Bierreise Czech 20: Jihlavský grand 18°

カレル橋とプラハ城
プラハ訪問3回目にして、初めて見た「プラハ城+カレル橋の夜景」。
ヴルタヴァ川沿いの道から見るプラハの街並みは、初めて訪問したときに、
感動のあまり立ち尽くしてしまった訳ですが、それから7年たった今も、この夜景の
素晴らしさに再び立ち尽くしてしまいました。


旧市街広場 時計台
旧市街広場
市民会館
 チェコ最後の日に相応しい、非常に充実した散歩を終えホテルに戻ってきました。


 翌日は早朝にカレル橋まで散歩。
昼前の飛行機で、ウィーン経由で再度東京へと戻りました。


今回は今まで以上に新しいビールに巡りあえ、まさに「Bierreise(ビアライゼ)=(独)ビール紀行」に相応しい旅となりました。
地元のブルワリーレストランを幾つか訪問して、今までの伝統的なビールに加え、新鋭のブルワリーも多く誕生しつつある事を肌(舌)で実感しました。

また数年後訪れると、また違ったチェコのビール市場の変化を感じる事が出来るかもしれません。

しかし、年と共に胃の衰えも感じた旅でもありましたが・・・笑

 また、美味しいビールを求め、旅に出ます。

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本日紹介するビールは…


 Jihlavský grand 18°(イフラヴスキー・グランド)

チェコの中小醸造所のビールグループ「Pivovary Lobkowicz」グループの一員である、
Pivovar Jihlava(イウラヴァ醸造所)のビールです。

ハリネズミのマークが可愛らしいこのビールは、最近では日本でも見かけることが出来るようになりました。

Pivovar JihlavaがあるJihlave(イフラヴァ)市、ドイツ名Iglau(イグラウ)は中世の時代からビールが有名で、特にオーストリアを中心とする海外で、その品質の良さから非常に好まれていたそうです。

1860年にはIglau市にある小さな4つの醸造所が合併し、新たな近代的な醸造所を設立されました。
これが今日のPivovar Jihlava(イフラヴァ醸造所)です。

100年の間に戦争や共産圏時代等を経験し、また人々のビール嗜好に合わせて、
ビールは比較的ライトなビールを醸造するようになっていたのか分かりませんが、
とにかく2008年に昔からの製法でビールを造るようになり、風味豊かなチェコの伝統的ビールを
ラインアップとして登場させてから、国内外でも注目を集める醸造所となったそうです。


 今回紹介するJihlavský Grandは、フラッグシップと言えるビールですが、
この他にも、

  • Ježek 11%(イェジェック 11%  スタンダードなラガービール)
  • Linie(リーニエ フレッシュな味わいのビール)
  • Pivoj(ピヴォイ ライトなビール。これが2008年リニューアル以前の味なのか?)
  • Šenkovní(シェンコヴニ  PivojとJežekとの中間と思われる比較的ライトなビール)
  • Telčský Zachariáš(Telčで醸造されていたビール)
があるようです。個人的にはLinieというビールがどういったものなのかが非常に気になります。

  今回頂いたJihlavský grand 18°はエチケットの色のように、比較的赤みがかった色をしています。
 麦汁濃度が18%と比較的濃厚なビールですが、確かに口に含んでみると、甘みが口の中に広がり、なかなかフルボディー(vollmundig)な味わいのビールです。

チェコビールの醍醐味を十分に堪能できるビールです。

●○Jihlavský grand 18°○●
Brewery: Pivovar Jihlava
Location: Jihlava,Czech
Website:http://www.pivovar-jihlava.cz/


Bierreise Czech_旅程
1.Tokyo-Wien-Praha
2.Praha-České Budějovice-Český Krumlov
3.Český Krumlov-Praha
4.Praha
5.Praha-Kutná Hora
6.Praha
7.Praha-Wien-Tokyo


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