Bierreise 2008 Germany&Poland 15:Freiberger Pils

Bautzenの街並み。絶景。


この日は、再びGörlitz方面の電車に乗りBautzen(バウツェン)という街にやってきました。 街の周囲を流れるSpree川が自然堤防になっていて、中世の城壁が今も残ります。
街の遠景はため息が出るほど美しい。

Bautzen駅 二か国語で書かれた看板
Dresdenからは1時間ほどで到着です。
先日のCottbusの回でもご紹介しましたが、ここBautzenもSorben(ソルブ人)の文化の中心地であり、街の至る所で二か国語の看板を見かけることが出来ます。

市内にはドイツ語/ソルブ語の二か国語で授業が行われる学校もあるようで、
マイノリティ言語を尊重し、保護しようとする活動が活発なところは”西欧”ならでは。

ここBautzen(バウツェン)はソルブ語でBudyšin(ブディシン)と呼ばれています。
元々はスラブ系民族によって築かれた街である事から、歴史的にもスラブ語系由来の”ブディシン”に近い名称で呼ばれる事が多かったそうで、ようやく15世紀頃になると"ドイツ的な"名称であるBautzenに近い名称も使われるようになったそうです。
19世紀までは、Budissin(ブディシン)とBautzen両方の名称か使われていたそうですが、1868年にBautzenが公式名称として定められたそうです。

そんなBautzenを散歩。この日は好天に恵まれたので観光日和です。




坂あり高低差ありの街が好きな私にとって、絶好の地形。
美しい街です。

途中立ち寄ったTourist informationで買ったハガキにSpree側の対岸の丘からBautzenの街を撮った写真が印刷されており、せっかく時間があるので、同じ風景を見てみたい、との思いで、ちょこっとウォーキングをしてみることに。

街の人に道を聞きながら、旧市街の中心から歩くこと20分ほど。
Topに載せた写真とは違い、また違うBautzenの街並みを堪能できました。

昨日のGörlitzもそうですが、Lausitz地方にはまだまだ日本では知られていない美しい街が幾つも存在しています。他の街も今後開拓したいですね。

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この日はFreiberger(フライベルガー)を紹介します。
1850年にザクセン州のFreiberg(フライベルク)に設立した”Commun-Brauhof zu Freiberg”がFreiberger Brauhaus(フライベルク醸造所)の始まりです。

フライベルク醸造所は、ザクセン初の醸造所で、また、1898年の時点でAG(Aktien-Gesellschaft=株式会社)になり、ドイツでも最も古い株式会社の内の1つとされています。

 現在、ザクセン地方でも有名なビールの内の1つで、色々なところで飲む事が出来きます。
Websiteを見る限り、色々な種類のビールを醸造しているそうですが、メインは何と言ってもFreiberger Pils(フライベルガー・ピルス)。
ホップの味がやや効いていて喉越しのいいビールです。

●○Freiberger Pils○●
Brewery: Freiberger Brauhaus
Location: Freiberg, Germany
Website: http://www.freibergerpils.de/


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