Bierreise 2017 Northern France 4: Lancelot: Blanche Hermine



Mont Saint-Michel観光を終え、またバスに乗りRennesの街に戻ってきました。
今日から2日間、このRennesの街に宿泊します。

この日は夜ご飯を食べに町の中心部へと向かうことにしました。
街は比較的コンパクトな街で、派手さのない静かな雰囲気です。

Palais Saint-Georges(サンジョルジュ宮殿)
Palais du commerce 
Opéra de Rennes

街の中心まで歩いてくると、大きな建物が多く立ち並び華やかな雰囲気です。



ただ少し路地に入ると、中世にタイムスリップしたような木組みの家々に囲まれた通りに入り込みました。この通りはRue Saint-Georges(サンジョルジュ通り)という通りで、Rennesの中でも賑やかな通りのうちの一つだとか。

1720年のRennesの大火を逃れたこの通りは、今でも中世の木組みの建物が多く林立し、観光名所の一つになっているようです。

ちなみにこうした木組みの家はドイツ語でFachwerkhaus(ファッハヴェルクハウス)と言いますが、フランス語ではmaison à pans de bois(パンドゥボア)と言うそうです。

この通りが観光客を惹きつける理由はもう一つ。通りの両サイドに多くのレストランがあること。特にこの地方の名物であるクレープが頂けるCrêperie(クレプリ)が多くあるんです。
 

 せっかくなんで混んでそうなCrêperieに入ってみることに。
今回入ったお店はL'instant Creperie(ランスタン・クレプリ)というお店。少しモダンな雰囲気のお店はテラスも満席。宿に帰ってTrip adviserを見ると、かなりの人気店。ぶらりと入って名店に出会うと嬉しいですね。

まずはBretage地方の名物ドリンク、Cidre(シードル)を頂きます。
初めて知ったことですが、シードルは写真左の陶器のコップで飲むのがスタンダードらしいです。 安くて美味しいのでぐいぐい飲んでしまいます。

そこで頂いたビールが、同じBretagne地方の醸造所、Brasserie Lancelot(ブラスリー ランスロ)のビール。
ビールの名前にはこの地方の方言(と言うより別言語)であるBreton語の名称も使われていて、まさにブルターニュ地方のビールといった感じです。
※ちなみに余談ですが、こちらがBrasserie LancelotのWebsite。
http://brasserie-lancelot.bzh/

初めて見るドメイン(末尾"bzh")だったので調べてみると、なんとブルターニュ地方(ブレトン語地域)の専用ドメインだとか!! ブレトン人の郷土愛がうかがえます。

今回頂いたのはBlanche Hermine(ブランシュ・エルミーヌ)。Hermineとはフランス語で"オコジョ"でブルターニュ地方に関連の強い動物です。(ラベルにも描かれています)

フルーティーでスパイシーなビールで、美味しい。
塩気のあるガレットにぴったりのビールでした。




ちなみに頂いたガレットはこちら。どちらもかなり美味しかったです。
テラス席からの眺め

偶然出会った美味しいお店に満足して店を出ることには既に9:00ごろ。


まだ明るい街を涼しい風にあたりながらホテルへと戻りました。

●○Lancelot: Blanche Hermine○●
Brewery: Brasserie Lancelot
Location:Val d'Oust,France
Website:http://brasserie-lancelot.bzh/

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