Bierreise 2009 Germany&Scandinavia 26: Uerige Alt


東から一気に電車でデュッセルドルフへとやってきました。

日系企業の集積地として長年有名な街ですが、現在も5000人ほどの日本人がこのデュッセルドルフで暮らしているそうです。

中心街を歩いていても、日本人、日本語の看板、日本料理のお店等を頻繁に見かけるので、なんとなしにアウェー感を感じない街です。

こうした"日本人街"もデュッセルドルフの1つの特徴ではありますが、デュッセルドルフといってまず特筆すべき事は、Altbier(アルトビール)の主要産地だということです。

夏になれば、旧市街のレストランのテラスや、特設されたビールカウンターでAltbierを飲む人でごった返します。

まさにAltbierの聖地といったところです。
レストランに入らなくても、広場等にある出店で注文して飲むことが出来るので、気軽に一杯頂けます。
そんなデュッセルドルフの出店で飲んだUerige(エーリゲ)のAltbierを紹介。

そもそもAltbierとは上面発酵タイプのビールで、茶色がかった色が特徴で、ドイツ版エールビールと考えればわかりやすいと思います。
Altbierとは日本語で「古いビール」といった意味になりますが、「昔ながらの伝統的な製法で作ったビール」のことを指し、Alt(=英)old)と名づけられているのだそうです。

今回紹介するUerige(エーリゲ)は、1862年からDüsseldorf(デュッセルドルフ)のAltstadt(旧市街)で醸造をしている老舗醸造所です。

Altbierをメインに醸造してはいるのですが、変り種として、1月と10月の一年に2度しか飲めないUerige Sticke(エーリゲ・シュティッケ)というアルコール度6%の若干ストロングなAltbierや、デュッセルドルフ近郊では珍しいWeizen(ヴァイツェン)も醸造していたりと面白い。因みに2009年度のUerige Stickeは10月19日に飲むことが出来たそう。

さて、お待ち兼ねのAltbier。筒状のグラスに出されるのが特徴。
全体的にモルトの味が際立ちます。そもそもAltbierはそれほど好きなスタイルではない(ビール好きなのに)のですが、これは美味しかったです。後味に感じるホップの苦味もなんともいい感じです。

一気に飲み干しました。最高です。

因みに、冒頭でデュッセルドルフは日本人が多いという話をしましたが、
 ラーメンも食べれます。普通に日本語で会計をしてくるので、自分がドイツにいる事を忘れてしまいます笑

●○Uerige:Alt○●
Brewery:Uerige Brauerei
Location: Düsseldorf, Germany
Website:http://www.uerige.de/

コメント