Bierreise Chezh&Austria: 2.Brauerei Spezial Weisse

BambergにあるKlein Venedig(小江戸ならぬ小ヴェネチア)と呼ばれる地区

引き続きBambergを紹介。
Altes Rathaus(旧市庁舎)があるder Regnitz(レグニッツ川)を渡り、古い街並みを歩くこと10分ほど。Domberg(ドームベルク)と呼ばれる丘の上に建つ、Bamberger Dom(バンベルク大聖堂)に辿り着きました。

四つの塔を持つ大聖堂は圧巻です。
平日とあってか、人もまばらだったこともあり、ゆっくりと巡ることが出来ました。

Alte HofhaltungのInnenhof(中庭)
 ここDombergには大聖堂の他にもAlte Hofhaltung(アルテ・ホフハルトゥング)やNeue Residenz(ノイエ・レシデンツ)等、司教領の宮殿があり、見ごたえのある建物が林立しています。
Domberg(ドームベルク)からJakobsberg(ヤコプスベルク)を望む




















Dombergからは他の丘を望むことができ、BambergかRegnitz川によって作り出された起伏のある街である事が伺えます。
Bambergはローマと同様、"七つの丘"の上に街が気付かれたことから、別名Fränkisches Rom(フランケン(地方)のローマ)とも呼ばれているそうです。
坂が好きな私にとってはたまらない地形です。

DombergよりKlein Veneigを望む

"ローマ"の他にも、BambergにはKlein Venedig(小ヴェネチア)と呼ばれる地区があり、水際に建つ17世紀の建物が非常に美しい。
ちなみにこうした小ヴェネチア(リトルヴェネチア?)は、ヨーロッパ各地にあるようです。日本で言う小京都や小江戸と同じ感覚でしょうか?


その後は再び"平地"に戻り、街をぶらぶら。

美しい街並みもこの街の魅力ではありますが、ビール好きにとっては何といっても、
ご当地ビールともいえるRauchbier(ラオホビア)がBamberg訪問のお目当て。

Rauchとはドイツ語で煙を意味し、Rauchbierは燻製にした麦芽を使っているビールの指します。
世界でもバンベルク地方でのみ製造されていたビールで、個性の強いビールです。
昨今ではMicrobreweryが同タイプのビールを製造しているため、割とポピュラーなビールになりつつあります。日本でも富士桜ビールなどがクオリティの高いRauchbierを製造しています。
ここBambergでRauchbierを製造する醸造所は幾つかありますが、主にSchlenkerla(シュレンケルラ)とSpezial(シュペツィアール)という醸造所がとりわけ有名です。
Tourist Infoでブラウハウス(醸造所に併設したビールが飲めるレストラン)の場所を聞き、今回はBrauereiSpezial(シュペツィアール醸造所)を訪れる事にしました。

醸造所直営のレストランは、地元の人が多く賑やかな感じです。今回はWeiss(ヴァイス)を頼む事にしました。


500mlありましたが、ほんとに美味しくあっという間に飲み干してしまいました。

Rauchbier(ラオホビア)独特の燻製香を非常に感じます。生(vomFass)でRauchbierを飲んだのは初だった事もあり、感動しつつ美味しく頂きました。

●○Spezialbräu:Weisse○●
Brewery: Spezialbräu
Location: Bamberg, Germany
Website: http://www.brauerei-spezial.de/

コメント