Bierreise 2008 Germany&Poland 13:Tyskie


Görlitzの街並み
この日はDresdenからPoland国境にほど近いLausitz(ラウジッツ)地方へと旅をします。

朝は宿のある所からDresdenHbf(中央駅)まで散歩がてら歩いていきます。
途中Deutsch Bahnの線路を超える際、ドーム状のDresdenHbfが見えます。

最初の目的地はGörlitz(ゲルリッツ)。
Dresdenから電車で1時間ほどです。
Görlitz駅。 駅前からはTramが走っています 
駅から旧市街までは歩いて20分ほど。街の探検がてら、歩いてゆっくり向かいます。


街のどこを歩いても、美しい!
建物がどれも荘厳で、小さな地方の街ですが、ParisやPraha等の大都市を歩いているような、そんな美しさがあります。

暫くすると旧市街に到着。




旧市街も新市街とは異なり、中世の街並みがそのまま残っています。
日本人には馴染みのない街ではありますが、間違いなくお勧めの観光地です。

美しい旧市街がGörlitzの魅力ではありますが、Polandとの国境も見どころ。
Altstadtbrücke(アルトシュタット橋) 
先日Frankfurt an der Orderにて、Oder(オーダー川)にかかる国境を紹介しましたが、こちらの国境は写真の距離。小川にかかる橋を超えれば簡単にPolandに行く事が可能です。

Poland対岸の街Zgorzelec(ズゴジェレツ)は、第二次大戦前までは同じGörlitzの街の一部でした。Altstadt(旧市街)と川の向こう側の街を結ぶAltstadtbrückeは13世紀から、何度も改築されながらも二つの街を結ぶ大切な生活路として、Görlitz市民に愛されてきました。しかしながら第二次大戦中に爆破されてしまい、また、大戦後にdie Neisse側に国境が引かれると、両町ともに別々の国になった事もあり、それ以来60年以上、この場所に橋が架かることはありませんでした。

再びこの場所に橋が架けられたのは2004年のこと。

当時はまだシェンゲン協定が締結されていなかったため、この小さい橋にも国境検問が存在していましたが、シェンゲン協定締結後は撤廃され、国境の橋とは思えない姿となりました。


再び二つの街を結ぶ、大事な生活路として、地元の人に愛されているようです。



美しい街でした。是非とも再訪したいです。
(1年後再訪することになるのですが...)


今回紹介する最後のポーランドビール、Tyskie(ティスキエ)。

ポーランドで最も有名なビールブランドの内の1つで、ポーランド最大手のビール会社Kompania Piwowarska SA(市場占有率は40%以上を占めている)傘下のTyskie Browary Książęceで醸造されています。

創業は1629年で、ポーランド最古のビール醸造所で全て。

ラガータイプのこのビールは、飲みやすくて美味しい。
ポーランドといえばズブロッカに代表されるようなウォッカのイメージが強かったですが、ビールも色々な種類があって面白いです。まだ飲んでないビールも多いので、また機会があれば是非飲みたいです。

●○Tyskie○●
Brewery: Tyskie Browary Książęce
Location: Tychy, Poland

コメント