Bierreise 2008 Germany&Poland 6:Berliner Kindl Weisse Rot

ドイツの首都、Berlin(ベルリン)。
戦前からドイツ帝国(Kaiserreich)の首都であり、  
第二次大戦中は、ソ連との激しいベルリン市街戦が繰り広げられ、
戦後は4カ国(英・米・仏・ソ)に分割。
1961年には、街の真ん中にベルリンの壁が築かれ、
約30年間、1つの街が完全に分断され、
「資本主義対社会主義」という冷戦構造の縮図が、このBErlinの中に存在していました。
1989年にベルリンの壁が崩壊され、数年後東西ドイツは統一。
首都はBonnからBerlinに移され、Berlinはヨーロッパの中心として、新たな一歩を踏み始めています。

この日はそんなBerlinの中心街を巡ります。
Frankfurter Tor  ロシアのような街並み
まずはトラムに乗り、Warschauer Straße(ワルシャワ通り)とFrankfurter Allee(フランクフルター・アレー)が交わるFrankfurter Tor(フランクフルト門)へ。ちなみにこの場合のFrankfurtは欧州銀行のあるFrankfurt am Main(マイン川沿いのフランクフルト)ではなく、ポーランド国境に面するFrankfurt an der Order(オーダー川沿いのフランクフルト)を指します。

そこからWarschauer Straßeを南下すると、レンガ造りの美しい橋が見えてきます。
Oberbaumbrücke(オーバーバウム橋)というこの橋はSpree川にかかる車とU-Bahn(地下鉄)用の橋。
この少し先には、Berliner Mauer(ベルリンの壁)が今も存在していますが、この橋は冷戦時代、東西に分断されていた橋で、再び通れるようになったのはほんの30年も前のことなのです。

Oberbaumbrücke
Berliner Mauer
 Kaiser-Wilhelm-Gedächtnis-Kirche(カイザー・ヴィルヘルム・記念教会)
戦争で破壊されたままの姿で保存されている
Siegessäule(戦勝記念塔)
そもそもはReichstag(帝国議会、現在の国会議事堂)前にあったが、Hitlerが推し進めた都市計画Welthauptstadt Germania(世界首都ゲルマニア)構想を具現化するため、建築家であり当時の軍需大臣であったSpeer(シュペーア)の元、今の位置に移設された

Berliner Dom(ベルリン大聖堂)
この隣にはPalast der Repiblik(共和国宮殿)という東独時代の建物があったが、現在戦前まであったBerliner Schloss(ベルリン宮殿)が再建中だとか

Museuminsel(博物館等)

その後は、U-Bahnに乗りKu'damm(クーダム)へ。その後は様々な場所をぶらぶら。ゆったりベルリンを観光満喫します。

そんなベルリンで歩き疲れた時は、是非カフェに入ってみましょう。
ベルリン名物の、こんなビールに出会えます。
 先日もBerliner Kindl(ベルリナーキンドル)を紹介しましたが、
これがシロップ(キイチゴ)入りのWeisse(ヴァイセ)。

このカフェにはRot(赤)とGrün(緑)があり、赤を頼むとこのヴァイセが出てくる。
味は中々甘く、ビールといった感じはあまりしない。
個人的には結構好きな味で、いい感じ。ベルリンの味。
●○Berliner Kindl Weisse: Rot○●
Brewery: Berliner Kindl Brauerei
Location: Berlin, Germany
Website:http://www.berliner- kindl.de/

コメント