Bierreise 2013 11:Union

ljubljanaの街並み。後ろがリブリャナ城。
 クロアチアを後にし、電車でスロベニアの首都Ljubljana(リュブリャーナ)へやってきました。
スロベニアは旧ユーゴスラビアの国でもユーゴ時代から経済的にも非常に豊かな国でした。

旧ユーゴ諸国の中で唯一EUに加盟しており、通貨もユーロ。
クロアチアから国境を越えて、「スロベニアは経済的に先進的だ」と感じたのは、
スロベニア圏内に入ると突然線路と駅のクオリティーが上がる事。

昨今の経済危機の状況を考えると、ポルトガル等と比べても国民一人当たりのGDPは高いかもしれませんね。


リブリャナ城への道
リブリャナに着いて、早速街をぶらりと散策します。

旧市街自体はコンパクトなので、主要な観光地はさらっと徒歩で巡れます。

リブリャナの中でも主要な観光地の内の一つ、リブリャナ城。
旧市街にある山の上にあるお城へは徒歩でもケーブルカーでも訪れる事ができます。

今回は徒歩で行きましたが、尋常じゃないくらい急斜面の道があり、なかなか足腰が鍛えられます。

山の上まで登るのはやや骨が折れますが、そこから見たリブリャナの風景はなかなか綺麗です。

 アドリア海から内陸へ、いよいよ気候も冬っぽさが増してきました。

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今日紹介するビールは、スロベニアのUnion(ウニオン)というビールです。
スロベニアの2大ビールはこのUnionとLaškoというビールで、
スロベニア国内ではよく見かけます。

2大競合なのかなと思っていたら、Unionは現在Laškoグループの傘下で、子会社のようです。

このUnionの醸造所はLjubljana市街にあり、醸造所博物館を擁し、見学も行えるみたいです。
いわばリブリャナっ子のビール、といった性格を持つUnionですが、少しその歴史を見てみましょう。

1864年にKosler醸造所としてスタートして、まもなく150周年を迎える醸造所です。
共産圏に取り込まれた他の東欧諸国のように、独自の社会主義体制を確立したユーゴスラビアに組み込まれたスロベニアにあるこの醸造所も、戦後は国営化されましたが、
現在は再び民営化されています。


 主力のLagerタイプのビールは口当たりがよく、やや軽い印象です。
苦味はさほど多くはないですが、やや炭酸感を感じるので喉越しなども楽しめます。

是非、もう一つの大手ビール「Laško」と飲み比べてみたいですね。

 ●○Union○●
Brewery: Pivovarna Union
 Location: Ljubljana, Slovenia
Website:http://www.pivo-union.si/


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