König Ludwig Weißbier Hell- 神秘の国 みちのく20 山形

寒い毎日が続きますが、
春の写真をアップデートしました。

姥湯温泉。

耳にした事もないかもしれませんが、東北には秘湯みたいな、ホントに山奥に佇む
温泉が多くあるようです。

姥湯温泉もその一つで、福島と米沢を結ぶ万世大路こと国道13号を
栗子スキー場近くで西へ曲がり、ずーっと細い山道を延々と進み、
時にはスイッチバックをしなければいけないぐらいのヘアピンカーブ(スイッチバックが必要っていう看板が実際出てます!)を曲がり、数時間たった後にようやくたどり着きます。

沿道からはトップの写真のような美しい風景に出会えるので、春先とかはハイキングがてらいいかもしれません。

 で、温泉ですが、

↑ここにあります。

恐ろしいほどの秘湯です。

こんな温泉旅を気軽に出来るのも東北の魅力。

**********************
今日紹介するビールは、Schlossbrauerei Kaltenberg(カルテンベルク・シュロス醸造所)König Ludwig Weißbier Hell(ケーニッヒ・ルートヴィッヒ・ヴァイスビア・ヘル)です。
この醸造所は、König Ludwig(ルートヴィッヒ国王)とあるように、
バイエルン国王等も輩出したWittelsbach(ヴィッテルスバッハ)家が所有する由緒ある醸造所です。

バイエルン王室と南ドイツのビール文化との結びつきは非常に密接で、
ドイツに今も残る「Reinheitsgebot=ビール純粋令」はバイエルン公のヴィルヘルム4世が制定したものであり、また、今や有名なビールの祭典となったOktoberfestも、バイエルン国のLudwig (ルートヴィッヒ一世)の結婚式を祝うお祭りがその起源といわれています。

また、Maximilian(マキシミリアン一世)は、南ドイツの名物とも言えるWeissbier(ヴァイスビア)の醸造権を国王家の特権とし、事実上の寡占状態にし、財政を賄った事もあるとか。

現在は、バイエルン最後の国王Ludwig Ⅲ(ルートヴィッヒ三世)のひ孫にあたるLuipold Prinz氏が所有しており、「Prinzlegend Luidpold Weizenbock」と自らの名前を称したWeizen Bockが発売されています。
そんな格式ある醸造所ですが、現在もKaltenbergというお城で醸造されており、Weizen系を重点的に取り扱っています。

今回頂いたのはWeizenのHell。淡色のヴァイツェンである。
 フルーティーとまろやかさがある、まったりとした味わい。
美味しいヴァイツェンです。

●○König Ludwig Weißbier Hell○●
Brewery:Schlossbrauerei Kaltenberg
Location:Geltendorf, Germany
Website:http://royal-bavarian-beer-selection.com/

コメント