Krönleins Stockholm Fine Festival Beer

いつかの江ノ島。
鳥が冬支度してたり、
冬の空気で、山も夕景も綺麗だったり。

寒いけど、冬の江ノ島も好きです。

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今日紹介するのは先日に引き続きKrönleins醸造所Stockholm Fine Festival Beerです。

 冬を感じさせる美しい缶のデザインですね。
ストックホルム市庁舎がラベルに描かれています。

 Krönleins醸造所が有しているThree Heartsと呼ばれるブランドのビールのようです。
ドイツで言うFestbier(フェストビア=英Festival Beer)と同じスタイルなのか、アルコールは意外に普通で5.3%。同じブランドでアルコール度数7.2%のタイプも市場に出ており、こちらがどちらかというとFestbier(フェストビア)という性格が強いかもしれません。

味はモルトの味わいが若干深い。それでいて、そこまで重い感じもしないので、
 飲みやすいビールです。

因みに参考情報ですが、スウェーデンではビール事情に関してちょこっと。

スウェーデンのビールはアルコール度数に応じて、以下の種類に分かれます。
Lättöl(Light Beer) アルコール度数:2.25%以下
Folköl(Beer) アルコール度数:2.25%-3.5%
Starköl(Strong Beer) アルコール度数:3.5%以上。
この分類は税制もあるのかもしれませんが、種類によって買える人・場所が異なってきます。
例えば、Lättölは誰でも買う事が出来、FolkölStarkölは18歳以上でないと購入する事ができません。

それではFolkölとStarkölの違いはどこにあるのか。
面白い事に、スウェーデンは種類は専売制になっておりSystembolagetというお店でのみしか、
Starkölを購入する事の出来ないとのことだ。(もしくは許可を得たレストランやパブ)

因みに Systembolageは20歳以上でないと買う事の出来ないそうで、お店では18歳からStarkölを飲む事が出来るのに対し、お店で購入して家で飲む場合は20歳からでないと飲む事が出来ないなんていう面白い事態になっています笑
この情報を調べていてハッとしたことがあります。

私が数年前にスウェーデンを訪れた際、(下のURL参照)
http://skaal-bier.blogspot.jp/2010/11/norrlands-guldlattol.html
http://skaal-bier.blogspot.jp/2010/11/spendrupsold-gold_20.html

アルコール3.5%以下のビールしか買えない理由がよくわかりました。
当時はこの事を知らずにスーパーでビールを買っていたためです。
ちょっと悔しい気分になりましたが、次訪れる楽しみが増えました。

●○Krönleins Stockholm Fine Festival Beer○●
Brewery: Krönleins Bryggeri
Location: Halmstad, Sweden
Website:http://www.kronleins.se/

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