。 1,2は既にアップロード済みなので、以下をご参照ください。 Bierreise 2010 Italy&Swiss 1 Bierreise 2010 Italy&Swiss 2  夕暮れのVenezia(ヴェネツィア)を散歩。 朝の雨模様から打って変わって昼から晴れ間を見せ、夕方には美しい夕景に。  一番の名所であるPonte di Rialto(リアルト橋)からの夕景は息を呑む美しさ。  素晴らしい夕景を眺めた後は、さらに散歩。 そうこうしているうちに、あたりは暗くなり  Veneziaは想像以上に美しい街でした。 また再訪したいと強く思いました。  ********************************* Veldenstein Kaiser〈フェルデンシュタイン カイザー〉。 名前だけ見るといかにもドイツ語圏のビールだが、後で調べたところ、やはりドイツビールだった。 イタリアのレストランでは、地元イタリアビールを提供している店と、ドイツ、オーストリアビールを提供している店との2種類が多く見られた。 なので、イタリアでビールを頼んだら、知らずにドイツのビールを飲んでいる事もよくある。 しかし、全てのレストランがそうかわからないが、イタリアのレストランで出されるビールはさほど美味しくなかった。最も、Kaiserの元の味が美味しくないのかもしれないが、ランチのレストランで飲んだオーストリアビール「Puntigamer〈プンティガマー〉」も、オーストリアで飲んだときに比べると味が違った。 泡立ちが良くないし、炭酸が非常に強く残っており、軽い印象を受ける。 サーバーのメンテナンスがうまくないのと、注ぎ方もよくないのかもしれない。 やはりワインの国という事か。 因みにKaiserの情報だが、ドイツのNeuhausという街に1929年に設立された醸造所で、輸入等にも力を入れているそう。ラベルに描かれているのは、Neuhausにある

Bierreise Spain 13: Airbräu Kumulus/Fliegerquell

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昼ごはんを食べた後は、バスに乗車してParc Güell(グエル公園)へ向かいました。 ここも事前に購入したオンラインチケットで入場。 タイルを粉砕して作ったベンチの装飾は、じっくり見ると色々な柄があるため面白い。 公園は高台にあるため、バルセロナの街、地中海、そして左奥にかすかにサグラダファミリアを眺望する事が出来ます。 公園を見学し終えるともう時間は16:00。 再びバスに乗車し、市街地へ戻る。 お土産を少し買ってから、昨日訪問したセットポルテスへ。 今回はパエリアを二つ注文。海鮮のパエリアは海の幸のダシが効いていて絶品。 このお店、老舗の名店のため、有名人も数多く来店しているよう。 席の後ろには、そこに座った事がある有名人の名前が記されていて、レシートにその有名人の名前が記入されているので、それもまた思い出になります。 ちなみにこの日はThe Velvet UndergroundのLou Reed(ルー・リード)。偶然にも憧れのロックミュージシャンが座った席と、テンションが上がります。 食後は最後に再びスーパーで買い物をして、この日はおしまい。 翌日は、余った電車の回数券を使い、スペイン広場に行ってみてました。 この日は天気が崩れて雨。旅行中は一度も雨に当たらなかったので、本当に恵まれた旅になりました。 初めてのスペイン。最初は治安面など色々心配したものの、本当に素晴らしい国でした。 是非近いうちに再訪したいと強く思いました。 帰りはBarcelonaからミュンヘン経由で東京へ。 このミュンヘン経由、というのがミソで、最後にドイツビールで旅を締めくくります。 ずっと来てみたかったAirbräu(エアブロイ)。なんとミュンヘン空港内にある醸造所です。 流石はドイツ、流石はバイエルン。 最後の締めは、Fliegerquell(フリーガークヴェル)とKumulus(クムルス)。ここのビールの名前はどれも空とか飛行機に関連する名称がついているのも、空港の醸造所らしいですよね。 FliegerquellはHelles(ヘレス)、Kumulusはヴァイ