Bierreise 2008 Germany&Poland 1: Berliner Kindl:Jubiläums Pilsner



少し昔を振り返り、2008年の9月にヨーロッパ訪問した時のビール紀行を記したいと思います。早いものでもう10年も前になります。

この時はドイツ→ポーランド→ドイツと2週間かけて回りました。基本的には旧東ドイツ地域が中心です。

この旅をきっかけにドイツ東部の美しさに魅了され、今でもドイツを訪れるなら何度でも再訪したい土地になりました。そんな11年前の紀行記です。

初日(8/30)
日本から一度Frankfurtで乗り継ぎ、 Berlin Tegel Flughafen(ベルリン・テーゲル空港)へとやってきました。普段日本から欧州への飛行機は長くて退屈なのですが、今回は大学の交換留学生と言うドイツ人と色々話しながらだったので、あっと言う間に感じました。

前回訪れたのは2年前で、5~6時間ほどの滞在時間だったこともあり、かなり慌ただしい訪問でしたが、今回は比較的長居をする事とあって、Berlinをしっかり満喫するつもりです。

今回の滞在先は、Berlin郊外にあるKöpenick(ケーペニック)。基本的にベルリンの中心はホテルが高い事もあり、郊外で滞在します。
空港からはバスとS-BahnとStraßenbahntと乗り継いで行きます。途中、Alexanderplatzで水や食料を調達し、宿に着いたのは20時頃。まだ少し明るいうちに到着です。

かなり疲れましたが宿はかなり綺麗だったので、滞在にもテンションが上がります。明日から楽しみです。

この日飲んだビール、Berliner Kindl(ベルリナーキンドル)を紹介します。
Berliner Kindlは恐らくベルリンで一番有名なビールですが、その歴史は1872年に遡ります。1872年に現在のBerliner Kindl醸造所の前進であるVereinsbrauerei Berliner Gastwirte zu Berlin AGが設立され、1890年にはミュンヘナータイプの下面発酵ビールであるBerliner Kindl(ベルリナーキンドル)が発売されます。
そもそもベルリナーキンドルとは、「ベルリン子僧」という意味。ラベルにも少年の姿が描かれておりますが、これはそもそもミュンヘンで好評を博していたミュンヘン市のワッペンマスコットであるMünchner Kindl(ミュンヘン子僧)から名づけられたのだとか。

因みにベルリナーキンドルの主なラインナップは以下の通り。
  • Jubiläums Pilsner(Jubi、ベルリン750周年を記念して醸造、ホップの香りが豊か)
  • Pils(創業時からのピルスナービール)
  • Weisse(Schankbier(麦汁7%-10.9%、軽めのビール。)、ベルリナーキンドルの名物的ビールで、赤や緑のシロップと飲まれる事も多い。)
  • Weisse mit Schuss(シロップ色の白ビール。Himbeere(木イチゴ), Waldmeister(クルマバソウ) Schwarze Johannisbeere(クロスグリ)の3種類)
  • Heller Bock(淡色のボックビール)
  • Dunkler Bock(茶色のボックビール)
  • Export(エクスポートビール)
  • Radler(ラドラー)

今回飲んだのはJubi(ユービ)と呼ばれるJubiläums Pilsner(ユービレウム・ピルスナー)。
若干軽い感じがする中でも麦芽の味がしっかりしている。
夏に飲むと非常に美味しいと思います。


 ●○Jubiläums Pilsner○●
Brewery: Berliner Kindl Brauerei
Location: Berlin, Germany
Website:http://www.berliner-kindl.de/

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