Bierreise 2012 1: Ožujsko

11月末にクロアチア/スロベニア/オーストリアへと行って来ました。
 短い旅程の中でしたが、今回も様々な醸造所を訪れ、様々なビールを堪能してきました。

Bierreise(ビアライゼ=ビール旅行)ということで、各地のビールを旅行記を交えながらシリーズで紹介したいと思います。


ドブロブニクの朝。アドリア海を一望する。
まずは初日。

初日は東京からウィーン、ザグレブと乗り継いでクロアチアのドブロブニクまで一気に向かいました。所要時間はおよそ18時間というなかなかハードなスケジュールでした。

最初の目的地であるDobrovnik(ドブロブニク)はアドリア海の真珠とも称されるほど美しい街並みが残る街です。 世界遺産にも登録されており、現在は日本人も多く訪れる街だとか。

ドブロブニクだけでなく、クロアチアのアドリア海沿岸は毎年ヨーロッパのバカンス客を中心に大変い賑わうそうで、逆に冬は雨季ともあってオフシーズン。

ただし、

運よくこんなにもいい天気に恵まれました。
11月下旬とのことで、絶対寒いだろうなと思っていましたが、まさかの長袖一枚で過ごせるほどの暖かさでした。

冬なので観光客もまばら。
夏のハイシーズンにおもいっきし稼いで、冬は休むお店も多いようで、
街によってはレストランが閉まってたりします。

まずは山の上へロープウェーで登る事にしました。
山の上から見る街並みはまさに絶景。
これほどまでにしっかり城壁が残されている町並みも珍しく、
ホントに圧巻の景色です。

山頂まではロープーウェーでも行くことが出来ますが、
帰りは歩いて帰るのもお勧めです。
(およそ40分~60分ぐらい)

天気がよければ、これほどまでに美しい景色が堪能できます。
山の上には山羊がいたりと牧歌的・・・


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それではビールを紹介しましょう。

ビールのいいところはワインとかとは違い、世界各国至る所で作られ、飲まれているところです。

クロアチアはワインの国ですが、ビールも好まれて飲まれています。

代表格が今日紹介する、Ožujsko(オジュイスコ)
缶のデザイン。暖かいアドリア海を望みながら飲む一杯は最高でした。

ザグレブにあるZagrebačka pivovara(ザグレブ醸造所)で醸造されるLagerタイプのビールです。

マーケットシェアの40%占める最大手で、ラベルデザインにはクロアチアの象徴である、赤と白のチェック、シャホヴニツァ(Šahovnica)が描かれておりまさに国民的ビールです。

Žuja(ジューヤ)との愛称で親しまれているこのビールは、醸造所開業当時の1893年から醸造されており、現存するクロアチアビールの中でも最古のビールとも言われています。

瓶はこんな感じ。
ちなみにOžujskoとは、Ožujak(クロアチア語で3月を意味)に由来しており、 3月は一番いいビールが醸造される時期なので、いいビールが醸造できるようにとの願いをこめてネーミングされたのでしょうね。 味はドイツのビールとかと比べるとライトな味わいです。 どちらかというと麦芽の味がし、モルティーです。

 ●○Ožujsko Pivo○●
Brewery: Zagrebačka pivovara
Location: Zagreb,Croatia
Website:http://www.ozujsko.com/




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