熊澤酒造 湘南ビール

 元々日本酒の醸造元で、地ビールも並行で生産をしている醸造所には、
昔からある酒蔵や比較的広大な土地等を生かし、お洒落な空間を演出しているところが増えてきました。

石川酒造の福生のビール小屋や、先日紹介した常陸野ネストビールで知られる木内酒造等がその一例として挙げられますが、今回紹介する湘南ビールの醸造元、熊澤酒造も非常にいい雰囲気であるとの情報を耳にし、早速訪問する事にしました。
 醸造元である熊澤酒造は茅ヶ崎から相模線に乗り二駅目の香川駅にあります。

相模線に乗ったのは初めて。単線のいい感じのローカル線です。

 香川駅からは歩いて5分ほど。

比較的大きな道を歩いていくと…

 湘南ビールの看板発見!

看板の案内どおり右に進んでいくと、

 ジブリの映画に出てきそうな、緑で一杯のアーケードを発見。
ここが熊澤酒造の入り口です。

醸造所は勿論、ギャラリーやパン屋さん、そして今回訪問するイタリアンレストランがあったりと、
雰囲気は軽井沢のお洒落レストランのような感じ。
パン屋さん
Mokichi Trattoria
 夏休みという事もありましたが、
店内は大盛況。

お昼ごはんは既に済ましてきていたので、
簡単なおつまみとビールを堪能する事にしました。

 ビールのメニューはこんな感じです。
湘南ビールは基本スーパー等では3種類ほどしか見たことが無かったので、
こんなに種類があって驚き!
 早速前菜のアンティパストミスト5種をおつまみに注文。

彩り豊かな見た目に食欲をそそられます。
写真左はなんと生ハムと夕張メロンの組合せ。意外とこれが美味しいんです。

 まず一杯目はヴァイツェンを注文。
濁り気はそれほど無い、比較的クリアな見た目です。

アメリカの地ビールのWheat Beerのような、苦味も程よく感じられる
爽快感の味わいです。柑橘系を思わせるフレッシュさがあります。

 続いてベルジャンスタウト。
むむむ、こちらは先ほどのビールとは違い、なかなかヘビーボディーです。

この真っ黒な見た目通り、ロースト麦芽の香ばしい匂いと若干の甘さが感じられる、
しっかりとした味のスタウトです。

最後はすっきりとゴールデンエールで〆ました。

こちらもフルーティーな味わいで、比較的ライトな味わいでした。
あれだけ種類があると、是非ともまた再訪したいところです。

ちなみに熊澤酒造は醸造元である香川以外にも、
茅ヶ崎/藤沢等にも直営レストランを展開しているそうですので、
そちらも機会があったらレポートします。

●○熊澤酒造 湘南ビール○●
Brewery:Kumazawa Brewery
 Location: Chigasaki,Japan
Website:http://www.kumazawa.jp/

コメント