Bierreise 2013 16: Ottakringer Goldfassl Zwickl

 再びウィーンに戻ってきました。
 常に賑やかなStephan Platz(シュテファン広場)

今日は街の紹介ではなく、美味しいグルメを紹介しましょう。

Plachutta(プラフッタ)

ウィーン名物である牛肉煮込み料理であるTafelspitz(ターフェルシュピッツ)の名店です。
基本予約しないと入れないほどの名店らしく、当日予約したら"満席"と言われてしまいました。

ただ、ランチタイムは空きがあるかもしれない!
と思って行った所、やはり満席。

何時からでも良いので食べたい!とお伝えすると、偶然にも店長っぽいおじさんに"わかった!顔を覚えておくから14:30にまた来てくれ"と、約束され、なんとか予約を出来ました。

果たして本当にこれで予約が出来たのか、かなり不安でしたが、時間通り行くと、例の店長がいて、私たちを案内してくれました。

これがTafelspitzel。左の鍋の中には牛肉や野菜、右の鍋にはポテトが盛られています。

この鍋のお肉を店員さんが綺麗に分けてくれて、

 このようにお皿に盛り付けてくれます。

とにかく、、、

逸品!!旨すぎました。

牛肉もさることながら、スープも非常においしく大満足です。

次回訪問の際は、事前に予約をして訪問したい名店でした。


 ここではOttakringer Goldfassl Zwickl(オッタクリンガー・ゴールドファッスル・ツヴィックル)を飲みました。

Ottakringerの説明をすると…、1837年に製粉職人であったHeinrich Plank(ハインリッヒ プランク)がウィーンのOttakring(オッタクリンク)に醸造所を立てたのがこの醸造所の起源になります。
その当時ウィーンには40を超える醸造所があったそうですが、比較的大規模で今も現存している醸造所は、なんとこのOttakringerしかないとのこと。

現在Ottakringerでは主に3つのブランドがあります。
一つ目のOttakringerで、看板ブランドのHellesやRadlerなど一般的に飲まれてるビールです。(こちらは冒頭で紹介した4月の記事で紹介しました)
二つ目が、Null Komma Josef(ヌル・コマ・ヨーゼフ)。Null Kommaとはドイツ語で「0.(ゼロ コンマ)」を意味し、その名のとおりノンアルコール(0.5%)ビールのことを指します。
最後に紹介するのが、Gold Fassl(ゴールド ファッスル)。いわゆるプレミアムビールの類で、PilsnerやBock、Zwickl、更にはオーガニックにこだわったPurなど魅力的な種類のビールを市場に提供しています。

今日紹介するのは、その中でもGold FasslのZwicklを紹介。

恐らく樽生で提供されました。
無ろ過であるため、濁っているZwicklは新鮮さがなにより大切なビール。

フレッシュなZwicklの味わいは、OttakringerのHellesとは違い、クリーミーで丸みのある味わいです。
このGold Fasslとはなかなか魅力あるブランドで、Zwickl Rotという焙煎麦芽を用いたZwicklもあるとのこと。こちらも次の機会に是非飲んでみたいです。

長く続いた2013 Bierreiseも今日で最終号。
最後にウィーンの夜の風景をお送りします;


またBierreise 2014をお楽しみに。

●○Ottakringer Goldfassl Zwickl○●
Brewery: Ottakringer
Location: Wien, Austria
Website:http://www.ottakringer.at/

 Bierreise 2013_旅程
1.Tokyo-München
2.München-Nördlingen-München
3.München-Füssen
4.Füssen-München-Aying
5.Aying-Salzburg
6.Salzburg-Wien
7.Wien-Mikulov-Wien
8.Wien-Tokyo

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