Sierra Nevada:Pale Ale

■Travel to the East Coast 2

6月20日、朝起きてひとまずジョギング。

今回の旅のテーマは、生活感重視なので、普通にジョギングシューズとか持参しちゃったりしてます。

セントラルパークにある池をぐるっと一周。
朝から健康的。ジョギングにもってこいの日和です。
マンハッタンの摩天楼をバックグラウンドに、最高の朝を満喫。

ジョギングを終えて、そこらにあるお店でサンドイッチを食べ、朝早くから観光を開始しました。

なんとまぁ爽やかー

続きはまた明日。
 
以下ビールレビュー。

Sierra Nevada(シエラネヴァダ)。
1979年にカリフォルニアのChico(チコ)で生まれた醸造所で、代表的なのがこのPale Aleで、赤銅色のエールビールだ。

味は非常にフルーティーで、苦味もやや感じる。
比較的エールが苦手な方だが、このビールは非常に美味しく頂きました。

最後にアメリカのビール事情について少し。

  • 大手ブランドのLight beerが主流
アメリカのビールを飲んだ事がある人ならわかると思いますが、現在アメリカでは軽い辛口のライトビールが非常にポピュラーになっています。
Miller(ミラー)やBudweiser(バドワイザー)等がその代表例。これらのビールが既に軽いにも関わらず、Miller's LightやBud Lightなる更に「軽い」ビールも発売されている程で、日本以上に軽いビールが好まれてる証ではないだろうか。

  • マイクロブリュワリーのCraft beer(クラフトビール)の存在 
そもそもアメリカではドイツ系移民を中心に多くの醸造所があったそうだが、1919年から1933年の14年間施行された禁酒法(Prohibition)により、多くの醸造所が閉鎖に追いやられてしまう。
禁酒解禁後、大手ブリュワリーが台頭し、殆どのビールが大きなビール工場で大量生産されるLager系のビールが主流になった。しかしながら1978年にカーター政権下でhome-brewing(個人での醸造)が法的に可能になると、小規模なMicrobrewery(マイクロブリュワリー)が各地で生まれ、80年代よりマイクロブルワリーブームが巻き起こる。


実際、現在アメリカには1500に近い醸造所!があり、街を訪れれば必ず1つは地元の醸造所があるといった感じだ。こうした醸造所で造られるビールは、見たところAle(エール)系のビールが中心で、バドワイザーなどのLager(ラガー)系ビールと一線を画し、重厚で苦いビールが造られている。

こうしてCraft beer(クラフトビール=ドイツ純粋令で定められているような、副原料を用いないビール)は、アメリカでかなりブームになっているようだが、本当にそうだろうか。

ある酒屋では非常に多くのクラフトビールを揃えている店があり、6本ぐらい購入したが、その内4本は賞味期限切れであった。つまり、売れ残ってしまっている事を意味している。
他の酒屋でもそういった光景を目にした。
サンプル数的には非常に少ないものの、こうした現状があったので、本当のアメリカビール事情はどうであるのか、是非知りたいところです。


●○Sierra Nevada: Pale Ale○●
Brewery: Sierra Nevada Brewing Co.
Location: Chico, U.S.A
Purchase Possibilities in Japan:×
Website: http://www.sierranevada.com/
★★★★★☆

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