Bierreise 2013 2: Hopf Helle Weiße



2日目はロマンチック街道の町、Nördlingen(ネルトリンゲン)へ。
中世の面影が色濃く残る美しい街です。

ミュンヘンからネルトリンゲンまでは、Bayern ticket(バイエルンチケット)を使ってRE(レギオナールエクスプレス)に乗って行きます。途中のDonauwörth(ドナウウェルト)で乗り換えて2時間ほどの道のりです。

余談ですが、今回はこの"バイエルンチケット"を非常に多用しました。

このチケットはバイエルン州内のほぼ全ての鉄道・バス・路面電車を利用出来るだけでなく、
Salzburg(ザルツブルク)等、国境に面する隣国まで行く事が出来ます。
何より嬉しいのがその価格で、1人使用の場合22EUR/日ですが、2人で26EUR/日、4人だと34EUR/日となり、4人で行くと1人1000円ほどでバイエルン内乗り放題となります。

そんなバイエルンチケットを使用し、ネルトリンゲンに着いたのは朝10:00頃。

朝は曇っていましたが、だんだんと日が出てきました。


 街中は木組みのFachwerkhaus(ファッハヴェルクハウス)が立ち並び、可愛い街並みです。


毎回ヨーロッパの街に行くと、必ず登りたくなる教会の塔。
 天気も良かったので登ってみる事にしました。

何段もある階段を息を切らしながら上がると、、、



絶景です。

中世の街並みを非常に良く残しており、教会・Marktplatz(マルクト広場)を中心として街が城壁で囲まれている様子が非常によく観察できます。

景色を堪能し、塔を下る途中に"猫"の貼り紙が。

気になったので、塔の管理人のおじいさんに聞いてみると、この塔に住んでいる猫だそう。
今いるのかと聞いてみると、「こっちに入っておいで」と管理室へと案内してくれました。


気持ちよさそうに睡眠中。

彼女の名前はWendelstein(ヴェンデルシュタイン)。何とも立派な名前ですが、
この教会の塔である"Daniel(ダニエル)"の旧称だそうです。

人に対しても警戒心がないようで、一躍ネルトリンゲンの人気者になり、
ヴェンデルシュタイン目当てで訪れる観光客も増えたとか。

まさに招き猫ですね。


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今日紹介するのは昨晩のレストランで飲んだ"Hopf(ホプフ)"を紹介。


 ドイツ南部のMiesbach(ミースバッハ)にある醸造所で、ヴァイツェンを中心に醸造しているそうです。

1892年にWeißbierbrauerei Miesbachとして創立し、1921年にHopf(ホプフ)家が引き継ぎました。
Hopfというのでビールの原材料であるホップ(ドイツ語でHopfen(ホプフェン)から由来しているのかと思いきや、経営者一族のファミリーネームだったのですね。

但し、ブランドマークにはホップの絵柄が使用されているので、この連想はあながち間違えではないようですね。

ラインナップは以下の通りです; 
  • Hopf Helle Weiße(ヘレ・ヴァイセ=通常のヴァイツェン)
  • Hopf Dunkle Weiße(ドゥンクレ・ヴァイセ=黒いヴァイツェン)
  • Hopf Die Leichtere(ディ・ライヒテレ=ライトなヴァイツェン)
  • Hopf Die Alkoholfreie(ディ・アルコーホールフライエ=ノンアルコール・ヴァイツェン)
  • Hopf Kristall Weiße(クリスタール・ヴァイセ)
  • Hopf Russ'n-Halbe(ルッスン-ハルベ=ラドラータイプのヴァイツェン)
  • Hopf Spezial Weiße(シュペツィアール・ヴァイセ=フェストビールタイプのアルコール高めのヴァイツェン)
  • Hopf Weißer Bock(ヴァイサー・ボック=ボックタイプのヴァイツェン)
  • Hopf white(ホワイト=マイルドな口当たりのヴァイツェン)
 ラインナップを眺めてみても全てがヴァイツェンというこだわり様。

 今回飲んだのはHelle Weiße。
なかなか濃厚で若干ではあるが苦味も少し感じます。

飲み後たがある美味しいヴァイツェンでした。

●○Hopf Helle Weiße○●
Brewery:Hopf Weißbierbrauerei Miesbach
Location: Miesbach, Germany
Website:http://www.hopfweisse.de/




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